梁の武帝―仏教王朝の悲劇(法蔵館文庫) [文庫]
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梁の武帝―仏教王朝の悲劇(法蔵館文庫) [文庫]
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梁の武帝―仏教王朝の悲劇(法蔵館文庫) [文庫]

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出版社:法蔵館
販売開始日: 2021/09/10
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梁の武帝―仏教王朝の悲劇(法蔵館文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    六世紀中国、梁朝の初代皇帝として君臨した武帝は、長期にわたる安定した政権を維持し、南朝文化の盛世をもたらした。彼はまた中国史上、最も仏教信仰に篤い皇帝であり、自ら菩薩戒を受けて皇帝菩薩とも呼ばれた。しかし、侯景の侵入に遭い、王朝は呆気なく滅亡し、武帝は幽閉のまま餓死する。それは果たして「溺信」が招いた悲劇だったのか。類い稀な皇帝のドラマチックな生涯とその時代の精神を鮮やかに描き出した不朽の傑作。
  • 目次

    一 序  説
    二 六朝時代の性格
    三 武帝の生立ち
    四 武帝の政治
    五 梁代の文化と武帝の教養
    六 武帝と仏教
    七 梁の滅亡――侯景の乱――
    あとがき
    参考文献略
    南朝世系表
    南朝年表

    解 説  船山 徹
  • 出版社からのコメント

    儚くも侯景の侵入に遭い餓死した皇帝菩薩武帝。果たして仏教溺信が招いた悲劇だったのか。南朝士大夫の精神を描出した傑作を文庫化。
  • 内容紹介

    中国史上、最も篤く仏教を信仰し、「皇帝菩薩」と呼ばれた梁の武帝。しかし最期は武将の侯景の侵入に遭い、王朝は滅亡、自身は幽閉され餓死する。
    果たしてそれは仏教溺信が招いた悲劇だったのか。

    類い稀な皇帝のドラマチックな生涯とその時代の精神を巧みに鮮やかに描き出した傑作。

    待望の文庫化!!

    ----------
    武帝は、その豊かな教養の内容においても、またその精神の方向においても、六朝の知識人――士大夫の典型であったことを示している。このことは、武帝が時代の子であったことを、とりわけ時代の動きに敏感な人物であったことを物語るものであろう。けれども武帝は、単なる時代の子であるというだけには止まらなかった。天子という、世にも稀な地位を与えられた結果として、武帝は常に梁代文化人の先頭に立ち、そしてまたその保護者としての偉大な足跡を残した。まことに梁朝五十年の治世は、南朝文化の黄金時代と呼ぶにふさわしいものであったが、この盛世の出現は武帝個人の力に負うところが少くなかった。もし武帝が現われなかったとすれば、梁朝の絢爛たる文化は生れなかったであろうし、南朝文化もその特色を十分に発揮する機会を失っていたことであろう。この意味では、まさしく武帝は梁朝文化の育ての親である。この時代の子にして、同時に時代の父であるという二重の性格は、武帝をして南朝文化の象徴と呼ぶにふさわしいものにさせる。ここでは、武帝を借りて時代を語り、また逆に時代を借りて武帝を語ることが許されるであろう。
    (序説より)
    ----------

    【本書の構成】
    一 序  説
    二 六朝時代の性格
    三 武帝の生立ち
    四 武帝の政治
    五 梁代の文化と武帝の教養
    六 武帝と仏教
    七 梁の滅亡――侯景の乱――
    あとがき
    参考文献略
    南朝世系表
    南朝年表

    解 説  船山 徹(京都大学人文科学研究所教授)

    図書館選書
    皇帝菩薩と呼ばれ篤い仏教信仰を持った武帝は、侯景の侵入に遭い、儚くも幽閉の身のまま餓死した。果たしてそれは仏教溺信が招いた悲劇だったのか。六朝時代における士大夫の精神を縦横に描出した傑作。待望の文庫化。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    森 三樹三郎(モリ ミキサブロウ)
    1909年京都府に生まれる。京都大学文学部哲学科卒業。大阪大学名誉教授。文学博士。1986年、逝去
  • 著者について

    森 三樹三郎 (モリ ミキサブロウ)
    1909年京都府に生まれる。京都大学文学部哲学科卒業。大阪大学名誉教授。文学博士。著書に『中国古代神話』(清水弘文堂書房)、『上古より漢代に至る性命観の展開』(創文社)、『「無」の思想』『「名」と「恥」の文化』『神なき時代』『老子・荘子』(ともに講談社)、『老荘と仏教』(法藏館、後に講談社学術文庫)、『中国思想史』(第三文明社)など、訳書に『荘子』(中央公論新社)、『墨子』(筑摩書房)などがある。1986年、逝去。

    船山 徹 (フナヤマ トオル)
    1961年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程中退。京都大学人文科学研究所教授。プリンストン大学,ハーヴァード大学,ライデン大学,スタンフォード大学等において客員教授を歴任。専門は仏教学。主著に,『仏典はどう漢訳されたのか――スートラが経典になるとき』(岩波書店),『東アジア仏教の生活規則 梵網経――最古の形と発展の歴史』(臨川書店),『六朝隋唐仏教展開史』(法藏館),『仏教の聖者――史実と願望の記録』(京大人文研東方学叢書、臨川書店),『菩薩として生きる』(シリーズ実践仏教,臨川書店),『高僧伝 (一)~(四)』(吉川忠夫氏と共訳,岩波文庫)などがある。

梁の武帝―仏教王朝の悲劇(法蔵館文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館 ※出版地:京都
著者名:森 三樹三郎(著)
発行年月日:2021/09/10
ISBN-10:483182626X
ISBN-13:9784831826268
判型:文庫
発売社名:法藏館
対象:教養
発行形態:文庫
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:217ページ
縦:15cm
厚さ:1cm
重量:140g
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