道徳教育の変遷・展開・展望(新道徳教育全集〈第1巻〉) [全集叢書]
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道徳教育の変遷・展開・展望(新道徳教育全集〈第1巻〉) [全集叢書]

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道徳教育の変遷・展開・展望(新道徳教育全集〈第1巻〉) の 商品概要

  • 目次

    第Ⅰ部 近代日本の道徳教育の変遷
     ―概要 近代日本の道徳教育の変遷
     第1章 明治期における道徳教育
      第1節 明治維新から「教育勅語」発布に至るまで
       1 「学制」発布以前 / 2 「学制」の発令 / 3 「教育令」から「改正教育令」へ
     / 4「徳育論争」 / 5 森有礼の文教政策
      第2節 「教育勅語」発布以降の修身とその教科書
       1 「教育勅語」の発布 / 2 小学校令の改正と修身 / 3 国定教科書制度の成立
       / 4 明治後期の検定・国定修身教科書

     第2章 大正・昭和前期における道徳教育
      第1節 大正期の修身教育と自由主義
       1 明治後期から大正初期にかけての修身教育 / 2 デューイの来日とその影響
       / 3 大正期の自由主義と「八大教育主張」 / 4 大正期の修身教育と川井訓導事件
       / 5 川井訓導の修身授業と休職処分
      第2節 昭和前期の修身教育と国家主義の台頭
       1 昭和前期の時代と国家主義の教育 / 2 1931(昭和6)年度の修身教科書とその内容
       / 3 1942(昭和17)年度の修身教科書とその内容

     第3章 戦後教育改革期における道徳教育改革の展開
      第1節 占領下の道徳と教育政策
       1 道徳的意力と道義国家 / 2 新日本建設の教育方針と四大教育指令
     / 3 修身の停止と公民教育構想
      第2節 教育勅語と教育基本法の制定
       1 教育勅語の意義 / 2 教育基本法の制定 / 3 教育勅語の失効
      第3節 天野貞祐と「逆コース」

     第4章 「道徳の時間」特設の過程とその意義
      第1節 「道徳の時間」特設の概要
      第2節 文部省における「道徳の時間」特設案―「道徳教育強化方策案」の策定―
      第3節 教育課程審議会における審議経過
      第4節 「道徳の時間」の内容と方法
      第5節 「道徳の時間」の実施
      第6節 「道徳の時間」特設をめぐる論争

     第5章 「期待される人間像」と臨時教育審議会
      第1節 「期待される人間像」の諮問と審議
      第2節 「期待される人間像」に示された人間像
       1 「期待される人間像」の全体像 / 2 日本人に期待される諸徳性
       / 3 「期待される人間像」の評価と今後の検討課題
      第3節 臨時教育審議会の設置と基本方針
       1 臨時教育審議会の設置 / 2 審議の基本理念
      第4節 徳育の充実とその方向性
       1 「ひろい心」の育成 / 2 道徳教育の方針 / 3 臨時教育審議会の評価と今後の検討課題

     第6章 道徳の時間の確立・展開・模索
      第1節 「道徳の時間」の確立
       1 1958(昭和33)年学習指導要領における「道徳の時間」
     / 2 全面主義の理念継承と戦後の新たな視点 / 3 初期の「道徳の時間」の授業典型例
      第2節 「道徳の時間」の展開
       1 道徳資料充実方策 / 2 1968・69(昭和43・44)年および1977(昭和52)年学習指導要領
       / 3 1989(平成元)年学習指導要領
      第3節 「道徳の時間」の模索
       1 各種授業論の提起 / 2 「道徳の時間」の対峙する課題

