ジョブ型を展望したこれからの人事制度―同一労働同一賃金を踏まえた役割主義改良型への道筋 [単行本]

ジョブ型を展望したこれからの人事制度―同一労働同一賃金を踏まえた役割主義改良型への道筋 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  ジョブ型を展望した場合、考えなければならないことがある。“職務記述書をどうするか”“新卒一括採用、横並びの初任給、定期昇給を維持するのか”“高度専門的人材の活用をどう考えるか”“配置転換で職務内容が変わった場合、等級・賃金を変えるか”…「職務」をテーマに、また役割能力要件表を活用し、日本企業にフィットした人事制度を探る。

• 目次

  ●同一労働同一賃金　
  ●ジョブ型とは　
  ●メンバーシップ型とは　　
  ●考えておかなければならないこと
  　－異動・配置転換、ジョブローテーションをどうするか
  　－職務内容が変わった場合、等級・賃金を変えるか
  　－新規一括採用、横並びの初任給をどうするか
  　－高度専門的人材の採用をどうするか
  　－定期昇給は維持するか
  ●人事各システムはどのように考えるか
  　－等級制度、昇格・降格、評価制度
  ●能力主義から役割主義、役割主義から役割改良型への道筋

• 内容紹介

  　働き方改革の推進、コロナ禍への対応により新しい働き方が言われる中、人事制度もこれまでのメンバーシップ型からジョブ型への移行が言われています。しかし、ジョブ型を展望した場合、考えなければならないことがあります。本書では「職務」をテーマにして、また役割能力要件表を活用し、長い人事コンサル経験を持つ著者が日本企業にフィットしたこれからの人事制度を探っていきます。

• 著者について

  河合克彦 (カワイカツヒコ)
  (株)河合コンサルティング代表取締役
  １９６７年　京都大学経済学部卒業後、㈱富士銀行に入行。
  １９８０年　㈱富士ナショナルシティ・コンサルティング（ＦＮＣＣ）続いて㈱富士総合研究所に出向し、経営コンサルティング業務に従事する。
  １９９７年　㈱富士銀行　退職。㈱河合コンサルティング設立
  
  ＜主な著書＞
  「適正要員・総額人件費マネジメント」（日本生産性本部）、「人事評価者研修の効果的な進め方と〔業種別〕演習ケ－ス集」（日本法令）共著、「活動ベ－スの付加価値」（日本生産性本部）共著、「役割能力要件表のつくり方」（日本生産性本部）共著、「小さな会社のための“こぢんまり”人事・賃金制度のつくり方」（日本法令）、「７つのステップでできる部門業績評価制度のつくり方」（日本法令）、「役割・能力・成果…　“〇Ｘ主義”を超えて」（日本生産性本部）、「人事・賃金コンサルティング入門」（日本法令）、「被評価者のための評価の基礎知識」（日本生産性本部）、「評価者になったら読む本　改訂増補版」（日本生産性本部）など多数
  
  藤井　公明 (フジイキミアキ)
  １９６７年兵庫県神戸市生まれ。早稲田大学法学部卒。
  弁護士（第二東京弁護士会）、１級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本心理学会認定心理士、人事コンサルタント。
  法務・労務リスクマネジメントを得意とし、現在、木村・藤井法律事務所（千代田区丸の内）にて、人事労務分野（経営者側）及び事業承継分野を中心に幅広く活躍。
  
  ＜主な著書＞　「活動ベ－スの付加価値」（日本生産性本部）共著
  
  中野　剛 (ナカノツヨシ)
  なかの経営労務事務所　社会保険労務士（特定社会保険労務士証票　登録番号：第13050188号）。人事制度構築コンサルティングのほか、事業譲渡、会社分割、合併等のＭ＆Ａコンサルティングを数多く手掛け、企業の経営企画部門、人事労務部門の双方の支援をしている。

ジョブ型を展望したこれからの人事制度―同一労働同一賃金を踏まえた役割主義改良型への道筋 の商品スペック