大人を本気にさせる子どもたち-社会とつながるリアル・プロジェクト学習 [単行本]

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大人を本気にさせる子どもたち-社会とつながるリアル・プロジェクト学習 [単行本]

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出版社:さくら社
販売開始日: 2021/07/27
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大人を本気にさせる子どもたち-社会とつながるリアル・プロジェクト学習 の 商品概要

  • 目次

    はじめに

    第1章 学習をはじめる前に
    ◇カリキュラムに縛られない
    ◇探究に耐えうる題材の選定
    ◇ヒューマンネットワークの素地づくり
    ◇「点」を置く指導計画から「線」を引く指導計画へ

    第2章 探究に向かう集団の素地づくりと大目標の設定
    ◇インパクトのある事象から題材への興味をもたせる
    ◇荒廃した空き家に出合う 
    ◇ハテナでつながる授業
    ◇探究することの価値を確認する
    ◇学習の大目標設定
    ◇空き家の活用方法の提案
    ◇大目標からさらに目標を設定する

    第3章 金沢町家にどっぷりつかる
    ◇人の思い・願いにふれる
    ◇ゲストティーチャーを教室に招くしかけ
    ◇ついに見つかった実践パートナー
    ◇自発的な学びを促すために
    ◇見学にかける思いを高めるために
    ◇見学に必要な視点づくり
    ◇町家見学に行こう!
    ◇見学で得られた知見の整理
    ◇教科横断的な視点で実践を構築する
    ◇活動に変化を与える新たな視点
    ◇結果を受け入れるために

    第4章 町家での事業内容の検討、そして提案
    ◇新たな学習のスタート
    ◇もどきではないホンモノ体験からの学び
    ◇金沢町家での体験事業を考える①~グループ進度に応じた学びの展開~
    ◇金沢町家での体験事業を考える②~各グループへの関わり~
    ◇これまでの学びをふり返って
    ◇「転ばぬ先の杖」にならない

    第5章 水面下の取り組み
    ◇共有すべきは展開ではなく理念
    ◇授業のふり返り
    ◇教室外思考と言語の翻訳
    ◇自分の言語能力の低さを実感
    ◇視野を狭めないための他者
    ◇ゼロベースで考える大切さ
    ◇授業者が抱え込まない仕組みづくり
    ◇チームワーク
    ◇クラウドファンディングに至った経緯
    ◇実践パートナーのアイデアにのっかる

    第6章 金沢からかみのさらなる発展
    ◇フランスに金沢からかみを届ける
    ◇子どもと相談する価値
    ◇STEAM教育と総合的な学習の時間
    ◇意図的な試行錯誤
    ◇それぞれの立場でできることを
    ◇届け、金沢からかみ
    ◇生み出される新たな社会的ムーブメント

    第7章 子どもの探究を支える仕掛け
    ◇授業と授業をつなぐ
    ◇情報端末の積極的活用①~つながらなかったものをつなぐ~
    ◇自己調整的な学びを促すふり返り
    ◇話し合いの質の向上をねらう
    ◇情報端末の積極的活用②~汎用的能力の育成を意図したNHK for Schoolの活用~
    ◇情報端末の積極的活用③~活用状況を子どもに評価させる~

    第8章 学びの越境を生み出すヒューマンネットワーク
    ◇ラッキーパンチは続かない
    ◇学校を飛び出てみる
    ◇授業に参画してくれた方の心をつかむ
    ◇仲間を増やす
    ◇社会的認知を高める

    9章 パートナーからの異なる視点
    ◆「子どもたちとの協働から生まれる未来のかけはし」――やまだのりこさん(建築士)
    ◆「社会との関わり」――岡部 彩さん(株式会社こはく)
    ◆「誰一人取り残さない学び」――阿部竹虎さん(北陸中日新聞)
    ◆「否定しないことがクリエイティビティの第1歩」――灰屋英成さん(金沢市オリンピック関連推進事業室)
    ◆「ホンモノから学ぶことの可能性」――西川智久さん(近江町市場振興組合 お!のある暮らし編集部)
    ◆「余白を与える「教え」」――永嶋明さん(表具職人)
    ◆「子どもは天才」――山田滋彦さん(株式会社こはく)

    おわりに
  • 内容紹介

    これぞ、本物の探究学習!
    地域とのネットワーク構築から社会を巻き込む話題づくり、予想外の展開があったとしても確実に成果を生み出す本物のPBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)の手法を、古都・金沢で展開されたある授業の記録をもとに紹介します。
    (あらすじ)
    本書は、金沢大学附属小学校3・4年複式学級の「総合的な学習の時間」という授業における2年間の取組みと、それによって引き起こされた現象を記録したものです。
    子どもたちは、授業の一環として、金沢市にも存在する「空き家問題」解決をテーマに定め、町家で新たな体験事業を提案します。活動をすすめるうち、彼らは地域ならではの伝統技法ながら埋もれている「金沢からかみ」に出合います。その存在を広めるためクラウドファンディングが行われ、販売するECサイトがつくられ、ついにはオリンピック関連推進事業室と協働し……金沢からかみを海外へと伝え、国際交流へきっかけをつくるに至ります。
  • 著者について

    福田 晃 (フクダ コウ)
    金沢大学附属小学校教諭
    石川県金沢市出身。星稜高等学校卒業、金沢大学教育学部人間環境過程情報教育コース卒業、金沢大学大学院教育学研究科教育実践高度化専攻修了。石川県公立小学校教諭を経て、2017年より現職。「社会とつながるリアルな学び」の実現に向け、子どもが本気で取り組む授業を目指している。JAPET&CEC主催ICT夢コンテスト2016において文部科学大臣賞(学校)を受賞。NHK for School「もやモ屋」、「ツクランカー」番組編成委員など。

    山田 滋彦 (ヤマダ シゲヒコ)
    株式会社こはく代表
    京都府京都市出身。立命館大学卒業後、2005年に豊田通商(株)に入社。新興国の物流改善や事業開発に関わり、2011年アクセンチュアに入社。グローバルサプライチェーン、マーケティング戦略、新規事業企画立案等様々なプロジェクトに従事。2018年に株式会社こはくを創業し、古民家再生、着地型体験、お取り寄せグルメ事業等に関わる。古民家好きで、町家の保全・継承を推進する(一社)金澤町家推進機構の理事も務める。

大人を本気にさせる子どもたち-社会とつながるリアル・プロジェクト学習 の商品スペック

商品仕様
出版社名:さくら社
著者名:福田晃(著)
発行年月日:2021/07
ISBN-10:4908983542
ISBN-13:9784908983542
判型:A5
発売社名:さくら社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:160ページ
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