天皇と日本文明―王権の比較文明学 [単行本]
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天皇と日本文明―王権の比較文明学 [単行本]

服部 研二(編)松本 亮三(編)川本 芳昭(執筆)小林 道憲(執筆)下條 芳明(執筆)中牧 弘允(執筆)横山 玲子(執筆)
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出版社:東海大学出版会
販売開始日: 2021/08/12
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天皇と日本文明―王権の比較文明学 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    天皇と日本の文明論を語る。天皇とは何か。永く天皇制を維持してきた日本文明にはいかなる特質があるのか。天孫降臨神話や即位儀礼が伝えるメッセージを、先史時代の太陽信仰やマヤ・インカの王権神話・儀礼との比較をまじえながら解き明かす。天皇の呼称成立の事情、現代の象徴天皇制の特徴など、多面的な考察を展開する。
  • 目次

    序 文

    第一章 太陽崇拝と日本文明
    一 はじめに
    二 ストーンヘンジ
    ストーンヘンジの建造物
    埋葬された人々
    ダーリントンウォールズ
    中心的な存在
    建設の目的
    周期的時間を示す他の遺跡
    全体を統合する宇宙観
    三 日本における冬至の伝統
    アマテラスの石屋戸隠れ
    大歳の客の正体
    太陽と縄文時代
    正月と新嘗・大嘗
    ングニ人の初穂の儀礼
    エシュワマと王権
    エシュワマと月
    即位儀礼としての大嘗祭
    四 日本文明の基本システム
    霊威を受け継ぐ者としての王
    基本的な傾向
    中空構造
    判官びいきと怨霊
    義理
    曖昧さ
    五 まとめ
    参考文献
    コラム【王権と暦①】春耕秋収を計りて年紀となす

    第二章 大嘗祭のコスモロジー ―王権の比較文明学に向けて
    一 人心の収攬
    二 生命の永遠
    三 太陽の子
    四 降臨する神
    五 太陽と稲と天皇と
    六 王権の比較文明へ
    参考文献

    第三章 王権の起源神話と儀礼の構造 ―日本とアンデス文明の比較を通して
    一 はじめに ―文明と国家、そして王権
    二 日本の王権起源神話
    天孫降臨
    天孫降臨の前後―天の安の河の誓約と日向三代
    三 インカの王権起源神話
    太陽神に遣わされた最初の王
    もう一つのインカ王権神話とペルー北海岸の王権神話
    四 王権の中心性と周縁性―その神話的表象を巡って
    五 即位儀礼と冬至の儀礼
    大嘗祭と新嘗祭
    インカの即位儀礼と冬至の儀礼
    六 おわりに―日本文明とアンデス文明の類似性から見えてくるもの
    参考文献

    第四章 マヤ神話『ポポル・ヴフ』と『古事記』に描かれた支配の正統性
    一 はじめに
    二 マヤ文明
    三 『ポポル・ヴフ』の概要
    (一) 世界の創造と双子の兄弟
    (二) フン・フナフプー兄弟とシバルバー
    (三) フン・アフプー兄弟とシバルバー
    (四) 最初の人間の創造とキチェー族の守護神
    (五) 太陽の出現と神々への供犠
    (六) 王の叙任、キチェーの二四家
    四 『ポポル・ヴフ』に見られる秩序の構築
    ヴクブ・カキシュ親子退治譚―「偽」の太陽と「真」の太陽
    二世代の双子とシバルバー
    五 『古事記』に見られる秩序の構築
    三種の神器
    アマテラスとスサノヲ
    大国主神と根堅洲國
    大山津見神(オホヤマツミノカミ)とその子孫たち
    綿津見神(ワタツミノカミ)とホヲリノミコト
    六 おわりに―支配の正統性を紡ぎだす反秩序的存在および女性の役割
    参考文献

    第五章 中華文明と日本の天皇について―王から天皇へ
    はじめに
    一 シンポジウム報告の一―三皇、天皇大帝について
    報告一の付論
    二 シンポジウム報告の二―漢委奴国王、親魏倭王について
    報告二の付論
    三 シンポジウム報告の三―好太王、倭の五王について
    報告三の付論
    四 シンポジウム報告の四―中国皇帝への臣称について
    報告四の付論
    五 シンポジウム報告五―天皇号の出現について
    報告五の付論
    六 シンポジウム報告の六―僭帝について
    報告の六の付論
    七 シンポジウム報告の七―中国と日本の即位儀礼について
    報告七の付論
    むすびにかえて
    参考文献
    コラム【王権と暦②】「大宝」の発見
    コラム【王権と暦③】暦を掌握できず非業の死を遂げた権力者―将門と信長
    平将門  織田信長  権力者に立ちふさがる暦

