抹消された快楽―クリトリスと思考(叢書・ウニベルシタス) [全集叢書]
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抹消された快楽―クリトリスと思考(叢書・ウニベルシタス) [全集叢書]

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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2021/08/26
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抹消された快楽―クリトリスと思考(叢書・ウニベルシタス) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    生殖器官たるヴァギナに対し、快楽の器官として長らくその存在を隠蔽されてきたクリトリスは、これまで女性に向けられてきたあらゆる種類の暴力を記憶している。権力と支配に抵抗するアナーキーとしてクリトリスを論じ、ラディカル・フェミニズムの思考を刷新する試み。
  • 目次

    1 さまざまな抹消
    2 女神のようなもの(ニンフ1)
    3 性のないイメージ──ボッカッチョ、ヴァールブルク、アガンベン(ニンフ2)
    4 存在のないナジャ、「愛の対象たる女」に関する短評(ニンフ3)
    5 政治的解剖学
    6 シモーヌ・ド・ボーヴォワールによる「性的実存」
    7 ドルト、ラカンと「関係」
    8 「女性器とはクリトリスである」、カルラ・ロンツィと差異のフェミニズム
    9 リュス・イリガライ「女は閉じても開いてもいない」
    10 「罪なき女性器に対する愛情と敬意とともに」
    11 切除と修復──適切な語とは?
    12 技術的に改造された身体──ポール・B・プレシアドとトランスフェミニズム
    13 「我が外陰部、我が大いなる外陰部」(ニンフ4 ニンフォマニアック)
    14 現実の脱自帯
    15 クリトリス、アナーキー、女性的なもの
     訳者あとがき
  • 出版社からのコメント

    哲学はクリトリスの快楽を肯定できるのか。権力と支配に抵抗するアナーキーとしてクリトリスを論じ、フェミニズムの思考を刷新する。
  • 内容紹介

    生殖器官たるヴァギナに対し、快楽の器官として長らくその存在を隠蔽されてきたクリトリスは、これまで女性に向けられてきたあらゆる種類の暴力──性器切除、レイプ、フェミサイド、ハラスメントを記憶している。デリダらによる男性中心主義批判の彼方で、哲学はクリトリスの快楽を肯定できるのか。権力と支配に抵抗するアナーキーとしてクリトリスを論じ、ラディカル・フェミニズムの思考を刷新する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    マラブー,カトリーヌ(マラブー,カトリーヌ/Malabou,Catherine)
    1959年、アルジェリア生まれ。イギリス・キングストン大学教授。ドイツ・フランス近現代哲学

    西山 雄二(ニシヤマ ユウジ)
    1971年生まれ。東京都立大学教授。現代フランス思想

    横田 祐美子(ヨコタ ユミコ)
    1987年生まれ。立命館大学衣笠総合研究機構助教。現代フランス哲学、フェミニズム
  • 著者について

    カトリーヌ・マラブー (マラブー カトリーヌ)
    (Catherine Malabou)
    1959年、アルジェリア生まれ。イギリス・キングストン大学教授。ドイツ・フランス近現代哲学。主な著書に『わたしたちの脳をどうするか──ニューロサイエンスとグローバル資本主義』(春秋社、2005年)、『ヘーゲルの未来──可塑性・時間性・弁証法』(未來社、2005年)、『新たなる傷つきし者──フロイトから神経学へ 現代の心的外傷を考える』(河出書房新社、2016年)、『明日の前に──後成説と合理性』(人文書院、2018年)、『偶発事の存在論──破壊的可塑性についての試論』(法政大学出版局、2020年)、『真ん中の部屋──ヘーゲルから脳科学まで』(月曜社、2021年)、編著に『デリダと肯定の思考』(未來社、2001年)などがある。

    西山 雄二 (ニシヤマ ユウジ)
    1971年生まれ。東京都立大学教授。現代フランス思想。著書に『異議申し立てとしての文学──モーリス・ブランショにおける孤独・友愛・共同性』(御茶の水書房、2007年)、『哲学への権利』(勁草書房、2011年)、編著書に『終わりなきデリダ──ハイデガー、サルトル、レヴィナスとの対話』(法政大学出版局、2017年)、『いま言葉で息をするために──ウイルス時代の人文知』(勁草書房、2021年)、訳書にカトリーヌ・マラブー『ヘーゲルの未来──可塑性・時間性・弁証法』(未來社、2005年)、『真ん中の部屋──ヘーゲルから脳科学まで』(共訳、月曜社、2021年)、ジャック・デリダ『条件なき大学』(月曜社、2008年)、『哲学への権利』(共訳、全2巻、みすず書房、2014-2015年)、『獣と主権者』(共訳、全2巻、白水社、2014-2016年)、『嘘の歴史 序説』(未來社、2017年)などがある。

    横田 祐美子 (ヨコタ ユミコ)
    1987年生まれ。立命館大学衣笠総合研究機構助教。現代フランス哲学、フェミニズム。著書に『脱ぎ去りの思考──バタイユにおける思考のエロティシズム』(人文書院、2020年)、論文に「終わりなき有限性──ジャン=リュック・ナンシーにおける「外記」としてのエクリチュール」(『関東支部論集』、日本フランス語フランス文学会関東支部、第29号、2020年)、共訳書にミカエル・フッセル『世界の終わりの後で──黙示録的理性批判』(法政大学出版局、2020年)、ボヤン・マンチェフ『世界の他化──ラディカルな美学のために』(法政大学出版局、2020年)などがある。

抹消された快楽―クリトリスと思考(叢書・ウニベルシタス) の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:カトリーヌ マラブー(著)/西山 雄二(訳)/横田 祐美子(訳)
発行年月日:2021/08/25
ISBN-10:4588011332
ISBN-13:9784588011337
判型:B6
発売社名:法政大学出版局
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:180ページ
縦:20cm
その他: 原書名: LE PLAISIR EFFAC´E.Clitoris et pens´ee〈Malabou,Catherine〉
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