祇園祭と戦国京都 改訂版 (法蔵館文庫) [文庫]
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祇園祭と戦国京都 改訂版 (法蔵館文庫) [文庫]

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出版社:法蔵館
販売開始日: 2021/07/09
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祇園祭と戦国京都 改訂版 (法蔵館文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    紙芝居や小説・映画を通じて祇園祭に託された「権力に抵抗する民衆の祭」というイメージは、はたして実態に合うものなのか。紙芝居などの題材である戦国期の祇園祭(祇園会)にスポットを当て、室町幕府や延暦寺との関係、そして神輿渡御・山鉾巡行を担う都市民の姿、乱世の煽りを受けて式日が混乱を極めていく様子を、当時の政情や政教関係を踏まえて描く。イメージと史実を比較し、中世都市祭礼たる祇園祭のリアルに迫った労作。
  • 目次

    はじめに
    現在の山鉾巡行/山鉾巡行の道筋/戦後におこった大きな変化/解体される山鉾と疫神遷却/現在の神輿渡御/神輿渡御と御旅所/冬の祇園祭/戦国時代の祇園祭に対するイメージ

    第一章 イメージとしての祇園祭
    1 紙芝居「祇園祭」
    『祇園祭』(東京大学出版会)の刊行/紙芝居「祇園祭」の製作/国民的歴史学運動と祇園祭/紙芝居「祇園祭」のストーリー/紙芝居に対する反応
    2 小説『祇園祭』と映画『祇園祭』
    数奇な運命/映画『祇園祭』のストーリー/巨大オープンセットと有名俳優/かたちづくられてきたイメージ

    第二章 天文二年の祇園祭
    1 天文元年~二年六月の政治状況
    天下将軍御二人/一向一揆と法華一揆/都市と都市の戦い/一向一揆との攻防/大坂本願寺との戦い/近づく式日
    2 天文二年の祇園祭
    祭礼執行の主導権/将軍義晴の意向/山門として申し入る/延暦寺大衆の圧力/神事これなくとも、山ホコ渡したき/天文二年の山鉾と町/祭礼の追行/七日山鉾と十四日山々/都市民衆と幕府と延暦寺大衆/権門体制と王法仏法相依/神仏習合と寺社

    第三章 室町幕府にとっての祇園祭
    1 祇園祭の再興
    再興までの道程/三基の神輿と御旅所/明応九年の再興/幕府の強い意向/再興された祇園会/山鉾の数/神輿渡御
    2 幕府と祇園祭
    将軍による見物/足利義澄と祇園会/細川政元と祇園会/三三年と恠異/『祇園会山鉾事』/侍所開闔松田頼亮/頼亮と鬮取り/二度の祇園会/大永二年の祇園会/再現された祇園会御成/山鉾の巡行ルート/戦国時代の将軍と祇園会

    第四章 延暦寺大衆にとっての祇園祭
    1 日吉社の祭礼と祇園祭
    延暦寺末寺・日吉社末社としての祇園社/日吉祭、日吉小五月会、祇園会、北野祭/祭礼間の順序/恠異と延暦寺大衆/馬上一衆・合力神人制/馬上役/馬上役と山鉾
    2 延暦寺大衆と祇園祭
    馬上役と御旅所神主/少将井御旅所神主職と禅住坊/転換点としての文安六年/応仁・文明の乱から戦国時代へ/枠組みとしての馬上役/有名無実化する馬上役/迷走する式日/元亀二年以降に安定する式日/幕府と延暦寺大衆と祇園会

    第五章 神輿と山鉾の祇園祭
    1 神輿渡御
    神幸路/描かれた御旅所/供奉した人びと/犬神人・四座の衆・師子の衆/大宮駕輿丁/今宮神人と魚物商売/魚物商売をめぐる攻防/犀鉾神人と堀川神人/少将井駒頭/御霊神子/戦国時代の神輿渡御とにない手
    2 山鉾巡行
    神輿渡御の停止/山鉾巡行の停止/山鉾のにない手/大舎人と鵲鉾/すがたを消した鵲鉾/地域に密着した山鉾へ/天文法華の乱後の復興/四条綾小路町人らの申状/訴えの内容/祇園会出銭/史料にみられる祇園会出銭/狂言『鬮罪人』と山の相談/鬮取り/祇園の会の頭/頭屋と神事

    おわりに
    「神役」「所役」/「所役」と名誉/祇園会と「町衆」と「町」/戦国時代の後

    関連略年表/図版出典一覧/あとがき/文庫版あとがき
  • 出版社からのコメント

    「権力に抵抗する民衆の祭」というイメージは実態に合うものなのか。イメージと史実を比較し、中世都市祭礼・祇園祭のリアルに迫る。
  • 内容紹介

    祇園祭が年2回、そして冬に行われた時代があった!?
    先行するイメージを問い直し、複雑なその実像に迫る――。

    紙芝居や小説・映画を通じて祇園祭に託された「権力に抵抗する民衆の祭」というイメージは、はたして実態に合うものなのか。

    紙芝居など創作物の題材である戦国期の祇園祭(祇園会)にスポットを当て、室町幕府や延暦寺との関係、そして神輿渡御・山鉾巡行を担う都市民の姿、乱世の煽りを受けて式日が混乱を極めていく様子を、当時の政情や政教関係を踏まえて描く。

    イメージと史実を比較し、中世都市祭礼たる祇園祭のリアルに迫った労作。

    【目次】
    はじめに
    第一章 イメージとしての祇園祭
     1 紙芝居「祇園祭」
     2 小説『祇園祭』と映画『祇園祭』
    第二章 天文二年の祇園祭
     1 天文元年~二年六月の政治状況
     2 天文二年の祇園祭
    第三章 室町幕府にとっての祇園祭
     1 祇園祭の再興
     2 幕府と祇園祭
    第四章 延暦寺大衆にとっての祇園祭
     1 日吉社の祭礼と祇園祭
     2 延暦寺大衆と祇園祭
    第五章 神輿と山鉾の祇園祭
     1 神輿渡御
     2 山鉾巡行
    おわりに
    関連略年表/図版出典一覧/あとがき/文庫版あとがき

    ※本書は2007年に角川学芸出版より刊行された書籍の文庫改訂版です。


    図書館選書
    創作物を通じて祇園祭に託された「権力に抵抗する民衆の祭」イメージは、はたして実態に合うものなのか。創作物の題材である戦国期の祇園祭にスポットを当て、イメージと史実の比較から中世都市祭礼・祇園祭のリアルに迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    河内 将芳(カワウチ マサヨシ)
    1963年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。奈良大学文学部教授
  • 著者について

    河内 将芳 (カワウチ マサヨシ)
    1963年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。奈良大学文学部教授。主な著書に『中世京都の都市と宗教』『祇園祭の中世』(以上、思文閣出版)、『絵画史料が語る祇園祭』(淡交社)、『戦国仏教と京都』『室町時代の祇園祭』『信長が見た戦国京都』(以上、法藏館)などがある。

祇園祭と戦国京都 改訂版 (法蔵館文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館 ※出版地:京都
著者名:河内 将芳(著)
発行年月日:2021/07/17
ISBN-10:4831826243
ISBN-13:9784831826244
判型:文庫
発売社名:法藏館
対象:教養
発行形態:文庫
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:274ページ
縦:15cm
厚さ:1cm
重量:167g
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