ガールズ・メディア・スタディーズ [単行本]
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ガールズ・メディア・スタディーズ [単行本]

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出版社:北樹出版
販売開始日: 2021/06/22
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ガールズ・メディア・スタディーズ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    交渉、戦略、抵抗、葛藤、快楽、ファンタズム、連帯、分断…メディア文化のなかで揺れ動く、“ガールズ”の軌道を豊かに読み解く。
  • 目次

    女の子たちはどのように表象され、そして今、自らを表現しているのか?
    広告、映画、音楽、メイド喫茶、援助交際、ダンス、ファッション、アート、zine、社会運動のテーマから社会に新たな視座を提示する。


       〈執 筆 者〉

    田中東子(編著)
    竹田恵子 上村陽子 中條千晴 中村香住 東園子 
    有國明弘 渡辺明日香 村上潔 梁・永山聡子(著)


       〈目  次〉

    はじめに

       パート1 表象と解釈

    第1章 どんな女の子でもどこにだって行ける
        :ハリウッド映画における女性表象
     1.フェミニズム映画批評の歴史
     2.ポストフェミニズム的状況と映画
     3.「美しく主体的な女性」と映画
     4.『ワンダーウーマン』(2017)と『キャプテン・マーベル』(2019)
        :2つのアメコミ原作女性ヒーロー映画の比較
      (1)原作比較
      (2)映画『ワンダーウーマン』(2017)、『キャプテン・マーベル』(2019)比較
     5.まとめ

    第2章 広告の “もうひとつ” の光景
        :多様化する女性表象とオーディエンス
     1.広告メディアに潜むジェンダー表象と新しいメディア・コミュニケーションの誕生
     2.ジェンダー表象の変容とそれらをめぐる議論
      (1)メディアにおける女性像、性別役割分業への批判の始まり
      (2)「女性とメディア」研究の発展
      (3)「女性とメディア」研究から「ジェンダーとメディア」研究へ
     3.化粧品広告における女性の美
      (1)身体美の4要素
      (2)「あこがれ」としての「東洋美」の表れ
     4.規範への「抵抗」を表現する広告とSNSの可能性
      (1)SK-Ⅱのキャンペーン広告「運命を、変えよう。#changedestiny」
      (2)ポストフェミニズムにおける女性表象
     5.まとめ

    第3章 ジェンダーの視点からポピュラー音楽を読み解く
     1.音楽産業界における女性たち:日本とアメリカ
      (1)アメリカ産業界における女性たち
      (2)日本の音楽産業界における女性たち
      (3)2010年以降の女性ミュージシャン
     2.音楽とジェンダー批評に関する学術的アプローチ
      (1)表象文化的アプローチ
      (2)文化産業論的アプローチ
      (3)音楽史・音楽社会学的アプローチ
      (4)聴くことにおける能動性
     3.現代の日本のアーティストの事例から考えてみよう
      (1)ジェンダーバイアスを再生産するもの
      (2)従来の「かわいい」に抗する
     4.まとめ

    第4章 メイドカフェ店員のSNSブランディング
        :アイデンティティの維持管理という時間外労働
     1.メイドカフェにおけるSNS利用という現象
      (1)メイドカフェとはどのような場所か
      (2)メイドカフェ店員がSNSを利用する理由
      (3)女性のSNS利用とメイドカフェでの労働
     2.インタビューからみるメイドカフェ店員によるSNS労働の実態
      (1)メイドのSNS利用についてのインタビュー
      (2)時間外労働であり営業ツール
      (3)メイドとしてのアイデンティティの維持
     3.デジタルメディアを用いた情動労働
        :アイデンティティの表象、可視性、セルフ・ブランディング
      (1)「情動労働」と「やりがいある仕事」
      (2)メディアを通した「自己表象」とアイデンティティ
      (3)可視性と望ましい「女らしさ」
     4.フィールドのなかでインタビュー調査を行うコツ
      (1)フィールドに足繁く通い、気づいたことをメモに残す
      (2)フィールドのなかにいる人と交流する
      (3)実際にインタビューを行う
     5.まとめ

    第5章 女子高生ブームと理解による支配:援助交際をする〈美少女〉
     1.1990年代の女子高生ブーム
     2.『制服少女』の援交女子高生論
      (1)『制服少女』の援交女子高生論
      (2)傷をめぐる誤謬
     3.援交女子高生論と男性性
      (1)援交女子高生を擁護した動機
      (2)新『制服少女』における主張
      (3)『〈美少女〉の現代史』の議論
      (4)〈美少女〉としての援交女子高生
      (5)ヘゲモニックな男性性論
      (6)男性性の一考察としての〈美少女〉論
     4.社会調査の心得
     5.理解による支配と現代社会

