南蛮幻想〈下〉―ユリシーズ伝説と安土城(草思社文庫) [文庫]
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南蛮幻想〈下〉―ユリシーズ伝説と安土城(草思社文庫) [文庫]

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出版社:草思社
販売開始日: 2021/08/04
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南蛮幻想〈下〉―ユリシーズ伝説と安土城(草思社文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    福岡に室町時代から残る芸能「幸若舞」の主人公、百合若大臣。この響きと物語の構成に「ユリシーズ」との関係を感じ取った坪内逍遙は、「百合若=ユリシーズ」という大胆な説を1906年に提唱する。はたして、起源はギリシャか九州か。勃興する西洋起源説、さらに想像は中央アジアへと広がる。時代を追うごとに変遷してゆく、百合若大臣をめぐる言説の数々。そしてその流れから次第に見えてくる、天守閣論との意外な共通点。西方への憧れから生まれた日本人の幻想の系譜を、膨大な論説を自在に横断し徹底解明する。
  • 目次

    第四章 百合若とユリシーズ
     海の英雄の物語
     起源はギリシアか、九州か
     京都へつどう碩学たち
     ユリシーズを歓迎した時代
     聖徳太子はキリストか
     ユダヤのダビデとイスラエル
     ギリシア神話とイソップ童話
     もうひとつの欧化論
     津田左右吉がなげた影
     牛若丸とアエネイス
     南蛮渡来のクラシック

    第五章 中央アジアへいたるまで
     日本的文化受容の可能性
     ユリをあやつるイチジョーたち
     転機をむかえた百合若論
     民俗と、献と
     国文学の鎖国主義
     ヴィトルヴィウスとアルベルティ
     アポロドロスにたくした夢
     京都と山口をむすぶ糸
     天文六年、ユリワカタイシン
     すてがたい魅力
     歴史を読みとく哲学者
     つつしむべき飛躍
     ラーマとナラの物語
     ふたたび世界へ、目をむけて

    あとがき
    文庫版へのあとがき
    主要参考文献
    安土城と「百合若大臣」をめぐる言説史年表
  • 出版社からのコメント

    なぜ「天守閣」=「キリスト教の聖堂」という珍説は江戸時代に出現したのか?西洋への憧れが生んだ「幻想の系譜」を浮き彫りにする。
  • 内容紹介

    福岡に室町時代から残る芸能「幸若舞」の主人公、百合若大臣。
    この響きと物語の構成に「ユリシーズ」との関係を感じ取った坪内逍遥は、
    「百合若=ユリシーズ」という大胆な説を1906年に提唱する。
    はたして、起源はギリシヤか九州か。

    勃興する西洋起源説、さらに想像は中央アジアへと広がる。
    時代を追うごとに変遷してゆく、百合若大臣をめぐる言説の数々。
    そしてその流れから次第に見えてくる、天守閣論との意外な共通点。
    西方への憧れから生まれた日本人の幻想の系譜を、
    膨大な論説を自在に横断し徹底解明する。
    芸術選奨文部大臣賞受賞作。

    <目次より>
    第四章 百合若とユリシーズ
     海の英雄の物語
     起源はギリシアか、九州か
     京都へつどう碩学たち
     ユリシーズを歓迎した時代
     聖徳太子はキリストか
     ユダヤのダビデとイスラエル
     ギリシア神話とイソップ童話
     もうひとつの欧化論
     津田左右吉がなげた影
     牛若丸とアエネイス
     南蛮渡来のクラシック

    第五章 中央アジアへいたるまで
     日本的文化受容の可能性
     ユリをあやつるイチジョーたち
     転機をむかえた百合若論
     民俗と、献と
     国文学の鎖国主義
     ヴィトルヴィウスとアルベルティ
     アポロドロスにたくした夢
     京都と山口をむすぶ糸
     天文六年、ユリワカタイシン
     すてがたい魅力
     歴史を読みとく哲学者
     つつしむべき飛躍
     ラーマとナラの物語
     ふたたび世界へ、目をむけて

    あとがき
    文庫版へのあとがき
    主要参考文献
    安土城と「百合若大臣」をめぐる言説史年表
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    井上 章一(イノウエ ショウイチ)
    1955年、京都府生まれ。京都大学工学部建築学科卒、同大学院修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手、国際日本文化研究センター教授を経て現在、同所長。専門は建築史・意匠論。そのほか、美人論、関西文化論など多岐にわたる分野を独自の視点から考察した著書・発言で知られる。著書多数
  • 著者について

    井上 章一 (イノウエ ショウイチ)
    井上 章一(いのうえ・しょういち)
    1955年、京都府生まれ。京都大学工学部建築学科卒、同大学院修士課程修了。 京都大学人文科学研究所助手、国際日本文化研究センター教授を経て現在、同所長 。専門は建築史・意匠論。そのほか、美人論、関西文化論など多岐にわたる分野を独自の視点から考察した著書・発言で知られる。『つくられた桂離宮神話』『狂気と王権』(講談社学術文庫) 、『日本の醜さについて』(幻冬舎新書)、『京都まみれ』『京都ぎらい』(朝日新書)など著書多数。

南蛮幻想〈下〉―ユリシーズ伝説と安土城(草思社文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:草思社
著者名:井上 章一(著)
発行年月日:2021/08/09
ISBN-10:4794225318
ISBN-13:9784794225313
判型:文庫
発売社名:草思社
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:359ページ
縦:16cm
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