親子マンタふわり [単行本]

親子マンタふわり [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  お母さん、死んじゃったけど、心の奥にいるもん。悲しくなったらマンタのように飛んできて、ギュって包んでくれるもん。―あの場所に行けばきっと会える。母との約束をかなえる夏。２０２１年バレンタインプロジェクト最優秀賞受賞作品。

• 出版社からのコメント

  母をなくした少女が母の大好きだったマンタに会い、さまざまな絆を回復してゆく物語。

• 内容紹介

  神谷育海（かみやいくみ）が中学に入ってすぐ、母の澪（みお）が心臓発作で亡くなった。突然すぎて、四十九日が過ぎた今も実感が湧かない。仕事に忙しい父の拓海（たくみ）が母をどう思っていたのか育海にはわからない。母とはいつか南の島へ、母の大好きなマンタに会いに行くはずだった。マンタに、母に抱かれたい。そう考えた育海は、たった一人で石垣島に行く計画を立てるのだが……。

• 著者について

  浜風　帆 (ハマカゼ　ホ)
  大学卒業後、1年半ほどドラマ制作会社にてドラマの制作に従事。退職後、日本脚本家連盟スクール「布勢博一ゼミ」にてシナリオを学ぶ。2012年、第33回BK ラジオドラマ脚本賞最優秀賞受賞。2013年、FM シアターにて「さよなら環状線」放送。2020年より、PN「浜風帆」にて自作シナリオのノベライズや、web 小説に挑戦。

親子マンタふわり [単行本] の商品スペック