九十歳のラブレター [単行本]

九十歳のラブレター [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  あなたのいない毎日に、ぼくは慣れることができない。小学校の同級生でもあった妻。彼女は突然逝った…老社会学者が愛惜深く辿る“ある夫婦の心の旅路”。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  その朝
  血のメーデー
  青南小学校
  戦争
  めぐりあい
  ストーカー時代
  ポッカリ月が出ましたら
  それぞれの歩み
  家庭の事情
  いきなりハーバード〔ほか〕

• 出版社からのコメント

  どんなに仲の良い夫婦でも、いつかどちらかが独り残される――。老学者が急逝した妻へ綴る惜別の賦。理想的な〈昭和の夫婦〉の物語。

• 内容紹介

  あなたのいない毎日に、ぼくは慣れることができない。ある朝、あなたは突然逝った――。小学校の同級生であったあなたと結婚して六十余年、戦争体験、戦後間もなくのアメリカでの新婚生活、京都での家作り、世界中への旅、お互いの老化……たくさんの〈人生の物語〉を共有してきたあなたの死で、ぼくの人生は根底から変わってしまった。老碩学が慟哭を抑えて綴る愛惜の賦。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  加藤 秀俊(カトウ ヒデトシ)
  １９３０年、東京渋谷生まれ。社会学博士。一橋大学卒業。京都大学、スタンフォード大学、ハワイ大学、学習院大学などで教鞭をとる。その後、国際交流基金日本語国際センター所長、日本育英会会長などをつとめる。また梅棹忠夫、小松左京らと「未来学研究会」を結成し、大阪万博のブレーンともなった

九十歳のラブレター [単行本] の商品スペック