桑原武夫と「第二芸術」―青空と瓦礫のころ [単行本]

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桑原武夫と「第二芸術」―青空と瓦礫のころ [単行本]

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出版社:創風社出版
販売開始日: 2021/06/03
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桑原武夫と「第二芸術」―青空と瓦礫のころ [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじめに
    第一章 桑原武夫と時代 ―「第二芸術」まで
    第二章 戦前の桑原武夫の文章から ― スタイルとスティル
      一「虚子の散文」
      二 高浜虚子『新俳文』序文から
      三 高浜虚子「S」、「其の男」、他
      四「山岳紀行文について」(一九三四年八月)
      五「ラシーヌへの道」
      六「芸術家の実生活と作品」
    第三章 アラン『諸芸術の体系』の訳者、桑原武夫
      一 アランについて
      二 アラン『諸芸術の体系』の訳者桑原武夫
      三 戦場で書かれた『諸芸術の体系』
      四 『諸芸術の体系』の構成
      五 『諸芸術の体系』の目的
      六 『諸芸術の体系』第一巻、創造的想像力について
      七 『諸芸術の体系』第三巻、詩と雄弁について
      八 『諸芸術の体系』第十巻、散文について
      九 アランの「スティル」(style)について
      十 桑原武夫「第二芸術」とアラン
    第四章 デューイ『経験としての芸術』と桑原武夫
      一 デューイについて
      二 デューイとプラグマティズム
      三 デューイと日本と中国
      四 デューイの「経験」
      五 デューイ『経験としての芸術』の「経験」
      六 桑原武夫「第二芸術」の「経験」と「芸術」
    第五章 桑原武夫とI・A・リチャーズ
      一 「第二芸術」論とリチャーズ
      二 リチャーズ登場まで
      三 リチャーズについて
      四 『実践批評』について
      五 リチャーズと「経験」
    第六章 桑原武夫「文学修業」と「日本現代小説の弱点」(一九四六年二月)
      一「文学修業」(一九四六年二月)
      二 桑原武夫「日本現代小説の弱点」(一九四六年二月)
    第七章 「俳人」桑原武夫と芭蕉
      一 「第二芸術」(一九四六年)の中の芭蕉
      二 桑原武夫「芭蕉について」(一九四七年)
      三 「日本文化の世界的見直し」という観点
    第八章 鶴見俊輔と桑原武夫
      一 鶴見俊輔の祖父後藤新平と父鶴見祐輔
      二 鶴見俊輔(一九二二~二〇一五)について
      三 桑原武夫と鶴見俊輔の出会い
      四 鶴見俊輔の二つの文章
      五 オグデンとリチャーズ、鶴見俊輔、桑原武夫
      六 鶴見俊輔から見た桑原武夫像
      七 「十五年戦争」という呼称
      八 鶴見俊輔の二つの文章と「第二芸術」と時代
    第九章 「三好達治君への手紙」(一九四六年十一月)
      一 三好達治と桑原武夫の出会いまで
      二 「三好達治君への手紙」までの桑原と三好
      三 三好達治の詩
      四 桑原武夫「三好達治君への手紙」
    第十章 桑原武夫「第二芸術」(一九四六年十一月)と時代
      一 雑誌『世界』(岩波書店)創刊まで
      二 桑原武夫「趣味判断」(『世界』創刊号)
      三 創刊当時の『世界』
      四 津田左右吉論文と丸山真男論文
      五 占領下の検閲
      六 「アメリカ教育使節団報告書」から六三制発足まで
      七 桑原武夫と小宮豊隆
    終章 澄み透った青空の下の「第二芸術」
      一 父桑原隲蔵と「第二芸術」
      二 高濱虚子と「第二芸術」
      三 アランと「第二芸術」
      四 デューイと「第二芸術」
      五 リチャーズと「第二芸術」
      六 鶴見俊輔と「第二芸術」
      七 三好達治と「第二芸術」
      八 松尾芭蕉と「第二芸術」
      九 澄み透った青空の下の「第二芸術」
    6人の対照年譜
    あとがき
  • 内容紹介

    桑原武夫といえば、俳句に関わる人なら、すぐに「第二芸術」を思い浮かべる。彼の評論「第二芸術」を、同時代の俳人たちは真正面に受け止めた。この評論をめぐる論争が一つの結節点となり、俳句は新たに出発した。もし、『第二芸術』が書かれなかったとすれば、その後の俳人たちはどのような試みをしただろうか。
     桑原武夫の没後30年以上が過ぎ、「第二芸術」の発表からは70年以上経った。今や「俳句用語」として整理されているかに見える「第二芸術」は、どのような文脈で書かれたのだろうか。
     1946年発表の桑原武夫「第二芸術」を、もう一度書かれた時代と場所に置きなおし読み直す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鈴木 ひさし(スズキ ヒサシ)
    1957年熊本県生まれ。1999年~2020年6月(散在まで)俳句グループ「船団の会」会員。日本近代文学会、日本国語教育学会、現代俳句協会各会員。大阪外国語大学卒業後、大阪府立高校教員。2007年3月、佛教大学大学院文学研究科(国文学専攻)修士課程修了。2010年4月~2018年3月、大阪府立高校指導教諭(国語科)。2021年現在も高校教員
  • 著者について

    鈴木 ひさし (スズキ ヒサシ)
    1957年熊本県生まれ
    1999年~2020年6月(散在まで)俳句グループ「船団の会」会員
    日本近代文学会、日本国語教育学会、現代俳句協会各会員
    大阪外国語大学卒業後、大阪府立高校教員
    2007年3月、佛教大学大学院文学研究科(国文学専攻)修士課程修了
    (修士論文、「「ある」ものとしての「自然」・「ある」ものの「写生」―夏目漱石『道草』に見る自然と風景描写」)
    2010年4月~2018年3月、大阪府立高校指導教諭(国語科)
    2021年現在も高校教員

桑原武夫と「第二芸術」―青空と瓦礫のころ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:創風社出版 ※出版地:松山
著者名:鈴木 ひさし(著)
発行年月日:2021/06/03
ISBN-10:4860373057
ISBN-13:9784860373054
判型:B6
発売社名:創風社出版
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:197ページ
縦:19cm
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