町泥棒のエゴイズム(文芸社文庫NEO) [文庫]

町泥棒のエゴイズム(文芸社文庫NEO) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  亡き人から届いた一通の手紙、そこからすべては始まった。雑多な風景が残る下町にすぎなかった川崎は、高度経済成長の波に乗り発展を遂げた。そんな川崎の秘密を知り、鍵を握る一人の男は、土手に住む者たちからスーツを着たお偉いさんまで、多くの人に愛されていた。その彼が残したひとつの「後悔」。それを晴らすため、悪戯好きの町泥棒が覚悟を決め、世話になった人たちが恩を返すべく動きだす。そして、それぞれの想いがつながった時、奇跡の夜が幕を開ける。あの時こうしていれば、伝えていれば、生きている時になぜ、できなかったのか。文芸社文庫ＮＥＯ小説大賞受賞作家が描く、大胆不敵な物語。

• 出版社からのコメント

  川崎の町が消えた！？　文芸社文庫NEO小説大賞大賞受賞作家が描く大胆不敵な物語

• 内容紹介

  高度経済成長の波に乗り発展を遂げ、今ではオシャレな町としても人気が高い川崎。この町の秘密を知り、鍵を握る男は、多くの人に愛されていた。そんな彼の残したひとつの「後悔」。それを晴らすために、恩を返すべくそれぞれが動き出す。そして、全員のやさしさがつながった時、音楽とともに奇跡の夜が幕を開ける。第３回文芸社文庫NEO小説大賞大賞受賞作家が描く、大胆不敵な物語。

• 著者について

  新馬場　新 (シンバンバ　アラタ)
  1993年、神奈川県生まれ。明治大学法学部卒業。学生時代にバックパッカーとして世界各地を訪れ、帰国後はゲーム会社に就職。『月曜日が、死んだ。』にて第３回文芸社文庫NEO小説大賞の大賞を受賞し、作家デビュー。

町泥棒のエゴイズム(文芸社文庫NEO) [文庫] の商品スペック