市民がつくる、わがまちの誇り―シビック・プライド政策の理論と実際(文化とまちづくり叢書) [単行本]
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市民がつくる、わがまちの誇り―シビック・プライド政策の理論と実際(文化とまちづくり叢書) [単行本]

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出版社:水曜社
販売開始日: 2021/07/21
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市民がつくる、わがまちの誇り―シビック・プライド政策の理論と実際(文化とまちづくり叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    シビック・プライドで重要なのは、まちへの思いと共に、市民としてまちに関わるという当事者性である。市民の内発力による参加や協働を支える本格的な制度や仕組み、地道な実践を必要とする。まちの構造を転換するような息の長い取り組みに、具体的な道筋を示す。
  • 目次

    はじめに
    プロローグ
    シビック・プライドで何ができるか

    Ⅰ. シビック・プライドの理論
    1. シビック・プライドとは何か-政策論からの再定義
    (1)代表的定義
    (2)企業による自治体ランキング
    (3)類似の概念との比較
    (4)政策用語としてのシビック・プライド
    2. 地方自治の変化とシビック・プライド
    (1)地方自治を取り巻く状況の変化
    (2)昭和22年の地方自治制度
    (3)国の動き
    (4)これからの地方自治-内発力・当事者性の導入
    3. シビック・プライドの目的・目指すところ
    (1)社会を活発化し、まちを豊かにする
    (2)自治経営を効果的・効率的にする
    (3)移住・定住化の効果はあるか
    (4)民主主義を内実あるものに
    4. シビック・プライドの関連法・条例
    (1)シビック・プライドに関する法律
    (2)自治基本条例
    (3)シビック・プライド関連条例
    5. シビック・プライド政策の理論
    (1)新しい公共論とシビック・プライドの展開
    (2)協働とシビック・プライドの育成

    Ⅱ.シビック・プライドの政策化
    1. 政策化の基本視点
    (1)資産・資源としての市民
    (2)社会資本としてのシビック・プライド
    (3)シビック・プライドで注意すべきこと
    (4)シビック・プライド政策を体系的にとらえる
    2. シビック・プライド政策の主体・対象者
    (1)市民
    (2)地域活動団体
    (3)NPO・ボランティア団体
    (4)外国人
    (5)企業
    (6)域外住民
    (7)行政
    3. シビック・プライド政策の設定
    (1)問題設定の難しさ
    (2)首長のリーダーシップ
    (3)議会の政策条例提案
    4. シビック・プライドの指標をつくる
    (1)これまでの指標
    (2)自治経営から見たシビック・プライドの指標
    5. シビック・プライドの現状を把握する(アンケートモデル)
    (1)シビック・プライド調査の考え方
    (2)住民アンケートモデル
    6. シビック・プライドを育む
    (1)まちを知る・学ぶ
    (2)人が集まる・交流する
    (3)まちに参加する・やってみる
    (4)思いをカタチにする
    7.シビック・プライドを発信する
    (1)情報発信の考え方
    (2)伝わる情報発信
    8. シビック・プライドでまちを興す
    (1)最初の一歩
    (2)まちを興す
    9. シビック・プライドをもとに自治体の仕事を見直す
    (1)愛着、誇り、共感という観点から、これまでの仕事を見直す
    (2)市民の当事者性から、これまでの仕事を見直す
    10. シビック・プライドの政策形式
    (1)条例
    (2)計画・宣言
    11. シビック・プライド政策を推進する仕組み・体制
    (1)シビック・プライド推進会議
    (2)庁内推進体制
    (3)全市的推進組織

    Ⅲ.シビック・プライド条例(試案)
    前文
    (1)目的
    (2)基本となる用語(定義)
    (3)基本理念
    (4)関係者の役割
    (5)基本計画(基本方針及び計画の策定)
    (6)まちの学び
    (7)情報の共有・発信
    (8)普及・啓発
    (9)表彰・顕彰
    (10)行動する市民を支える仕組み
    (11)市の財政支援等
    (12)推進体制等
    (13)条例の見直し
    おわりに
  • 内容紹介

    まちへの「愛着、誇り、共感」を育み、地域活性化につなげるために

    まちや地域への愛着、誇り、共感は、「このまちに住み続けたい」「 このまちを人にも勧めたい」という行動に繋がることから、シビック・プライドは自治体にとって魅力的なパラダイムである。

    従来、自治体の魅力を発信する方法としては外部のコンサルタントにプロモーションを委託しWEB や東京でのイベントによる情報発信などで、成功したとは言えないものが多い。これはよそ者任せのシティーセールスの結果とも言える。これらの反省からシビック・プライド論が生まれた。市民の愛着や誇り、共感に加え、住民らが当事者意識を持ち、発信の結果、外部からヒト・モノ・カネの獲得といった効果を引き込む。出発点に市民一人ひとりの思いや意欲を据えるのがシビック・プライド論の要諦といえる。

    しかし一方で、シビック・プライドは客観化が難しい事、精神論に陥りやすく施策化が難しい政策テーマである。こうした問題意識から、本書ではシビック・プライド政策の理論化と政策化に焦点を絞って論述した。理論化ではシビック・プライドを新しい公共論・協働論から組み立て、社会資本であると考え、客観化、見える化に注力した。政策化では、政策の全体像、政策の意義や必要性がうまく説明出来ないといった不安や疑問に答えるべく、事例も交えて具体的に論述した。

    これからの地域創生に不可欠なシビック・プライド政策についてわかりやすく解説した1冊。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    松下 啓一(マツシタ ケイイチ)
    地方自治研究者・実践者(元相模女子大学教授)。1951年生まれ。専門は現代自治体論(まちづくり、協働、政策法務)。26年間の横浜市職員時代には、総務・環境・都市計画・経済・水道などの各部局で調査・企画を担当
  • 著者について

    松下 啓一 (マツシタ ケイイチ)
    元相模女子大学・大阪国際大学教授。現代自治体論(まちづくり、協働、政策法務)。26年間の横浜市職員時代には、総務・環境・都市計画・経済・水道などの各部局で調査・企画を担当。著書に『市民協働の考え方・つくり方』、『自治基本条例の作り方』、『つくろう議員提案の政策条例』など。 自治体学会、日本NPO 学会、コミュニティ政策学会に所属。

市民がつくる、わがまちの誇り―シビック・プライド政策の理論と実際(文化とまちづくり叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:水曜社
著者名:松下 啓一(著)
発行年月日:2021/07/21
ISBN-10:4880655082
ISBN-13:9784880655086
判型:A5
発売社名:水曜社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:166ページ
縦:21cm
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