危機の時代の歴史学のために―歴史論集〈3〉(岩波現代文庫) [文庫]
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危機の時代の歴史学のために―歴史論集〈3〉(岩波現代文庫) [文庫]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2021/07/17
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危機の時代の歴史学のために―歴史論集〈3〉(岩波現代文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    新たな歴史認識へ!グローバリゼーションがもたらす現在の危機と、歴史学の危機―二重の危機を見据えながら、歴史学の可能性を模索する。3・11の経験、東アジアの歴史問題、ジェンダーからの問いかけ、歴史教育の現場に、歴史学はどう向き合うのか。近年の「歴史批評」を集成する現代文庫オリジナル版。
  • 目次

    歴史論集3 まえがき


    問題の入口 「危機」を見据える
     第1章 記憶せよ、抗議せよ そして、生き延びよ--井上ひさしのことばから
     第2章 歴史学の「逆襲」
     第3章 危機の時代の歴史学と歴史学の危機

    Ⅰ 3・11以後--「核時代の歴史学」へ
     第4章 「3・11」を経た歴史学--歴史学は災害にどう向き合ってきたのか
      はじめに
      1 災害と歴史家たち
      2 災害史のメタヒストリー
      3 核時代の歴史学へ--「現代的災害」を扱うということ
      おわりに
     第5章 「被爆」と「被曝」をつなぐもの--井上光晴『西海原子力発電所/輸送』をめぐって

    Ⅱ 東アジアのなかの歴史学
     第6章 人間的想像力と歴史的記憶
     第7章 高崎宗司『定本「妄言」の原形』をめぐって
     第8章 「帝国責任」ということ
      はじめに
      1 「併合」の論じ方
      2 帝国意識
      3 植民地体験
      おわりに
     第9章 新しい歴史家たちよ、目覚めよ
      1 歴史認識の問い
      2 「韓国併合」をどう呼ぶか
      3 「韓国併合」をめぐる認識の展開
      4 アイデンティティの問い直し
      5 歴史認識の問い、再び
     第10章 「東アジア史」の可能性
      はじめに--二〇〇五年の東アジア
      1 『未来をひらく歴史』をめぐって
      2 テクストとしての『未来をひらく歴史』
      3 東アジア史の可能性--あるいは「日中韓三国共通歴史教材」の可能性

    Ⅲ ジェンダーと歴史認識
     第11章 歴史認識と女性史像の書き換えをめぐって--近現代日本を対象に
      はじめに
      1 女性史を書き換える/女性史で書き換える
      2 一九七〇年代初めにおける女性史像とその書き換え
      3 一九九〇年代半ばにおける女性史像とその書き換え
      おわりに
     第12章 上野千鶴子と歴史学の関係について、二、三のこと
     第13章 性暴力と近代日本歴史学--「出会い」と「出会いそこね」
      はじめに
      1 近代日本歴史学と性/性暴力
      2 性暴力をめぐる近代日本歴史学の歴史
      3 オーラルヒストリーとの「出会いそこね」
      4 「転回」をめぐって

    Ⅳ 〈歴史の知〉の環境--歴史学・歴史教育・メディア
     第14章 「歴史」が語られる場所
     第15章 「通史」という制度--「戦後歴史学」の風景のなかで
      はじめに
      1 戦後史学史のなかの「通史」
      2 「通史」の構造
      3 問題としての「通史」
     第16章 「歴史」を教科書に描くということ
      1 いま「歴史修正主義」とは
      2 物語としての歴史
      3 歴史研究と歴史教育
      4 問われる歴史の語りの主体
     第17章 「教科としての歴史」との対話
      はじめに
      1 歴史教科書の叙述
      2 授業という場所と歴史教科書
      3 入試問題をめぐって
      おわりに
     第18章 「戦後歴史教育」の実践について--加藤公明・授業実践を考えるために
      はじめに
      1 「戦後歴史教育」の推移
      2 「戦後歴史教育Ⅱ」としての「考える日本史」授業
      3 「戦後歴史教育」の歴史的位相と加藤実践
     第19章 次世代に「知」を伝えるということ--歴史の「知」と歴史学の「学知」のあいだ
      はじめに
      1 「戦後歴史教育」のメタヒストリー
      2 歴史教育の「場所」(その1) --教室内外での自由民権運動
      3 歴史教育の「場所」(その2) --メディアのなかでの自由民権運動

    あとがき--「歴史論集」全3冊をめぐって
    初出一覧
    解 説……………戸邉秀明
  • 出版社からのコメント

    時代の危機に立ち向かい、自己変革を続ける歴史学をめぐる、近年の思索のエッセンスを集成。解説=戸邉秀明。
  • 内容紹介

    「歴史の消去」が進行する現在という時代の危機と、歴史学そのものの危機的状況――二重の問題意識のもと、歴史学と社会との関係を改めて問い直す。3・11後の経験、東アジアの歴史認識問題や、ジェンダーの視角からの問いかけ、転換期にある歴史教育の現場が拓く可能性に、歴史学はどう向き合うのか。近年の「歴史批評」を集成する現代文庫オリジナル版。解説=戸邉秀明
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    成田 龍一(ナリタ リュウイチ)
    1951年生まれ。日本女子大学名誉教授。近現代日本史。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士
  • 著者について

    成田 龍一 (ナリタ リュウイチ)
    成田龍一(Ryuichi Narita)
    1951年生まれ。日本女子大学名誉教授。近現代日本史。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。著書に『近現代日本史との対話【幕末・維新─戦前編】』『同【戦中・戦後─現在編】』(集英社新書)、『近現代日本史と歴史学』(中公新書)、『大正デモクラシー』(岩波新書)、『増補 「戦争経験」の戦後史』(岩波現代文庫)他多数。

危機の時代の歴史学のために―歴史論集〈3〉(岩波現代文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:成田 龍一(著)
発行年月日:2021/07/15
ISBN-10:4006004346
ISBN-13:9784006004347
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:425ページ
縦:15cm
横:11cm
厚さ:2cm
重量:266g
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