       パート2 交渉と実践

    第6章 メディアをまとい闘うBガール
     1.「ストリート」を男性的な空間として構築するジェンダー構造
      (1)メディアによって「女性化」される女性アスリート
      (2)「ストリート」は本当に「誰にでも開かれた」空間か?
      (3)「ストリート」で踊らなくてもBガールになれる?
     2.Bガールの実践を読み解くために
      (1)「まなざし」
      (2)ジェンダーを「する」
      (3)「エンコーディング/デコーディング」
     3.「ストリート」と闘うBガールの実践を分析してみる
      (1)ストリートダンスバトルにおける「支配コード」
      (2)「支配的な読解」を裏切るためのジェンダー・パフォーマンス
     4.まとめ:ダンスからジェンダーを考える

    第7章 ファッションとInstagram
     1.Instagramをめぐる新しいコミュニケーション
     2.ファッション・メディアの変遷
      (1)ファッション雑誌の変容
         :雑誌モデル、読者モデル、ストリートスナップ
      (2)インターネット以降のファッション・メディア
         :情報の迅速性と双方向性
      (3)インターネットとファッションブロガー
         :主体的な発信者の登場
      (4)SNS生まれの森ガール
      (5)ファッション・ジャンルの喪失と量産型の登場
     3.Instagramというファッション・メディア
     4.SNSとファッション
      (1)若者のSNS利用に関する実態調査から
      (2)服から離れたファッション
     5.Instagramをどのように研究するか

    第8章 ジェンダー・トラブル・イン・アートワールド
        :日本アート界におけるジェンダーをめぐる問題
     1.日本美術界のジェンダーをめぐる問題:教育という視点から
     2.アートワールドの労働問題
     3.日本美術界におけるジェンダーをめぐる動き
     4.未来を創造するガール・アート
     5.まとめ

    第9章 ジンというメディア=運動とフェミニズムの実践
        :作るだけではないその多様な可能性
     1.はじめに
     2.ジン・カルチャーとフェミニズム:概観と歴史
      (1)ジン/ジン・カルチャーとは
      (2)フェミニズムとジン
      (3)ジンの先人たち:19世紀から
      (4)ジンの先人たち:第二波フェミニズム/ウーマンリブ
     3.現在のジン・カルチャーとフェミニズム
      (1)第三波フェミニズム/ライオット・ガール
      (2)クィア・カルチャー
      (3)アナーカ・フェミニズム(Anarcha-Feminism)
      (4)DIYフェミニズム
      (5)ポスト第三波の現在
     4.ジン・カルチャーが本質的に問題とするポイント
      (1)人種
      (2)階級
      (3)障害
      (4)体型
      (5)身体性/生殖
      (6)見えなくされている/無力化されている人たち
      (7)困難・抑圧の交差性・複合性・重層性
      (8)教育としてのジン、スペースとしてのジン
     5.ジン・カルチャーの展開
      (1)ジンフェスト(フェア)
      (2)ワークショップ
      (3)ジン・ライブラリー
     6.国際的なつながり・ローカルな営み
     7.おわりに

    第10章 「フェミニズム」と交渉する新しい運動
     1.「声」を上げる意味:#MeTooフェミニズムが身近になった瞬間
      (1)「声」を上げるまでの道のり
      (2)「声」を届ける空間を創る:ゆる・ふぇみカフェとは
      (3)運営メンバーの多様性が企画の多様性へと
      (4)時代依存的であるからこそ多様な世代と
      (5)バラバラの価値観をバラバラのままに
     2.オンラインとオフラインの活用
      (1)ゆる・ふぇみの運営方法(広報):誰に伝えるのか?
      (2)ゆる・ふぇみの運営方法(内部):どうやって運営していくのか?
     3.本を読むこともフェミニズム運動のひとつである
     4.フェミニズム運動の現場を知るには
      (1)調査方法:社会学・文化人類学の方法
    :運動参加レポートを書いてみよう。
      (2)既存の運動を探し、参加してみる
      (3)応用編:自分で運動を作ってみる!
      (4)誰と行動するのか?
      (5)運動を知ってもらうには?

    第11章 女の子による、女の子のためのメディア研究に向けて
     1.女の子とメディア文化
     2.「ガールズ・スタディーズ」の広がり
     3.メディア文化とフェミニズム

    索引
  • 内容紹介

    女の子たちはどのように表象され、そして今、自らを表現しているのか?広告、映画、音楽、メイド喫茶、援助交際、ダンス、ファッション、アート、zine、社会運動のテーマから社会に新たな視座を提示する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田中 東子(タナカ トウコ)
    1972年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科単位取得退学。博士(政治学)。大妻女子大学文学部教授。専門分野はメディア文化論、ジェンダー研究、カルチュラル・スタディーズ。第三波フェミニズムやポピュラー・フェミニズムの観点から、メディア文化における女性たちの実践について調査と研究を進めている

ガールズ・メディア・スタディーズ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:北樹出版
著者名:田中 東子(編著)
発行年月日:2021/06/20
ISBN-10:4779306582
ISBN-13:9784779306587
判型:A5
発売社名:北樹出版
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:183ページ
縦:21cm
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