反日―東アジアにおける感情の政治 [単行本]
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反日―東アジアにおける感情の政治 [単行本]

レオ チン(著)倉橋 耕平(監訳)趙 相宇(訳)永冨 真梨(訳)比護 遙(訳)輪島 裕介(訳)
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出版社:人文書院
販売開始日: 2021/08/11
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反日―東アジアにおける感情の政治 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    近年アジアで繰り返された「反日デモ」を見るたびに、多くの日本人はこう感じたのではなかったか。「なぜいまだに我々は憎まれるのか?」と。本書はその要因を、戦後日本の脱植民地主義の失敗と、グローバル資本主義による東アジアの成長、そしてそれらの事態に対する日本社会の徹底的な無知にみる。台湾に生まれ、日本で育った著者が、東アジア全域をフィールドに日本への複雑な感情を多様な切り口で描き出し、対話と和解への道を探る。
  • 目次

    まえがき

    序章 東アジアの反日主義(と親日主義)

    第1章 ブルース・リーとゴジラが出会う時
    ――帝国横断的なキャラクター、反日主義、反米主義、脱植民地化の失敗

    第2章 「日本鬼子」
    ――中国における反日主義の条件とその限界

    第3章 恥辱の身体、身体の恥辱
    ――「慰安婦」と韓国の反日主義

    第4章 植民地時代へのノスタルジアまたはポスト植民地時代の不安
    ――「光復」と「敗北」のはざまにいるトーサン世代

    第5章 “愛という名のもとに”
    ――批判的地域主義とポスト東アジアの共生

    第6章 もうひとつの和解
    ――親密性、先住民族性、そして台湾の異相

    エピローグ 反日主義から脱植民地デモクラシーへ
    ――東アジアにおける若者の抗議運動

    訳者あとがき
  • 内容紹介

    日本はなぜ恨まれるのか?

    近年アジアで繰り返された「反日デモ」を見るたびに、多くの日本人はこう感じたのではなかったか。「なぜいまだに我々は憎まれるのか?」と。本書はその要因を、戦後日本の脱植民地主義の失敗と、グローバル資本主義による東アジアの成長、そしてそれらの事態に対する日本社会の徹底的な無知にみる。台湾に生まれ、日本で育った著者が、東アジア全域をフィールドに日本への複雑な感情を多様な切り口で描き出し、対話と和解への道を探る。

    「日本がなすべきことは、東アジアの和解と未来に向けた対話を始めるために、脱帝国化のプロセスに真摯に取り組むことである。それは、反日・親日主義に向き合うことに他ならない。」(本書より)

    まえがき

    序章 東アジアの反日主義(と親日主義)

    第1章 ブルース・リーとゴジラが出会う時
    ――帝国横断的なキャラクター、反日主義、反米主義、脱植民地化の失敗

    第2章 「日本鬼子」
    ――中国における反日主義の条件とその限界

    第3章 恥辱の身体、身体の恥辱
    ――「慰安婦」と韓国の反日主義

    第4章 植民地時代へのノスタルジアまたはポスト植民地時代の不安
    ――「光復」と「敗北」のはざまにいるトーサン世代

    第5章 “愛という名のもとに”
    ――批判的地域主義とポスト東アジアの共生

    第6章 もうひとつの和解
    ――親密性、先住民族性、そして台湾の異相

    エピローグ 反日主義から脱植民地デモクラシーへ
    ――東アジアにおける若者の抗議運動

    訳者あとがき

    図書館選書
    「日本はなぜ恨まれるのか?」台湾に生まれ、日本で育った著者が、東アジア全域をフィールドに日本への複雑な感情を多様な切り口で描き出し、対話と和解への道を探る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    レオ チン(レオ チン)
    荊子馨。1962年台北生まれ。カリフォルニア大学サンディエゴ校にてPh.D取得。現在、デューク大学アジア・中東研究学部教授

    倉橋 耕平(クラハシ コウヘイ)
    1982年生まれ。関西大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。創価大学文学部准教授

    趙 相宇(チョ サンウ)
    1993年ソウル生まれ。京都大学大学院教育学研究科教育学環専攻博士後期課程修了。博士(教育学)。立命館大学産業社会学部特任助教

    永冨 真梨(ナガトミ マリ)
    1979年生まれ。同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科博士後期課程修了。博士(アメリカ研究)。摂南大学外国語学部外国語学科講師

    比護 遙(ヒゴ ハルカ)
    1996年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程在籍、日本学術振興会特別研究員
  • 著者について

    レオ・チン (レオチン)
    レオ・チン Leo T.S. Ching 荊子馨
    1962年台北生まれ。カリフォルニア大学サンディエゴ校にてPh.D取得。現在、デューク大学アジア・中東研究学部准教授。訳書に『ビカミング〈ジャパニーズ〉 植民地台湾におけるアイデンティティ形成のポリティクス』(菅野敦志訳、勁草書房)。

    倉橋 耕平 (クラハシコウヘイ)
    倉橋 耕平(くらはし・こうへい)/1982年生まれ。関西大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。創価大学文学部准教授。『歴史修正主義とサブカルチャー 90年代保守言説のメディア文化』(青弓社)、『教養としての歴史問題』(共著、東洋経済新報社)など。

    趙 相宇 (チョサンウ)
    趙 相宇(ちょ・さんう)/1993年ソウル生まれ。京都大学大学院教育学研究科教育学環専攻博士後期課程修了。博士(教育学)。立命館大学産業社会学部特任助教。「3・1節の周年報道における対日感情の検討」(『京都大学大学院教育学研究科紀要』第65号)、「3・1節と8・15光復節の報道史」(『マス・コミュニケーション研究』第96号)など。

    永冨 真梨 (ナガトミマリ)
    永冨 真梨(ながとみ・まり)/1979年生まれ。同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科博士後期課程修了。博士(アメリカ研究)。摂南大学外国語学部外国語学科講師。「日中戦争開始前後の日本における周縁的男性像―灰田勝彦のカウボーイソング「いとしの黒馬よ」を例として」(『戦争社会学研究』第3巻)、「Remapping Country Music in the Pacific: Country Music and Masculinities in Post-War Japan, 1945-56」(『Journal of Popular Music Studies』 32 (2))など。

    比護 遥 (ヒゴハルカ)
    比護 遥(ひご・はるか)/1996年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程在籍、日本学術振興会特別研究員。『チャイニーズ・タイプライター』(訳書、トーマス・マラニー著、中央公論新社)、「抗戦期中国の読書と動員」(『現代中国研究』第45号)など。

    輪島 裕介 (ワジマユウスケ)
    輪島 裕介(わじま・ゆうすけ)/1974年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪大学大学院文学研究科教授。『創られた「日本の心」神話』(光文社新書)、『踊る昭和歌謡』(NHK出版新書)など。

反日―東アジアにおける感情の政治 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:人文書院 ※出版地:京都
著者名:レオ チン(著)/倉橋 耕平(監訳)/趙 相宇(訳)/永冨 真梨(訳)/比護 遙(訳)/輪島 裕介(訳)
発行年月日:2021/08/10
ISBN-10:4409241370
ISBN-13:9784409241370
判型:B6
発売社名:人文書院
対象:教養
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:265ページ
縦:19cm
横:14cm
厚さ:2cm
その他: 原書名: Anti-Japan:The Politics of Sentiment in Postcolonial East Asia〈Leo,T.S.Ching〉
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