55歳から「まち」の人 [単行本]
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55歳から「まち」の人 [単行本]

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出版社:その他
販売開始日: 2021/06/21
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55歳から「まち」の人 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    著者は、作家の陳舜臣氏が生前に全幅の信を置いた神戸・長田区の中小企業経営者。阪神・淡路大震災のその日まで、近所づきあいにまったく縁のなかった著者は、支援に来た若者と出会い、区画整理が行われるまちで共同化住宅を建て、古民家を移設して集会所をつくり、兵庫や丹波の水害被災地、東北の被災地にも通い続けるようになる。仕事一筋だった男を「まちの人」に変えた「半歩の勇気」「無財の七施」とは何か。「こういう人が各地にいれば、日本はもっと変わるのに」(シャンティ国際ボランティア会創設者、曹洞宗僧侶・有馬実成)。
  • 目次

    ●はじめに─一九九五年一月一七日
    ●第一章 青春の頃
    疎開の記憶
    恩師のビンタ
    神戸悪童時代
    映画のにおい
    浪人時代の百姓体験
    京大ボート部
    土木工事の現場研修
    ●第二章 会社員時代
    初任給二万二〇〇〇円
    最初の現場
    尺貫法と侠気
    前始末
    「エラいもん出てきた、文化財やぞ」
    ●第三章 経営者になる
    「お前が来なかったらもう会社やめる」
    四三歳の取締役就任
    焼けてみてわかった無駄
    「えらいとこに来たな」
    ●第四章 再建
    緊急対策
    取引先宛礼状
    この惨状たるや名状し難いものです─一月二八日
    従来の如くには及ぶべくもございませんが─二月七日
    一歩ずつ春は来ています─二月一七日
    ようやく周囲の瓦礫も片づき始め─四月二八日
    会社の成績もほぼ回復に近づいております─六月一七日
    感謝すること以外の何物でもありません─一〇月三一日
    「ボランティア村」誕生
    有馬実成さんとの出会い
    弔辞─君を自慢し、また君に自慢したい
    ●第五章 「復興」
    町づくり協議会発足
    震災一〇〇〇日を前にして
    共同化住宅の苦悩
    さわやかな男を見た
    描いては消しが二〇回
    仮設の撤去と受け皿住宅
    彼がもう二年いてくれたら
    そんな決め方は反対だ
    皆でこしらえる慰霊塔
    続けるにしても金は要る
    地域の人たちで仕上げた公園
    空振りに終わった直訴
    「そんな無茶なことを俺に言うか(笑)?」
    籠に乗る人、担ぐ人
    そんな人は必ずいるから
    若者たちとの夏合宿
    台湾被災地を訪ねる
    啐啄の道場
    半歩を踏み出す勇気
    諭されていると理解して
    そういう機会がなさすぎる
    台湾へ古民家移築を
    自ら行動するリーダーたち
    一〇年目を迎えて
    ニセコ町を訪ねて学ぶ
    「外部からの力が必要なんです」
    やめてしまったら途切れてしまう
    堺での不思議な出会い
    九三歳児島ハツ子さんのこと
    ●第六章 解散
    落とし穴が待っていた
    ちょっとしんどい
    まちがギクシャクしているのは
    「わからない」ことへの耐性
    ●第七章 まちに生きる
    「今度は我々が加勢して」
    おかげで仲良しになった
    「だってあたりまえのことでしょう」
    何かが欠けている
    旬のものを食べよう
    職人さんと学生の交流
    医療費がかさむ見本になって
    老台北こと蔡焜燦さんと唄う
    陳舜臣さんとの台湾の旅
    東日本大震災の地に入り
    「一緒に住んだほうが良かったよ」
    神戸でも同じだった
    病室の中は耳の遠い人ばかり
    歩き遍路さんには恐縮あるのみ
    「あのときは勇気を得ました」
    二一年目の慰霊祭
    熊本・益城町の友人宅は
    水害被災地の真摯な人
    病床の親友を見舞う
    菅原市場への思い
    人と人との関係だけでなく
    ●あとがき
    ●関連年表
    ●索引
  • 出版社からのコメント

    著者は作家の陳舜臣氏が全幅の信を置いた神戸の経営者。仕事一筋だった男が被災を機に「まちの人」へと変わっていく26年の記録。
  • 内容紹介

    近所の人から頼りにされる。全国に友だちがいる。若者たちと一緒にものづくり。「こういう人が各地にいれば、日本はもっと変わるのに」(シャンティ国際ボランティア会創設者、曹洞宗僧侶・有馬実成)──。著者は、作家の陳舜臣氏が全幅の信を置いた神戸・長田区の自動車部品販売会社元社長。26年前に阪神・淡路大震災で社屋のほとんどを焼失し、それまで近所づきあいにまったく縁のなかった54歳(当時)の著者は、ボランティアに来た若者と知り合い、仮設プレハブの手配役を引き受けた。その日から著者は、区画整理が行われるまちで共同化住宅を建て、若い仲間たちとともに古民家を移設して集会所をつくり、水害被災地の復興市民農園で野菜を育て、東北の被災地にも通い続ける。職場と家を往復するだけだった人生は、その後半戦で広く、豊かなものへと変わっていく。震災復興の現場で四半世紀にわたって綴られてきた「男の齢の重ね方」、その理想型の記録。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田中 保三(タナカ ヤスゾウ)
    1940(昭和15)年、兵庫県生まれ。65(昭和40)年、京都大学工業教員養成所卒。同年、山田工務店入社。81(昭和56)年、神戸市長田区御蔵通の自動車部品会社・兵庫商会入社。89(平成元)年、同社社長就任。95(平成7)年、阪神・淡路大震災により神戸市長田区の社屋六棟のうち五棟を失う。自社敷地をさまざまなボランティア団体に提供、御蔵通の復興とまちづくりに携わる。96(平成8)年、ボランティア組織「まち・コミュニケーション」相談役に就任。2002(平成14)年、御蔵通五・六丁目町づくり協議会(まち協)会長就任。まち協およびまち・コミは、03(平成15)年1月に防災まちづくり大賞総務大臣賞受賞、同年9月に防災功労者内閣総理大臣表彰を受章。14(平成26)年、ロドニー賞受賞
  • 著者について

    田中保三 (タナカヤスゾウ)
    作家の陳舜臣氏が、生前に全幅の信を置いた神戸の中小企業経営者。1940(昭和15)年、兵庫県生まれ。65(昭和40)年、京都大学工業教員養成所卒。同年、山田工務店入社。81(昭和56)年、神戸市長田区御蔵通の自動車部品会社・兵庫商会入社。89(平成元)年、同社社長就任。95(平成7)年、阪神・淡路大震災により社屋を失う。自社敷地をボランティア団体に提供し、96(平成8)年、ボランティア組織「まち・コミュニケーション」相談役に就任。2002(平成14)年、御蔵通五・六丁目町づくり協議会(まち協)会長就任。まち協およびまち・コミは、03(平成15)年1月に防災まちづくり大賞総務大臣賞受賞、同年9月に防災功労者内閣総理大臣表彰を受章。

55歳から「まち」の人 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:苦楽堂 ※出版地:神戸
著者名:田中 保三(著)
発行年月日:2021/06/12
ISBN-10:4908087121
ISBN-13:9784908087127
判型:B6
発売社名:苦楽堂
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:231ページ ※223,8p
縦:19cm
横:13cm
厚さ:1cm
重量:280g
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