根源悪の系譜―カントからアーレントまで 新装版 (叢書・ウニベルシタス) [全集叢書]
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根源悪の系譜―カントからアーレントまで 新装版 (叢書・ウニベルシタス) [全集叢書]

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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2021/07/19
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根源悪の系譜―カントからアーレントまで 新装版 (叢書・ウニベルシタス) の 商品概要

  • 目次


    緒論

    第一部 悪、意志、自由

     第一章 根源悪──自分自身と戦うカント
      悪しき格率
      根源悪
      悪魔的な悪
      無制約的な道徳的責任

     第二章 ヘーゲル──〈精神〉の治癒?
      有限者と無限者
      悪と有限性
      アダムの堕罪
      悪の必然性と正当化?
      ヘーゲル対ヘーゲル

     第三章 シェリング──悪の形而上学
      実在的な悪
      根拠と実存
      我意と闇の原理
      悪の道徳心理学

     間奏曲

    第二部 悪の道徳心理学

     第四章 ニーチェ──善悪の彼岸
      「よいとわるい」対「善と悪」
      弁証法的アイロニスト
      悪とルサンチマン
      善悪の彼岸
      悪についてニーチェから学ぶもの

     第五章 フロイト──根絶不可能な悪と両価性
      一群の兄弟たちが経験する両価性
      欲動論
      ニーチェとフロイト
      悪に対する責任

    第三部 アウシュヴィッツ以後
     プロローグ

     第六章 レヴィナス──悪と弁神論の誘惑
      弁神論の終焉
      悪の現象学
      無限の責任

     第七章 ヨーナス──新しい責任の倫理
      ニヒリズムに対する応答
      悪とわれわれの黙示録的状況
      ヨーナスの神話を「脱神話化する」
      ヨーナスとレヴィナス

     第八章 アーレント──根源悪と悪の陳腐さ
      余計さ、自発性、複数性
      悪の意図と動機?
      アイヒマン──人間的な、あまりに人間的な

    結論

    原注
    訳者あとがき
    文献一覧
    人名索引
  • 内容紹介

    二十世紀の歴史に癒しえぬ傷を残した数々の大量虐殺のあとで、哲学は「悪」をどう語りうるのか。カントが創出した「根源悪」の概念を軸に、人間が罪悪を犯す生来の可能性や必然性を熟考した思想家の系譜──ヘーゲル、シェリング、ニーチェ、フロイト、レヴィナス、ヨーナス、アーレント──を鋭く一望する。弁神論による「悪」の正当化が困難な今日、倫理の根源を問い質す碩学の労作。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    バーンスタイン,リチャード・J.(バーンスタイン、リチャードJ./Bernstein,Richard J.)
    1932年生まれ。ペンシルヴァニア大学、マサチューセッツ工科大学などを経て現在はニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチに所属。主としてプラグマティズムを研究するが、ヨーロッパ大陸の哲学にも造詣が深い。今は亡きリチャード・ローティの思想的盟友としても知られる

    阿部 ふく子(アベ フクコ)
    1981年生まれ。新潟大学人文学部准教授

    後藤 正英(ゴトウ マサヒデ)
    1974年生まれ。佐賀大学准教授

    齋藤 直樹(サイトウ ナオキ)
    1970年生まれ。盛岡大学教授

    菅原 潤(スガワラ ジュン)
    1963年生まれ。日本大学工学部教授
  • 著者について

    リチャード・J.バーンスタイン (バーンスタイン リチャード ジェイコブ)
    (Richard J. Bernstein)
    1932年生まれ。ペンシルヴァニア大学、マサチューセッツ工科大学などを経て現在はニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチに所属。主としてプラグマティズムを研究するが、ヨーロッパ大陸の哲学にも造詣が深い。今は亡きリチャード・ローティの思想的盟友としても知られる。単著に『ジョン・デューイ』、『実践と行為』、『科学・解釈学・実践』(邦訳、岩波書店)、『手すりなき思考』(邦訳、産業図書)、『ハーバーマスとモダニティ』、『ハンナ・アーレントとユダヤ人問題』、『フロイトとモーゼ神話』、『悪の濫用』および『プラグマティズム的転回』がある。

    阿部 ふく子 (アベ フクコ)
    1981年生まれ。日本学術振興会特別研究員(新潟大学)。共著書に『ヘーゲル体系の見直し』(理想社)、論文に「哲学と人間形成──ニートハンマーとシェリングの教養形成論をめぐって」(『シェリング年報』第19号)ほか。

    後藤 正英 (ゴウトウ マサヒデ)
    1974年生まれ。佐賀大学准教授。共著書に『ユダヤ人と国民国家──「政教分離」を再考する』(岩波書店)、『ドイツ観念論を学ぶ人のために』(世界思想社)、共訳書に『シェリング著作集 (1b) 自然哲学』(燈影舎)ほか。

    齋藤 直樹 (サイトウ ナオキ)
    1970年生まれ。盛岡大学准教授。共著書に『21世紀の哲学史』(昭和堂)、共訳書にブプナー『美的経験』(法政大学出版局)、論文に「ツァラトゥストラの「言語」──情動的言語使用の音楽的基礎」『理想』(第684号)ほか。

    菅原 潤 (スガワラ ジュン)
    1963年生まれ。長崎大学大学院教授。著書に『環境倫理学入門──風景論からのアプローチ』(昭和堂)、『「近代の超克」再考』(晃洋書房)、『昭和思想史とシェリング──哲学と文学の間』(萌書房)ほか。

    田口 茂 (タグチ シゲル)
    1967年生まれ。北海道大学大学院准教授。著書に『フッサールにおける〈原自我〉の問題』(法政大学出版局)、論文に「「私」の定義としての「身代わり」──主体の唯一性と留保なき普遍性をめぐって」『現代思想 総特集・レヴィナス』(40巻3号)ほか。

根源悪の系譜―カントからアーレントまで 新装版 (叢書・ウニベルシタス) の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:リチャード・J. バーンスタイン(著)/阿部 ふく子(訳)/後藤 正英(訳)/齋藤 直樹(訳)/菅原 潤(訳)/田口 茂(訳)
発行年月日:2021/07/20
ISBN-10:4588140639
ISBN-13:9784588140631
判型:B6
発売社名:法政大学出版局
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:440ページ ※430,10P
縦:20cm
その他: 原書名: RADICAL EVIL:A Philosophical Interrogation〈Bernstein,Richard J.〉
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