    第Ⅱ部 新たな道徳教育像の探究
     ―概要 新たな道徳教育像の探究
     第7章 「特別の教科 道徳」設立までの道のり
      第1節 終戦後の学校教育と道徳教育の押さえ
       1 日本国憲法と教育基本法において / 2 学校教育法において
       / 3 学習指導要領一般編(試案)において / 4 学習指導要領社会科(試案)において
       / 5 終戦後の道徳教育への期待と課題
      第2節 道徳教育の目標と内容についての検討
       1 1955(昭和30)年改訂の小学校学習指導要領社会科編において
       / 2 1958(昭和33)年改訂の学習指導要領において
       / 3 1989(平成元)年に改訂された学習指導要領において
       / 4 2015(平成27)年に一部改正された学習指導要領において
      第3節 道徳の教材について
       1 道徳の時間が設置されて以降 / 2 1989(平成元)年以降
      第4節 道徳の指導方法と評価
       1 道徳教育指導方法の解説書
     / 2 テーマごとの指導資料の刊行や「道徳教育アーカイブ」の発信
       / 3 道徳教育推進指定校の委嘱や道徳教育指導者養成講座の実施
       / 4 道徳教育の評価について
      第5節 「特別の教科 道徳」が目指すものとこれからの課題

     第8章 「特別の教科 道徳」の成立とその意義
      第1節 教育再生実行会議の提言と道徳の教科化
       1 戦後における教科化をめぐる論議 / 2 道徳教育の充実に関する懇談会の「報告」
      第2節 中央教育審議会答申と専門家会議の議論
       1 中央教育審議会答申「道徳に係る教育課程の改善等について」
       / 2 専門家会議の「報告」と道徳科の評価 / 3 「特別の教科 道徳」の教科書検定基準
       / 4 「特別の教科 道徳」と「主体的・対話的で深い学び」
      第3節 「特別の教科 道徳」の歴史的意義

     第9章 「特別の教科 道徳」における教科書と教材
      第1節 道徳科の教材をどのように活用すべきか
      第2節 道徳科の教材の活用方法の3類型
      第3節 価値理解を深める教材活用の方法
       1 行為・解決策と価値理解の区別 / 2 多面的な価値理解を促す教材づくりへ

     第10章 「特別の教科 道徳」を要に豊かな自己形成を図る
      第1節 よりよく生きようとする子どもたち
      第2節 要としての道徳授業
      第3節 自己生成を図る主体としての子ども
      第4節 授業の実際と授業後の子どもたちの活動
       1 授業後の取組により,授業理解を促進させた事例
       / 2 授業をきっかけにして,前後の意識を変容させた事例
       / 3 授業を契機に日常生活に影響をうけ,変容させた事例
      第5節 授業で何をすべきか
      第6節 道徳ノートの意義
       1 道徳ノートの意義と活用方法 / 2 道徳ノートの実際

     第11章 「チーム学校」で取り組む道徳教育
      第1節 道徳教育の位置づけ
       1 道徳性の育成と道徳教育 / 2 校長方針の明確化
       / 3 道徳教育推進教師を中心とした全教師による協力体制の整備
       / 4 道徳教育の全体計画と別葉 / 5 道徳科の年間指導計画
       / 6 道徳教育の指導計画の評価と改善
      第2節 道徳授業の指導と評価の一体化
       1 チーム学校としての指導と評価 / 2 指導と評価に基づく授業づくり
       / 3 道徳授業のPDCAサイクル
      第3節 総合単元的道徳学習の工夫
       1 総合単元的道徳学習とは / 2 総合単元的道徳学習による道徳教育の展開

    第Ⅲ部 現代の教育課題と道徳教育
     ―概要 現代の教育課題と道徳教育
     第12章 グローバル・共生社会と道徳教育
      第1節 なぜ「多文化共生」なのか
      第2節 世界市民主義
      第3節 多文化主義
      第4節 リベラル・ナショナリズム
      第5節 道徳教育の課題

     第13章 AI社会と道徳教育
      第1節 情報化社会への歩み
       1 問題の所在―AI社会と道徳教育 / 2 情報化への期待―「第三の波」という社会革新
       / 3 情報化社会におけるアーキテクチャ―新たな支配
      第2節 情報化社会の今後
       1 政策課題としてのSociety5.0 / 2 AIというアーキテクチャ
       / 3 自己の変容―シェアされる自己
      第3節 AI社会と道徳教育
       1 社会創造としての道徳教育 / 2 AI社会と道徳教育

