評伝 ハンス・ファラダ―映画『ヒトラーへの285枚の葉書』の原作者の波乱に満ちた生涯 [単行本]

評伝 ハンス・ファラダ―映画『ヒトラーへの285枚の葉書』の原作者の波乱に満ちた生涯 の 商品概要

• 目次

  目次
  
  序章　　　決闘　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
  第一章　　大当たりの結婚　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
  第二章　　運の悪い子供　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
  第三章　　達成と転落　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
  第四章　　再生と自立　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
  第五章　　出版と服役　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
  第六章　　結婚と再会　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
  第七章　　復活と独立　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
  第八章　　成功と逃避　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
  第九章　　暗転　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
  第十章　　望ましくない作家　　　　　　　　　　　　　　　　
  第十一章　狼の反攻　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
  第十二章　屈服と消滅　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
  第十三章　娯楽小説と回想録　　　　　　　　　　　　　　　　
  第十四章　離婚と再婚　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
  第十五章　最後の仕事、最後の希望　　　　　　　　　　　　　
  終章　　　残された者たち　　　　　　　　　　　　　　　　　
  あとがき
  注
  ハンス・ファラダ主要作品
  主要参考文献
  主要人名索引

• 出版社からのコメント

  18歳で自殺を図り、薬物中毒・横領罪で2度投獄。唯一書き続けた小説でベストセラー作家になるが、ナチの時代に翻弄される。

• 内容紹介

  18歳で自殺を図り、薬物中毒で横領罪で二度投獄される。這い上がるように書き続けた小説で漸くベストセラー作家になるものの、ヒトラーの時代の圧力に翻弄される。若い娘たちとの浮気、度重なる入退院、離婚と再婚・・・別れた妻に向けて銃を撃ち、殺人未遂で三度目の獄中生活を余儀なくされる。終戦を迎え、薬物中毒に侵された体に鞭打つようにして、反ヒットラー作品の『誰でも一人で死んでゆく』を書き上げるが、その刊行を見ずに53年の生涯を閉じる。波乱に満ちた生涯を綴る。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  宮内 俊至(ミヤウチ トシユキ)
  １９４６年東京生まれ。新潟大学名誉教授。現代ドイツ文学専攻

• 著者について

  宮内俊至 (ミヤウチトシユキ)
  1946年東京生まれ
  新潟大学名誉教授　現代ドイツ文学専攻
  訳書に
  ディートマー・グリーザー『ウィーンの恋人たち』（新書館）
  アーリャ・ラフマーノヴァ『あるミルク売りの日記』（北樹出版）
  ライナー・レディース編『海賊ヴィンターゲルストの手記』（NTT出版）
  ディートマー・グリーザー『主人公になった動物たち』（北樹出版）
  ディートマー・グリーザー『最後の恋』（北樹出版）

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