ロスト欲望社会―消費社会の倫理と文化はどこへ向かうのか [単行本]
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ロスト欲望社会―消費社会の倫理と文化はどこへ向かうのか [単行本]

橋本 努(編著)
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出版社:勁草書房
販売開始日: 2021/07/02
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ロスト欲望社会―消費社会の倫理と文化はどこへ向かうのか の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    高度経済成長期の大量生産に支えられた画一的消費、ポストモダンのきらびやかな記号消費を経て、「欲望なき時代」の日本社会が生み出したユニークな消費スタイルとは。歴史を整理する枠組みを提示、衰退する日本の消費社会の今後を展望する。
  • 目次

    序 章 消費社会はどこへ向かっているのか?[橋本 努]
     はじめに
     1 三つの消費文化
     2 近代の消費社会とその批判
     3 ポスト近代の消費社会とその批判
     4 ロスト近代の消費社会とその批判
     5 新しい消費理論の動向と現代

    Ⅰ 消費論の最前線

    第1章 快楽としてのエシカル消費──ケイト・ソパーによる認識論的転回[畑山要介]
     はじめに
     1 エシカル消費の快楽性
     2 フクロウを守るのは誰のため?
     3 消費は意味的体験である
     4 エシカル消費は私たちの日常と地続きである
     5 定常経済とは私たちのリアリティの変容である
     6 「賢い消費」を越えて

    第2章 供犠としてのショッピング──ダニエル・ミラーの人類学的消費理論[小田和正]
     はじめに
     1 供犠としてのショッピング
     2 道徳的消費と倫理的消費
     3 ショッピングの弁証法
     4 考察
     おわりに

    Ⅱ 家庭(オイコス)を超えて

    第3章 承認としての生産=消費──新たな「プロシューマー」の生成過程[神野由紀]
     はじめに
     1 「女性の家」と手芸
     2 新しい消費文化の萌芽
     3 ソーシャルマーケット出現以降のハンドメイド
     おわりに

    第4章 消費者運動の変遷と消費者団体の行方[丸山千賀子]
     はじめに
     1 消費者運動の変遷
     2 消費者団体の現在の課題
     おわりに

    Ⅲ 環境への配慮

    第5章 「生の循環」構築のための責任ある消費者──産消提携と倫理的消費[根本志保子]
     はじめに
     1 環境消費者運動としての産消提携
     2 初期提携運動の社会経済思想
     3 産消提携における「顔の見える関係」とは
     4 「顔の見える関係」に内包された課題
     5 消費社会にとって「顔の見える関係」とは

    第6章 持続可能な世界のための消費実践──海洋プラスチック問題の現状と対策[斉藤 尚]
     はじめに
     1 海洋プラスチック問題の現状と対策
     2 日本で求められる制度デザイン
     3 循環型経済における持続可能な消費
     おわりに

    Ⅳ 顕示しない消費の台頭

    第7章 普通を究めるくらし──無印良品が提示する現代の「用の美」[鈴木康治]
     はじめに
     1 無印良品と普通のくらし
     2 普通のくらしがもたらす消費社会の変容
     おわりに

    第8章 消費ミニマリズムの倫理──〈下からの啓蒙〉が変える消費社会[橋本 努]
     はじめに
     1 消費ミニマリズムの時代
     2 ミニマリズムの諸類型
     おわりに

    あとがき[橋本 努]

    人名索引
    事項索引
    執筆者一覧
  • 内容紹介

    「ロスト欲望」時代の消費文化は、どのような駆動因により動くのか。歴史を整理する枠組みを提示、衰退期日本の今後を展望。

    少子高齢化、経済力の低下、欲望消費の喪失……衰退する日本の消費文化はどこへ向かうのか。高度経済成長のシンプルな欲望に基づく消費、ポストモダンのきらびやかな記号消費を経て、日本の消費社会が生み出したユニークなスタイルとは。最新理論の紹介と共に消費研究の第一人者たちが日本の消費社会の今後を展望する共同研究の成果。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    橋本 努(ハシモト ツトム)
    1967年生。1996年東京大学大学院総合文化研究科相関社会科学専攻博士課程単位取得満期退学、1999年学術博士。現在、北海道大学大学院経済学研究院教授
  • 著者について

    橋本 努 (ハシモト ツトム)
    橋本 努(はしもと・つとむ)

    1967年東京都生まれ。1990年横浜国立大学卒業。1999年東京大学大学院総合文化研究科、博士号取得。現在:北海道大学大学院経済学研究院、教授。シノドス国際社会動向研究所、所長。主要著書:『自由の論法 ポパー・ミーゼス・ハイエク』(創文社、1994年)、『社会科学の人間学 自由主義のプロジェクト』(勁草書房、1999年)、『帝国の条件 自由を育む秩序の原理』(弘文堂、2007年)、『ロスト近代 資本主義の新たな駆動因』(弘文堂、2012年)、『経済倫理=あなたは、なに主義?』(講談社、2008年)、『解読ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』』(講談社、2019年)、『自由原理 来るべき福祉国家の理念』(岩波書店、2021年)、『消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神』(筑摩書房、2021年)、Liberalism and the Philosophy of Economics (Routledge, 2022年)、『「人生の地図」のつくり方』(筑摩書房、2024年)。

ロスト欲望社会―消費社会の倫理と文化はどこへ向かうのか の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:橋本 努(編著)
発行年月日:2021/06/25
ISBN-10:4326603380
ISBN-13:9784326603381
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:271ページ ※264,7P
縦:22cm
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