     第14章 防災・環境問題と道徳教育
      第1節 防災・環境問題の実践例とその課題
       1 現代的課題としての防災・環境教育 / 2 従来の取組の課題 / 3 新たな教材開発に向けて
      第2節 これからの防災・環境問題の「見方・考え方」と道徳科の役割
       1 考える防災 / 2 リスク教育としての防災・環境教育
       / 3 ナショナル・ミニマムとしての防災・環境教育 / 4 人間科学としての防災・環境教育
      第3節 防災・環境を題材とした授業実践例
       1 防災・環境を題材とした授業実践:「南海トラフ地震臨時情報」
       / 2 道徳教育の一環としての防災・環境教育

     第15章 公共性と道徳教育
      第1節 〈協力の仕方〉としての道徳
       1 倫理・道徳とは何か / 2 公共教育と道徳教育
      第2節 〈協力の仕方〉を主題とする道徳教育
       1 道徳における不変と可変 / 2 「道徳の本質」とその「実現の仕方」を学ぶ
      第3節 多層的な公共体における〈協力の仕方〉
       1 多次元的な「自己―他者―公共世界」観 / 2 国家公共体における〈協力の仕方〉

     第16章 人権と道徳教育
      第1節 人権への取組と人権教育
       1 「人権教育のための国連10年」と日本の取組 / 2 道徳教育と人権教育
      第2節 人権思想
       1 近代における人権思想の展開 / 2 人権思想と自然法
      第3節 人権思想を生かした道徳教育のために

     第17章 平和社会と道徳教育
      第1節 平和社会の基盤としての共生体
      第2節 暴力の不在としての平和
      第3節 平和社会の実現を妨げるもの
      第4節 道徳教育の実績と可能性

     第18章 宗教と道徳教育
      第1節 宗教と道徳,教育の関係について―歴史的視点から―
      第2節 日本における道徳教育と宗教教育
      第3節 道徳教育における宗教教育の可能性と限界について

     第19章 ESD,SDGsと道徳教育
      第1節 ESD,SDGsと学習指導要領
       1 SDGsとは何か / 2 ESDとは何か / 3 学習指導要領との関係
      第2節 「考え,議論する道徳」とSDGs
       1 道徳教育の充実とSDGs / 2 道徳科の内容項目と,持続可能な社会づくりを捉える概念
       / 3 経済,社会,環境の調和と道徳的価値に関わる葛藤
      第3節 「社会に開かれた教育課程」の実現とSDGs

    第Ⅳ部 日本の伝統的な思想と道徳
     ―概要 日本の伝統的な思想と道徳
       1 義務教育(道徳教育)と高等学校(公民・倫理) / 2 道徳教育と倫理学 / 3 和辻倫理学
       / 4 伝統・文化(神道・仏教・儒教など)と西洋近代思想

     第20章 古代における道徳教育の原理
      第1節 古代の人びとの世界観
       1 原始的心性 / 2 『万葉集』にみる世界と人との関係 / 3 超越的な力との関係
      第2節 「清明心」
       1 透きとおった明るさ / 2 明るさと暗さ / 3 清らかさと穢れ
      第3節 「清明心」の特質
       1 受動的な態度 / 2 純粋さ

     第21章 中世における道徳教育の原理
      第1節 中世仏教にみる道徳教育の原理
       1 中世仏教にみる道徳教育の原理―「禅」の思想を手がかりとして
        1 仏教の基本道徳としての「慈悲」
        / 2 仏教道徳の基底としての「空―縁起」―『正法眼蔵』「現成公案」巻
       2 法然の浄土思想
        1 仏教の特徴 / 2 浄土思想 / 3 法然における念仏
      第2節 中世芸道にみる道徳教育の原理
       1 芸道の始まり / 2 芸道における特色 / 3 芸道と道徳教育