    第六章 天皇の公的行為に関する憲法政治学的考察
    はじめに
    一 公的行為の事例
    (一) 国会開会式の出席と「おことば」の朗読
    (二) 外国公式訪問
    (三) 外国元首との親書および親電の交換
    (四) 外国の慶弔儀式への出席
    (五) 国賓および公賓の接遇
    (六) 全国巡幸
    (七) 全国植樹祭、国民体育大会、戦没者追悼式など国民的式典・大会の出席
    (八) 正月および天皇誕生日の一般参賀
    (九) 園遊会
    (一〇) 歌会始の儀および講書始の儀
    二 公的行為に関する政府見解
    三 公的行為に関する学説
    (一) 三行為説
    (二) 二行為説
    (三) 私見
    四 象徴天皇制と天皇の公的行為
    参考文献
    コラム【王権と暦④】平成から令和へ―〝汽水〞と〝正月〞
    汽水のような一カ月
    平成から令和へ―正月のような日々

    終章 天皇・王権・日本文明、そして比較文明学の試み―あとがきに代えて
    一 天皇と王権―即位儀礼と神話、その基底的観念
    二 王権の概念
    三 王権と反秩序
    四 歴史を通して見る天皇制
    五 天皇制の現在
    六 日本文明の特質と比較文明学の試み
    参考文献

    索引
  • 出版社からのコメント

    天皇と日本の文明論を語る。天皇の呼称成立の事情や現代の象徴天皇制の特徴など多面的な考察を展開する。
  • 内容紹介

    天皇と日本の文明論を語る:天皇とは何か。永く天皇制を維持してきた日本文明にはいかなる特質があるのか。天孫降臨神話や即位儀礼が伝えるメッセージを、先史時代の太陽信仰やマヤ・インカの王権神話・儀礼との比較をまじえながら解き明かす。天皇の呼称成立の事情、現代の象徴天皇制の特徴など、多面的な考察を展開する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    服部 研二(ハットリ ケンジ)
    香蘭女子短期大学名誉教授。専攻は考古学、文明史

    松本 亮三(マツモト リョウゾウ)
    東海大学名誉教授。専攻は、新大陸先史学、文化人類学、文明学

    川本 芳昭(カワモト ヨシアキ)
    九州大学名誉教授。専攻は東洋史学

    小林 道憲(コバヤシ ミチノリ)
    哲学者、元福井大学教授。専攻は哲学、文明論

    下條 芳明(シモジョウ ヨシアキ)
    朝日大学法学部・大学院法学研究科教授。専攻は憲法学、比較憲法学

    中牧 弘允(ナカマキ ヒロチカ)
    国立民族学博物館名誉教授、千里文化財団理事長、吹田市立博物館特別館長。専攻は、宗教人類学、カレンダー研究

    横山 玲子(ヨコヤマ レイコ)
    東海大学観光学部・大学院文学研究科教授。専攻は、マヤ学、文化人類学、文明学
  • 著者について

    服部 研二 (ハットリ ケンジ)
    香蘭女子短期大学名誉教授。専攻は考古学、文明史。
    主著訳書に『文明の未来』(共著、東海大学出版部)、『天からの洪水─アトランティス伝説の解読』(訳書、新潮社)、『太平洋』(共著、法政大学出版局)など。

    松本 亮三 (マツモト リョウゾウ)
    東海大学名誉教授。専攻は、新大陸先史学、文化人類学、文明学。
    主著に、『文明の未来』(共著、東海大学出版部)、『失われた文明インカ』(共著、NHK出版)、『ジャガーの足跡』(共編著、東海大学出版部)、『文明間の対話に向けて』(共著、世界思想社)など。

天皇と日本文明―王権の比較文明学 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東海大学出版部 ※出版地:平塚
著者名:服部 研二(編)/松本 亮三(編)/川本 芳昭(執筆)/小林 道憲(執筆)/下條 芳明(執筆)/中牧 弘允(執筆)/横山 玲子(執筆)
発行年月日:2021/08/20
ISBN-10:4486021991
ISBN-13:9784486021995
判型:A5
発売社名:東海大学出版部
対象:専門
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:268ページ
縦:22cm
横:16cm
厚さ:2cm
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