全国から患者が集まる耳鼻科医のめまい・ふらつきの治し方 [単行本]

全国から患者が集まる耳鼻科医のめまい・ふらつきの治し方 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  グルグル目が回る、ふり向いてクラッ、フラついて歩けない、吐き気を伴う、外出が怖い。めまいは寝ていても治りません！自宅でできる「めまい改善訓練」でつらい症状を解消しましょう！

• 目次

  はじめに
  めまいに悩んでいるのは、あなただけではありません！
  めまい・ふらつきには、３つのタイプがあります　
  めまい・ふらつきの原因の９割は内耳の不調にあります
  寝ているだけではめまいは治りません！　
  小脳がめまい改善の鍵を握っています　
  フィギュアスケート選手が回転しながら演技を続けられるのも“訓練”のおかげです！
  めまいの症状にはいろいろあります　
  頭痛・肩こり・吐き気はめまいの三兄弟　
  めまいを繰り返すと前兆がわかるようになります　
  
  part1 めまい改善訓練ってどんなもの？
  小脳は、目、耳、足の裏で鍛えます！　
  めまい改善訓練の効果には証拠（エビデンス）があります！
  平衡訓練先進国アメリカの標準的な治療法です
  
  part2 自分で治す！　めまい・ふらつき改善訓練
  訓練のルール
  あなたの症状に合う訓練をチェック！
  今すぐ始めよう！　めまい改善訓練実践編
  座って訓練
  立って訓練
  寝て訓練
  ＢＰＰＶ改善訓練 特別レッスン
  
  part3　めまい疾患　ストレスとの関わり
  めまい発症にはストレス関与が低いものと高いものがあります
  前庭神経炎
  ラムゼイ・ハント症候群
  めまいを伴う突発性難聴
  高齢者の平衡障害
  高齢になると平衡機能やバランス感覚は落ちます
  宇宙飛行士の地球帰還後のリハビリと同じです
  耳石が１万粒もあるって知っていますか？
  良性発作性頭位めまい症（ＢＰＰＶ）
  メニエール病　
  メニエール病治療に中耳加圧療法が保険適用となりました
  片頭痛に15年も付き合えばめまいの原因に…
  片頭痛性めまい
  ＰＰＰＤというめまい疾患概念があります…
  持続性知覚性姿勢誘発めまい(ＰＰＰＤ) 　
  漢方薬を併用するのもおすすめ…
  心因性めまい・めまいに伴ううつ状態
  毎日の生活に心のリハビリを取り入れる…
  認知療法で前向きに取り組みましょう…
  1日１つ小さな幸せを書き留めましょう…
  めまい改善訓練体験記…
  
  おわりに

• 出版社からのコメント

  めまいは安静にしていると、慢性化します。

• 内容紹介

  めまい・ふらつきには、「グルグル」「フワフワ・フラフラ」「ユラユラ」の３つのタイプがあり、めまい・ふらつきの原因の９割は内耳の不調にあります。
  内耳の中には、平衡機能をつかさどる前庭器があり、左右どちらかに不具合が起きると平衡機能に左右差が生じて体のバランスが悪くなります。こうして、めまい・ふらつきが起こるのです。
  
  激しいめまいに襲われるとつらくなり、ベッドで安静にする方、多いですね。でも、寝ているだけではめまいは治りません！　私たちがまっすぐ立っていられるのは目、耳、足の裏からの情報を小脳に集めて左右のバランスを取っているから。
  点滴でもクスリでも、このバランスの左右差を改善することはできません。でも、小脳にはバランスの左右差を改善する力があります。
  そう、小脳がめまい改善の鍵を握っています！　ベッドで寝ているだけではバランスを改善する力は発動しないので、めまい改善訓練でバランスの親分である小脳を鍛えるのです。
  
  新井医師が考案しためまい改善訓練は、めまいの平衡訓練先進国であるアメリカの、平衡訓練の４つの基本的考えに基づいています。
  Ａ　症状を起こしやすい動作を繰り返す「馴化訓練」
  Ｂ　目と耳の反射を鍛える「適応訓練」
  Ｃ　内耳の代わりに目と足の裏からの神経で補う「代用訓練」
  Ｄ　耳石を元に戻す「耳石置換法」
  「症状を起こしやすい動作を繰り返す」なんてにわかには信じられませんが、アメリカでは標準的治療法となっています。
  　この本では全２０種類の訓練の一つ一つの動きを写真で分かりやすく説明しているので、すぐに自宅で始めることができます。
  
  図書館選書
  25万人のめまいを改善させた独自のリハビリ体操を考案し、多くの患者にその指導を行なってきた著者が、その体操を大きな文字と写真でわかりやすく解説。めまいに悩む人の心の面のケアや日常生活でのコツなども。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  新井 基洋(アライ モトヒロ)
  １９６４年、埼玉県生まれ。横浜市立みなと赤十字病院めまい・平衡神経科部長。日本耳鼻咽喉科学会耳鼻咽喉科専門医、日本めまい平衡医学会専門会員・代議員。北里大学医学部卒業後、国立相模原病院、北里大学耳鼻咽喉科を経て現職。９５年に「健常人ＯＫＡＮ（視運動性後眼振＝めまい）」の研究で医学博士取得。９６年、米国ニューヨークマウントサイナイ病院にて、めまいの研究を行う。北里方式をもとにオリジナルのメソッドを加えた「めまいのリハビリ」を患者に指導し、高い成果をあげている

• 著者について

  新井　基洋 (アライ　モトヒロ)
  1964年、埼玉県生まれ。横浜市立みなと赤十字病院めまい平衡神経科部長。日本耳鼻咽喉科学会耳鼻咽喉科専門医、日本めまい平衡医学会専門会員・評議員。北里大学医学部卒業後、国立相模原病院、北里大学耳鼻咽喉科を経て現職。95年に「健常人OKAN(視運動性後眼振=めまい)」の研究で医学博士取得。96年、米国ニューヨークマウントサイナイ病院にて、めまいの研究を行なう。北里方式をもとにオリジナルのメソッドを加えた「めまいのリハビリ」を患者に指導し、高い成果を上げている。

全国から患者が集まる耳鼻科医のめまい・ふらつきの治し方 の商品スペック