     第22章 近世における道徳教育
      第1節 近世儒教にみる道徳教育の原理
       1 日本朱子学
        1 藤原惺窩 / 2 林羅山 / 3 山崎闇斎
       2 古学
        1 伊藤仁斎 / 2 荻生徂徠
       3 そのほか特筆すべき思想家・教育家
        1 中江藤樹 / 2 貝原益軒 / 3 吉田松陰 
      第2節 近世庶民思想にみる道徳教育の原理
       1 近世庶民の生活と思想 / 2 石田梅岩と石門心学 / 3 近世仏教と庶民道徳
      第3節 近世近代の武士道にみる道徳教育の原理
       1 武士の精神―近世以前 / 2 近世における士道と武士道 / 3 近代と武士道
       / 4 新渡戸稲造の『武士道』
      第4節 近代の宗教と道徳:仏教,キリスト教
       1 明治時代の仏教と道徳 / 2 田中智学と井上円了の忠孝論 / 3 清沢満之の真俗二諦論
       / 4 明治時代とキリスト教の受容 / 5 女子教育への貢献
       / 6 キリスト教と国家主義―内村鑑三不敬事件―

     附 章
      1 近代の道徳教育を創った人びと
       第1節 福沢諭吉,西村茂樹,和辻哲郎
        1 福沢諭吉 / 2 西村茂樹 / 3 和辻哲郎
       第2節 西晋一郎における道徳教育の理論と実践
        1 戦前を代表する倫理学者・西晋一郎 / 2 広島高等師範学校による教育
        / 3 西理論の構造と学問的スタンス
       第3節 西田幾多郎
        1 『善の研究』の道徳論の概要 / 2 『善の研究』の道徳論が有する意義
      2 戦後の道徳教育を創ってきた人びと
        1 戦後道徳教育を方向づけた指導者 / 2 日本道徳教育学会を設立し推進した指導者
        / 3 関西道徳教育研究会を設立し,推進した指導者
        / 4 行政の立場から道徳教育を研究し,その実践を推進した指導者
      3 道徳教育史 略年表
  • 内容紹介

    総合的な視点から検討・分析しつつ「これからの道徳教育」を提言。
    学会の総力を結集して検討した、今後の道徳教育の道案内になる教育全集が刊行。

    教育の先導役を果たす道徳教育。
    第1巻では、本質的な部分の基本的な道徳教育の変遷・展開・展望を押さえる。
    第?部 近代日本の道徳教育の変遷、第?部 新たな道徳教育像の探究、第?部 現代の教育課題と道徳教育、
    第?部 日本の伝統的な思想と道徳、の4部構成。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    押谷 由夫(オシタニ ヨシオ)
    武庫川女子大学大学院教授

    貝塚 茂樹(カイズカ シゲキ)
    武蔵野大学教育学部教授

    高島 元洋(タカシマ モトヒロ)
    お茶の水女子大学名誉教授

    毛内 嘉威(モウナイ ヨシタケ)
    秋田公立美術大学大学院教授
  • 著者について

    日本道徳教育学会 全集編集委員会 (ニホンドウトクキョウイクガッカイ ゼンシュウヘンシュウイインカイ)
    日本道徳教育学会 全集編集委員会(にほんどうとくきょういくがっかい ぜんしゅうへんしゅういいんかい)

    押谷 由夫 (オシタニ ヨシオ)
    (おしたに よしお)武庫川女子大学教育研究所教授。


    貝塚 茂樹 (カイヅカ シゲキ)
    (かいづか しげき)武蔵野大学教育学部(教養教育)教授。


    高島 元洋 (タカシマ モトヒロ)
    (たかしま もとひろ)お茶の水女子大学名誉教授。


    毛内 嘉威 (モナイ ヨシタケ)
    (もない よしたけ)秋田公立美術大学美術学部美術学科教授。

道徳教育の変遷・展開・展望(新道徳教育全集〈第1巻〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:学文社
著者名:日本道徳教育学会全集編集委員会(編著)/押谷 由夫(編著)/貝塚 茂樹(編著)/高島 元洋(編著)/毛内 嘉威(編著)
発行年月日:2021/06/30
ISBN-10:4762030864
ISBN-13:9784762030864
判型:A5
発売社名:学文社
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:教育
言語:日本語
ページ数:275ページ
縦:22cm
その他:道徳教育の変遷・展開・展望
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