オランダ・ミラクル―人と地域の「力」を信じる高齢者福祉 [単行本]
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オランダ・ミラクル―人と地域の「力」を信じる高齢者福祉 [単行本]

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出版社:新評論
販売開始日: 2021/08/26
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オランダ・ミラクル―人と地域の「力」を信じる高齢者福祉 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    個人や地域の資源(アセット)に目を向けて、その人の「well‐being(幸福)な日常」を。国民の40%以上が行っているボランティア活動の凄さ。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1章 オランダの印象
    第2章 アセットベースト・アプローチ(Asset‐based Approach)
    第3章 市場原理を取り入れた医療保険・介護保険
    第4章 ケアの実際
    第5章 オランダの住宅政策と高齢者住宅
    第6章 コミュニティとオランダの福祉組織
    第7章 オランダ・ミラクル
    終章 「わがこと」日本―ニッポン・ミラクル情報
  • 内容紹介

     いまヨーロッパでは、「アセットベースト・アプローチ」とか「ポジティブヘルス」など、新しい概念の嵐が吹き荒れている。「できないこと」に対してサービスを提供するのではなく、個人や地域の資源(アセット)に目を向けて、その人の「well-being(幸福)な日常」を自分で取り戻せるようにサポートしていくものである。2015年がまさにその転換点となり、オランダはもっともドラスティックな変革を遂げている。
     オランダでは、1968年に創設された介護保険を重度者のみを対象とする制度に変更し、家事援助やデイ・サービスなどは社会支援法に基づき自治体の仕事とした。そのうえで「自立と社会参加」を理念として介護保険を抑制しようとしている。自治体や事業所では次のような言葉を数えきれないくらいに耳にした。
     「福祉国家は終わった。国が何でもしてくれると思ったら大間違い。まず『あなた自身は何ができますか?』が問われ、次に家族、友人知人、地域のボランティア組織による支援の可能性を探る。いずれも可能性がないときに初めて『福祉サービス』が使える」
    この国では、制度的サービスはインフォーマル資源を補完するものとみなされ、大胆なコペルニクス的転換が成し遂げられている。まさに「インフォーマルファースト」である。
     これを可能にするのが、国民の40パーセント以上が行っているというボランティアである。彼らを組織化する「福祉組織」が、介護組織をはじめとするさまざまな機関とプラットフォームを形成しており、「コ・プロダクション(協働)」しているのだ。また、自治体も介護組織も、常にイノベーションに挑戦している。これが、水(運河)と闘いながら市民社会を形成してきたこの国の「オランダ・ミラクル」である。
     本書では日本における先進事例も紹介しつつ、「人と地域の『力』」を活用していくための方策を提言する。読了後、「介護」に対する考え方が変わることになるだろう。(まつおか・ようこ)

    図書館選書
    まず『あなた自身は何ができますか?』が問われ、いずれも可能性がないときに初めて『福祉サービス』が使える。単に公助を放棄するだけの棄民政策ではない、「その人の幸福」に立脚する高齢者福祉の世界最先端を詳細報告!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    松岡 洋子(マツオカ ヨウコ)
    東京家政大学人文学部教育福祉学科准教授。1955年、兵庫県生まれ。1977年、神戸大学文学部卒業。1977年、コペンハーゲン商科大学(国際コース)半期留学。2003年、関西学院大学大学院社会福祉学研究科後期課程満期退学。社会福祉士、博士(社会福祉学)。2014年より現職
  • 著者について

    松岡洋子
    東京家政大学人文学部教育福祉学科准教授。「エイジングインプレイス(住み慣れた地域でその人らしく最期まで住み続ける)」をテーマに住まい・ケア・地域の研究に携わる。社会福祉士、博士(社会福祉学)。著書に『エイジング・イン・プレイス(地域居住)と高齢者住宅』『デンマークの高齢者福祉と地域居住』など。

オランダ・ミラクル―人と地域の「力」を信じる高齢者福祉 の商品スペック

商品仕様
出版社名:新評論
著者名:松岡 洋子(著)
発行年月日:2021/08/25
ISBN-10:479481190X
ISBN-13:9784794811905
判型:B6
発売社名:新評論
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:380ページ
縦:19cm
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