ケース研究 著作物の類似性判断―ビジュアルアート編 [単行本]
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ケース研究 著作物の類似性判断―ビジュアルアート編 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2021/07/17
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ケース研究 著作物の類似性判断―ビジュアルアート編 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    著作権法に精通する研究者と実務家がタッグを組み、著作権侵害をめぐる紛争において最も問題となることの多い「類似性」要件を徹底研究。イラスト・美術・写真等のビジュアルアートを対象に、判例の網羅的な整理を通じてこれまでの判断傾向を明らかにし、著者同士の対談を通じてさらに議論を深めることで、類似性判断の在り方を多角的に考察する。理論的側面から現在の問題状況を鋭く分析した冒頭の各論考も必読!
  • 目次

    はしがき

    第1編 理論編

    第1章 著作物の類似性[上野達弘]
     第1節 はじめに
     第2節 類似性とは
      1 類似性=「表現上の本質的な特徴を直接感得」できること(判例)
      2 「類似性」という名称について
      3 「創作的表現の共通性」が前提
     第3節 課 題
      1 アイディア/表現
      2 創作性
      3 創作性の高低と類似性判断
      4 創作的表現の共通性の判断方法
      5 類似性(=「表現上の本質的な特徴を直接感得」できること)の意味
      6 類似性判断の基準となる主体
      7 著作物の著名性/需用者の誤認混同
      8 類似性の主張立証責任
     第4節 おわりに

    第2章 類似性判断の実務[前田哲男]
     第1節 類似性判断の対象
      1 請求の特定の必要性
      2 被侵害著作物の特定の方法
      3 原告が特定した箇所以外の部分に基づく反論の可否
     第2節 類似性の判断に関する法的構造
      1 事実か法的評価か
      2 主張立証責任
      3 評価の時点

    第2編 ケース編

    第1章 イラスト
     Ⅰ 判例の概観[上野達弘]
      1 総 説
      2 裁判例
       ⑴ 類似性を否定した裁判例
       【ケース1─1】タウンページ・キャラクター事件
       【ケース1─2】けろけろけろっぴ事件
       【ケース1─3】うるせぇトリ事件
       【ケース1─4】コーポレーションペンギン事件
       【ケース1─5】坂井真紀イラスト事件
       【ケース1─6】マンション読本事件
       【ケース1─7】博士イラスト事件
       【ケース1─8】レターセット事件
      ⑵ 類似性を肯定した裁判例
       【ケース1─9】サザエさんバス事件
       【ケース1─10】たいやきくん事件
       【ケース1─11】ライダーマン事件
       【ケース1─12】無人契約機¥enむすび事件
       【ケース1─13】パンシロントリム事件
       【ケース1─14】出る順シリーズ事件
       【ケース1─15】パンダイラスト事件
       【ケース1─16】ノンタン事件
       【ケース1─17】ひこにゃん事件
       【ケース1─18】フラねこ事件
       【ケース1─19】眠り猫事件
       【ケース1─20】ふわふわ四季のたより事件
     Ⅱ 対談的検討[上野達弘・前田哲男]
      ■比較する部分・範囲の広さ
      ■イラストの著名性が与える影響
      ■「原告著作物」とは?
      ■博士イラストの創作性
      ■比較すべき対象はどこなのか
      ■レターセット事件
      ■出る順シリーズ事件
      ■類似性判断は、時代と共に変わり得るのか
      ■ノンタン事件・たいやきくん事件
      ■無人契約機¥enむすび事件
      ■パンシロントリム事件
      ■眠り猫事件
      ■創作性に関する主張立証
      ■「ありふれている」「ありふれていない」ことの判断
      ■どこまでが一つの著作物か

    第2章 美術・人形・ぬいぐるみ・ブックカバー
     Ⅰ 判例の概観[上野達弘]
      1 総 説
      2 裁判例
       ⑴ 類似性を否定した裁判例
       【ケース2─1】劇団SCOT事件
       【ケース2─2】たち吉事件
       【ケース2─3】猫のぬいぐるみ事件
       【ケース2─4】巻くだけダイエット事件
       【ケース2─5】完全自殺マニュアル事件
       ⑵ 類似性を肯定した裁判例
       【ケース2─6】民家の暖簾事件
       【ケース2─7】仏画事件
       【ケース2─8】エルミア・ド・ホーリィ事件
       【ケース2─9】金魚電話ボックス事件
       【ケース2─10】角川mini文庫事件
       【ケース2─11】日野市壁画事件
       【ケース2─12】博多人形赤とんぼ事件
       【ケース2─13】トントゥ人形事件
       【ケース2─14】入門漢方医学事件
       ⑶ 著作物性を否定した裁判例
       【ケース2─15】プチホルダー事件
       【ケース2─16】ファービー事件
     Ⅱ 対談的検討[上野達弘・前田哲男]
      ■現代アートと著作権の親和性
      ■アイディアと表現の境目はどこか
      ■たち吉事件
      ■「表現上の本質的な特徴」概念の捉え方
      ■民家の暖簾事件
      ■商品としてではなく、漫画の背景だったとしたら
      ■本質的特徴をどこから感得するか
      ■エルミア・ド・ホーリィ事件
      ■角川mini文庫事件
      ■日野市壁画事件
      ■入門漢方医学事件
      ■巻くだけダイエット事件・完全自殺マニュアル事件

