歴史とはなにか―新しい「世界史」を求めて [単行本]

歴史とはなにか―新しい「世界史」を求めて [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  ともに独自の世界通史に挑戦した、気鋭の中国史家とオスマン帝国史の泰斗が「歴史の常識」を根底から問う！ユーラシア史からみると日本史は「意味不明」？グローバル・ヒストリーは本当に「グローバル」？中国が強調する「中華民族」は実在するのか？ｅｔｃ．．歴史を見直し、現代世界を捉え直すヒントに満ちた１冊！

• 目次（「BOOK」データベースより）

  プロローグ　歴史とはなにか―その「自明性」を問う
  第１章　「文明」と「世界史」を考える
  第２章　「世界」の捉え方―東西、華夷
  第３章　統合とアイデンティティ
  第４章　「宗教」を考える
  第５章　「支配」のあり方
  第６章　環境・文化・社会のあり方―地理的・生態的環境と社会関係
  第７章　国家・国民・民族を考える
  エピローグ　中国、そして日本

• 出版社からのコメント

  二人の歴史家が、様々な歴史トピックスについて20時間を超える白熱討論を展開！歴史を考えるヒントが盛りだくさんの１冊。

• 内容紹介

  アジア史の東西（鈴木・オスマン帝国史、岡本・中国史）を専門とし、ともに世界史の通史（『文字と組織の世界史』鈴木、『世界史序説』岡本）に挑んだ二人のアジア史家が、「文明」と「世界史」のありかたや宗教、支配、生態的環境、国家・国民とは何か、様々な歴史トピックスについて20時間を超える白熱討論を展開！　
  歴史を考えるヒントが盛りだくさんの１冊。
  
  図書館選書
  二人のアジア史家が、「文明」と「世界史」のありかたや、様々な歴史トピックスについて20時間を超える白熱討論を展開！歴史を考えるヒントが盛りだくさんの１冊。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  鈴木 董(スズキ タダシ)
  １９４７年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士。専攻はオスマン帝国史だが比較史・比較文化にも深い関心を持つ。８３年より東京大学東洋文化研究所助教授、９１年より同教授、２０１２年より東京大学名誉教授。トルコ歴史学協会名誉会員
  
  岡本 隆司(オカモト タカシ)
  １９６５年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学、博士（文学）。京都府立大学教授。専攻は東洋史・近代アジア史。『近代中国と海関』『属国と自主のあいだ』（ともに名古屋大学出版会。前著で大平正芳記念賞、後著でサントリー学芸賞受賞）、『中国の誕生』（名古屋大学出版会。アジア・太平洋賞特別賞・樫山純三賞受賞）など

• 著者について

  鈴木 董 (スズキ タダシ)
  東京大学名誉教授
  
  岡本 隆司 (オカモト タカシ)
  京都府立大学教授

歴史とはなにか―新しい「世界史」を求めて [単行本] の商品スペック