ダブル・ライフを生きる"私"―脱家族化の臨床社会学 増補版 [単行本]
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ダブル・ライフを生きる"私"―脱家族化の臨床社会学 増補版 [単行本]

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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2021/09/02
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ダブル・ライフを生きる"私"―脱家族化の臨床社会学 増補版 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    家族に犯罪者をもつ者は、いかにして「犯罪者の家族」になり、その「犯罪者の家族」としての自己を、どのように生きているのか。2つの自己を生きていることを説明する“ダブル・ライフ”の観点から、インタビュー調査で得た語りをもとに、家族に犯罪者をもつ者のアイデンティフィケーションと脱家族化の様相を明らかにする。
  • 目次

    はしがき

    序 章 ダブル・ライフを生きる〈私〉――脱家族化の臨床社会学
     1 問題意識とその背景
     2 本書の問いと臨床社会学的意義
     3 研究者としての立場性と本書の構成
     4 家族に犯罪者をもつ者とは誰か

    第1章 犯罪・非行と家族に関する先行研究の検討
     1 原因としての家族論
     2 抑止要因としての家族論
     3 被害者としての家族論の登場とその限界
     4 被害者としての家族論と支援の必要性
     5 「被害者―加害者」の二項対立の克服
     6 先行研究の到達点と課題

    第2章 〈ダブル・ライフ〉とアイデンティティ
     1 アイデンティティに関する先行研究
     2 関係性としてのスティグマと〈ダブル・ライフ〉
     3 スティグマの不可視化
     4 プロセスの産物としての自己を捉える三つの視角
     5 アイデンティファイとしての自己
     6 経験的データの分析に向けて

    第3章 インタビュー調査の全体像
     1 インタビュー調査の概要
     2 本インタビュー調査の特徴
     3 分析全体のストーリー
     資料 ご家族に対するインタビューの内容

    第4章 「犯罪者の家族」という自己の出現
     1 スティグマと感情の社会学
     2 スティグマの感情としての恥
     3 恥の感情を描き出す手法
     4 恥を内在化するプロセス
     5 恥が生起されるメカニズム

    第5章 常人としての自己の出現とスティグマの引き受け
     1 スティグマがもたらす語り得なさ
     2 先行研究で明らかにされてきたこと
     3 沈黙を乗り越える――分析の視角
     4 「犯罪者の家族」としての体験と語りの二類型
     5 語り得なさを乗り越える過程
     6 同じ属性をもつ他者/もたない他者
     7 小 括

    第6章 スティグマがもたらすダブル・バインド
     1 「普通」をめぐる自己の定義づけ
     2 自己呈示――役割距離の実践
     3 〈ダブル・ライフ〉の読み替え
     4 〈ダブル・ライフ〉の活用
     5 正常/異常への封じ込め

    第7章 〈ダブル・ライフ〉の新たな位相
     1 調査場面への批判的アプローチ
     2 スティグマ化される相互行為の形式
     3 状況定義としての〈ピア関係〉
     4 個人的現実の否定を招く〈ピア関係〉
     5 「加害者の家族」の引き寄せと〈密閉性〉
     6 家族に犯罪者をもつ者固有の生きづらさ
     7 社会調査の限界とその克服に向けて

    第8章 家族の再生をめぐるパラドクス
     1 公私関係の焦点としての家族
     2 ライフヒストリーの重ね合わせ
     3 事件に至るまでの生活史
     4 事件後の生活史
     5 公共圏からの締め出しへの抵抗

    第9章 スティグマへの相克としての脱家族的指向
     1 脱家族化の臨床社会学に向けて
     2 〈不均質な作用〉――逆境的体験の捉え直し
     3 インタビュー調査の概要と事例の特徴
     4 親が犯罪者となった子どもの〈不均質な作用〉の検証
     5 脱家族的指向がもたらす〈ダブル・ライフ〉の脱構築

    終 章 ダブル・ライフを生き抜く〈私〉
     1 研究により得られた知見
     2 家族に犯罪者をもつ者と〈ダブル・ライフ〉
     3 専門知に埋め込まれた家族規範への〈抵抗〉
     4 結 論

    付 記
    あとがき
  • 内容紹介

    正常と異常への封じ込めと解放
    家族に犯罪者をもつ者は、いかにして「犯罪者の家族」になり、その「犯罪者の家族」としての自己を、どのように生きているのか。2つの自己を生きていることを説明する〈ダブル・ライフ〉の観点から、インタビュー調査で得た語りをもとに、家族に犯罪者をもつ者のアイデンティフィケーションと脱家族化の様相を明らかにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    〓橋 康史(タカハシ コウシ)
    1989年愛媛県生まれ。2013年桃山学院大学大学院社会学研究科博士前期課程修了。2018年より名古屋市立大学大学院人間文化研究科講師。2021年立命館大学大学院人間科学研究科博士課程後期課程修了、博士(人間科学)。専門は社会学・社会福祉学・社会病理学
  • 著者について

    髙橋 康史 (タカハシコウシ)
    1989年愛媛県生まれ。2013年,桃山学院大学大学院社会学研究科博士前期課程修了,修士(社会学).2021年,立命館大学大gクイン人間科学研究科博士課程後期課程修了,博士(人間科学).2018年より名古屋市立大学大学院人間文化研究科講師。

ダブル・ライフを生きる"私"―脱家族化の臨床社会学 増補版 の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房 ※出版地:京都
著者名:〓橋 康史(著)
発行年月日:2021/08/27
ISBN-10:4771035261
ISBN-13:9784771035263
判型:B6
発売社名:晃洋書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:292ページ ※282,10P
縦:20cm
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