    第3章 書・文字
     Ⅰ 判例の概観[上野達弘]
      1 総 説
      2 裁判例
       ⑴ 類似性を否定した裁判例
       【ケース3─1】動書「鶴」事件
       【ケース3─2】デザイン書体「趣」事件
       【ケース3─3】雪月花事件
       ⑵ 類似性を肯定した裁判例
       【ケース3─4】動書「私の散歩道」事件
       ⑶ 著作物性を否定した裁判例
       【ケース3─5】シャトー勝沼事件
       【ケース3─6】かつ~ん事件
       【ケース3─7】アサックス事件
       【ケース3─8】住友建機株式会社ロゴ事件
       【ケース3─9】ゴナU事件
       【ケース3─10】INTERCEPTER事件
       ⑷ 複製主体に当たらないことを理由に侵害を否定した裁判例
       【ケース3─11】動書「佳扇」事件
       【ケース3─12】動書「華」事件
     Ⅱ 対談的検討[上野達弘・前田哲男]
      ■書では、類似性を否定されたケースが多い?
      ■1文字の場合における創作性の捉え方
      ■手書き原稿や写経の著作物性
      ■実用目的だが、筆で書かれているという場合
      ■ロゴマークに著作物性を認めることがもたらす影響
      ■タイプフェイスの著作物性
      ■裁判所における判断の傾向

    第4章 写 真
     Ⅰ 判例の概観[上野達弘]
      1 総 説
      2 裁判例
       ⑴ 類似性を否定した裁判例
       【ケース4─1】廃墟写真事件
       【ケース4─2】コーヒーを飲む男性事件
       【ケース4─3】カーテン商品カタログ事件
       【ケース4─4】ニューディナーパン事件
       【ケース4─5】播磨喜水パッケージデザイン事件
       【ケース4─6】おもてなしプレゼント事件
       ⑵ 類似性を肯定した裁判例
       【ケース4─7】ヘアデザイン写真事件
       【ケース4─8】たぬピク事件
       【ケース4─9】マンモス画像事件
       【ケース4─10】東京アウトサイダーズ事件
       【ケース4─11】パロディ=モンタージュ事件
       【ケース4─12】グルニエ・ダイン事件
       【ケース4─13】みずみずしいすいか事件
       【ケース4─14】祇園祭写真事件
       【ケース4─15】舞妓写真事件
       ⑶ 著作物性を否定した裁判例
       【ケース4─16】久保田一竹美術館事件
       【ケース4─17】メガネサロントミナガ事件
     Ⅱ 対談的検討[上野達弘・前田哲男]
      ■風景写真の創作性を基礎づける要素
      ■立体物である商品の写真の著作者は誰か
      ■たぬピク事件・マンモス画像事件
      ■被写体に関する工夫の考慮
      ■写真をもとに絵を描く行為、トレース
      ■東京アウトサイダーズ事件
      ■グルニエ・ダイン事件
      ■おもてなしプレゼント事件

    事項索引  
    判例索引  
  • 内容紹介

    著作権事件で最も問題となることの多い「類似性」要件。裁判例の分析と著者同士の対談を通じて、その判断の在り方を徹底研究。

    著作権法に精通する研究者と実務家がタッグを組み、著作権侵害をめぐる紛争において最も問題となることの多い「類似性」の要件を徹底的に研究する。イラスト・美術・写真等のビジュアルアートについて、裁判所の判断傾向を丹念に分析し、著者同士の対談を通じてさらに議論を深めることで、多角的な視点からの検討を試みた一冊。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    上野 達弘(ウエノ タツヒロ)
    早稲田大学法学学術院教授。京都大学法学部卒業、同大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学

    前田 哲男(マエダ テツオ)
    弁護士。東京大学法学部卒業
  • 著者について

    上野 達弘 (ウエノ タツヒロ)
    上野 達弘(うえの たつひろ)

    早稲田大学法学学術院教授.京都大学法学部卒業,同大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学.主な業績に,『著作権法入門〔第3版〕』(共著,有斐閣,2021年),『〈ケース研究〉著作物の類似性判断 ビジュアルアート編』(共著,勁草書房,2021年)など.

    前田 哲男 (マエダテツオ)
    前田 哲男(まえだ てつお) 弁護士。東京大学法学部卒業。主な業績に、『音楽ビジネスの著作権 第2版』(共著、著作権情報センター、2016年)、「翻案の概念」『知的財産・コンピュータと法──野村豊弘先生古稀記念論文集』(商事法務、2016年)など。

ケース研究 著作物の類似性判断―ビジュアルアート編 の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:上野 達弘(著)/前田 哲男(著)
発行年月日:2021/07/20
ISBN-10:4326403926
ISBN-13:9784326403929
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:298ページ
縦:21cm
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