元朝の歴史―モンゴル帝国期の東ユーラシア(アジア遊学) [全集叢書]
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元朝の歴史―モンゴル帝国期の東ユーラシア(アジア遊学) [全集叢書]

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出版社:勉誠社
販売開始日: 2021/06/18
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元朝の歴史―モンゴル帝国期の東ユーラシア(アジア遊学) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    一二〇六年、チンギス・カンの即位により成立した大モンゴル国は、その後継者たちにより、ユーラシア大陸全土へその版図を広げていった。その後、皇位争いに勝利し、国号を「大元」と改めた世祖クビライが一二七九年に南宋を攻略したことにより、中国史に新たな統一王朝の名を刻むこととなる―元朝である。中国史における「元朝」とはいかなる存在であったのか―冷戦終結に伴う史料環境・研究環境の変化により、長足の進展をなしてきたモンゴル帝国史・元朝史研究の成果を受け、元代の政治・制度、社会・宗教、文化の展開の諸相、国際関係などを多面的に考察。さらには元朝をめぐる学問史を検討することにより、新たな元朝史研究の起点を示す。
  • 目次

    カラー口絵……『書史会要』(台湾国家図書館蔵洪武九年刊本)ほか
    序言 櫻井智美
    導論―クビライ登極以前のモンゴル帝国の歴史 渡辺健哉
    元朝皇帝系図
    本書所載論考関係年表
    元朝皇帝一覧

    Ⅰ 元代の政治・制度
    元代「四階級制」説のその後―「モンゴル人第一主義」と色目人をめぐって 舩田善之
    ジャムチを使う人たち―元朝交通制度の一断面 山本明志
    元代の三都(大都・上都・中都)とその管理 渡辺健哉
    江南の監察官制と元初の推挙システム 櫻井智美
    【コラム】カラホト文書 赤木崇敏
    【コラム】元代における宮室女性の活躍 牛瀟
    元末順帝朝の政局―後至元年間バヤン執政期を中心に 山崎岳

    Ⅱ 元代の社会・宗教
    元代の水運と海運―華北と江南はいかにして結びつけられたか 矢澤知行
    モンゴル朝における道仏論争について
    ―『至元辯偽録』に見える禅宗の全真教理解 松下道信
    元版大蔵経の刊行と東アジア 野沢佳美
    【コラム】南宋最後の皇帝とチベット仏教 中村淳
    【コラム】夷狄に便利な朱子学―朱子学の中華意識と治統論 垣内景子
    回顧されるモンゴル時代―陝西省大荔県拝氏とその祖先顕彰 飯山知保

    Ⅲ 伝統文化とその展開
    「知」の混一と出版事業 宮紀子
    白樸の生涯と文学 土屋育子
    「元代文学」を見つめるまなざし 奥野新太郎
    景徳鎮青花瓷器の登場―その生産と流通 徳留大輔

    Ⅳ 元朝をめぐる国際関係
    『朴通事』から広がる世界 金文京
    日元間の戦争と交易 中村翼
    日元間の僧侶の往来規模 榎本渉
    モンゴル帝国と北の海の世界 中村和之
    元と南方世界 向正樹

    Ⅴ 研究の進展の中で
    書き換えられた世界史教科書―モンゴル=元朝史研究進展の所産 村岡倫
    史料の刊行から見た二十世紀末日本の元朝史研究 森田憲司
    【コラム】チンギス・カンは源義経ではない
    ―同一人物説に立ちはだかる史実の壁 村岡倫
    【コラム】モンゴル時代の石碑を探して―桑原隲蔵と常盤大定の調査記録から 渡辺健哉
    【コラム】『混一疆理歴代国都之図』の再発見 渡邊久
  • 内容紹介

    1206年、チンギス・カンの即位により成立した大モンゴル国は、その後継者たちにより、ユーラシア大陸全土へその版図を広げていった。その後、皇位争いに勝利し、国号を「大元」と改めた世祖クビライが1279年に南宋を攻略したことにより、中国史に新たな統一王朝の名を刻むこととなる―元朝である。
    中国史における「元朝」とはいかなる存在であったのか―。
    冷戦終結に伴う史料環境・研究環境の変化により、長足の進展をなしてきたモンゴル帝国史・元朝史研究の成果を受け、元代の政治・制度、社会・宗教、文化の展開の諸相、国際関係などを多面的に考察。さらには元朝をめぐる学問史を検討することにより、新たな元朝史研究の起点を示す。
  • 著者について

    櫻井智美 (サクライサトミ)
    櫻井智美。明治大学文学部准教授。専門は宋元史、モンゴル帝国史。
    主な論文に「元代集賢院の設立」(『史林』83-3、2000年)、「元代の南海廟祭祀」(『駿台史学』163、2018年)、「曹彬不嗜殺人―元代における曹彬故事の採用とバヤンの評価」(『明大アジア史論集』23、2019年)がある。

    飯山知保 (イイヤマトモヤス)
    飯山知保。早稲田大学文学学術院教授。専門は中国華北社会史。
    主な著書に『金元時代の華北社会と科挙制度―もう一つの「士人層」』(早稲田大学出版部、2011年)、論文に“Steles and Status: Evidence for the Emergence of a New Elite in YuanNorth China,” Journal of Chinese History, vol.1, pp.1-24, November, 2016などがある。

    森田憲司 (モリタケンジ)
    森田憲司。奈良大学名誉教授。専門は中国近世社会文化史。
    主な著書に『概説中国史 上下』(共編、執筆、昭和堂、2016年)、『北京を知るための五二章』(共編、執筆、明石書店、2017年)、雑誌『一三、一四世紀東アジア史料通信』(編集、発行、2020年現在25号)、論文については「森田憲司教授略歴および著述目録」(『奈良史学』34、2017年)がある。

    渡辺健哉 (ワタナベケンヤ)
    渡辺健哉。大阪市立大学大学院文学研究科教授。専門は元代都城史・近代における日中学術交流史。
    主な著書に『元大都形成史の研究―首都北京の原型』(東北大学出版会、2017年)、論文に「論元代科挙的《冒籍》」(『考試研究』50、2015年)、「村上専精と常盤大定―東京帝国大学印度哲学講座の開設をめぐって」(オリオン・クラウタウ編『村上専精と日本近代仏教』(法藏館、2021年)などがある。

元朝の歴史―モンゴル帝国期の東ユーラシア(アジア遊学) の商品スペック

商品仕様
出版社名:勉誠出版
著者名:櫻井 智美(編)/飯山 知保(編)/森田 憲司(編)/渡辺 健哉(編)
発行年月日:2021/05/31
ISBN-10:4585325026
ISBN-13:9784585325024
判型:A5
発売社名:勉誠出版
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:307ページ
縦:21cm
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