幻燈記―ソコ湖黒塚洋菓子店 [単行本]

幻燈記―ソコ湖黒塚洋菓子店 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  榎本了壱は、少年期から、詩、ダンス、美術、デザイン、映像、演劇、出版、編集、俳句、そして、文化やアートイベントへと、奔放な遊牧民のように、領域を定めない表現の世界を越境し続けてきた。そして今、文章と絵画の一人コラボレーションで、渾身の吃驚奇想の迷宮世界を表出し始めている！

• 目次

  ソコ湖黒塚洋菓子店
  モモドリと宇宙卵
  マイマイ宮の秘密
  カワホリ３号機
  バベルの島探訪録
  螺旋嬢小譚
  矮室の秘儀
  黒いソンコ
  蚯蚓路の奥
  オオアリクイの舌
  カチカチ氏のＮ楼会
  海辺のカとフカ
  巻貝圖象学
  ちょろの鰹節鬼
  チャコとチェシャとコチャ
  青桐の乳
  ミラーレイクと瀧考

• 内容（「BOOK」データベースより）

  ソコ湖黒塚洋菓子店；モモドリと宇宙卵；マイマイ宮の秘密；カワホリ３号機；バベルの島探訪録；螺旋嬢小譚―スパイラルガール・コント；矮室の秘儀；黒いソンコ；蚯蚓路の奥；オオアリクイの舌；カチカチ氏のＮ楼会；海辺のカとフカ；巻貝圖象学；ちょろの鰹節鬼；チャコとチェシャとコチャ―茶子さんに；青桐の乳；ミラーレイクと瀧考

• 出版社からのコメント

  セルロイドフィルムがカタカタ回って映し出す明滅幻燈機のあやかし譚。奇想迷宮異界の１７篇。挿絵つき。

• 内容紹介

  日常から「寓意の世界」へ越境する！
  榎本了壱は、美術・デザインから映画・演劇・ダンス、出版・編集、詩・俳句と多岐の表現領域に関わる。16歳で二科展入選。19歳で詩集「粘液質王国」上梓。22歳でダンス「蛞蝓姫物語」の台本にて舞踊批評家協会賞受賞。24歳で寺山修司監督作品「書を捨てよ町へ出よう」、天井棧敷ヨーロッパ公演の美術担当。「季刊地下演劇」の編集デザイン。27歳には萩原朔美と「月刊ビックリハウス」を創刊。「SUPER ART GOCOO」編集長、「日本グラフィック展」「URBANART」等展覧会をプロデュース。そして今、文章と絵画の一人コラボで、吃驚奇想の世界を表出する！
  
  図書館選書
  セルロイドフィルムがカタカタ回って映し出す明滅幻燈機のあやかし譚。湖、池、瀧、川、海辺、雨、雪、湧水、水洞窟、蝸牛、巻貝、バベルの塔を巡る、水とラセンの寓話集。挿絵つき保存版。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  榎本 了壱(エノモト リョウイチ)
  １６歳で二科展入選。１９歳で詩集「粘液質王国」上梓。２２歳でダンス「蛞蝓姫物語」の台本（モアティエ・モアティエ舞踊会）で舞踊批評家協会賞。武蔵野美術大学在学中から「季刊ＦＩＬＭ」の編集デザインで恩師粟津潔のアシスタント。寺山修司監督作品「書を捨てよ町へ出よう」、天井棧敷ヨーロッパ公演の美術担当。「季刊地下演劇」の編集デザイン。２６歳で１年パリ滞在。帰国してすぐに萩原朔美と「月刊ビックリハウス」を創刊。「ＳＵＰＥＲ　ＡＲＴ　ＧＯＣＯＯ」編集長。大正大学教授・表現学部長、京都芸術大学客員教授、日本文化デザインフォーラム副代表幹事、かいぶつ句会同人

• 著者について

  榎本 了壱 (エノモト リョウイチ)
  16歳で二科展入選。19歳で詩集「粘液質王国」上梓。22歳でダンス「蛞蝓姫物語」の台本で舞踊批評家協会賞。武蔵野美術大学在学中から「季刊FILM」の編集デザインで恩師粟津潔のアシスタント。寺山修司監督作品「書を捨てよ町へ出よう」、天井棧敷ヨーロッパ公演の美術担当。「季刊地下演劇」の編集デザイン。26歳で1年パリ滞在。帰国してすぐに萩原朔美と「月刊ビックリハウス」を創刊。「SUPER ART GOCOO」編集長。「日本グラフィック展」「URBANART」等のアートコンペティションや、博覧会パビリオンのプロデュース。近年、澁澤龍彦の「高丘親王航海記」の書画作品をギンザ・グラフィック・ギャラリーで展覧会。笠井叡ダンス公演「高丘親王航海記」の意匠・美術・映像などを制作。美術・デザインから、映画・演劇・ダンス、出版・編集、詩・俳句と多岐の表現領域に関わり、日常から「寓意の世界」へ越境する文章と絵画による掌編を手がける。著書に「春の画集」「タタラ風の町」「脳業手技」「東京モンスターランド」他。大正大学教授・表現学部長、京都芸術大学客員教授、日本文化デザインフォーラム副代表幹事、かいぶつ句会同人。

幻燈記―ソコ湖黒塚洋菓子店 [単行本] の商品スペック