ことばの数理千一夜―ことばの仕組みとパズルと数学と [単行本]
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ことばの数理千一夜―ことばの仕組みとパズルと数学と [単行本]

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出版社:日本評論社
販売開始日: 2021/12/13
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ことばの数理千一夜―ことばの仕組みとパズルと数学と の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「ことば」は案外、数学的にできている!音声認識や自動翻訳などのAI(人工知能)にもつながる「ことばの仕組み」の基礎や考え方を、数理とパズルの視点で紹介!
  • 目次

    第0話 50音はほんとうはいくつ?

     50
     44, 45, 47, 48
     75, 70, 68
     83, 86
     103, 125
     112, 85


    第1話 「父と母の父と母」の意味はなんだろう?

     ことばの不思議
     「父と母の父と母」の「の」と「と」
     ことばのつながりを決める文法
     かかり方が五つある
     二分木とカタラン数
     「の」と「と」の意味
     「父と母の父と母」の意味
     分配法則・結合法則・交換法則
     選好について
     一般の「と」と「の」


    第2話 「黒い目のかわいい女の子」はどんな子?

     文法と構文木
     構文木を作ってかかり方を調べる
     エピソードなど
     格助詞の「の」
     「目の女」という表現
     「女の子」の意味
     形式文法


    第3話 引き算も割り算も使わずに一次方程式が解けるか――「っ」と「ん」の話

     勝ちぬき戦のBNF
     連接とそのべき乗ふたたび
     記号列集合の一次方程式
     閉包と一次方程式
     普通の数でやってみると
     連立一次方程式
     ことばの並びでのパターン
     小さい「っ」の現れ方
     n文字の列での「っ」が出現する場合の数
     フィボナッチ数列
     「ん」のつながり方


    第4話 PANKKIって何――続「っ」と「ん」の話

     第3話のパズルは「ん」がからむ
     「っ」と「ん」の共存
     です・ます体と「っす」の話
     外来語の「っ」
     世界の「っ」
     音節と拍
     音素


    第5話 十本はじゅっぽん? じっぽん?──漢語数詞と日本語の読み

     第4話のパズルは五七五
     日本語の数の読み方
     数の構成法
     3桁区切りと4桁区切り
     へんな漢字の提案
     甲冑がないので合戦はご法度
     十本は「じっぽん」か「じゅっぽん」か
     呉音と漢音
     ごはんはパンだった?
     母はパパだった?


    第6話 数詞の不思議──one, two, threeの奥にあるもの

     辞書順で先頭になる数・最後になる数
     英語の辞書順
     英語の大きい数詞
     英語の数
     英語数詞の過去とインドヨーロッパ語族
     dがtに
     5は指
     10は2本の手
     100は10個の10
     いろいろな語源
     順序数詞
     firstは「最も前」
     secondは「続きの」
     日本語で順序を表す
     「何番目」と英語で言えるか


    第7話 和語の数詞、そしてことばのつながり

     仮名列のパズルの答えは日付
     和語の数詞
     つくも
     合成数詞の変形の程度
     重複形
     二倍の数対応の不思議
     和語の数詞はどこから
     日本語に関係ありそうな周りの言語
     アルタイ諸語の数詞と日本語
     ことばのつながりについて
     般若
     日常のことばの区切り


    第8話 同じ音の並び,そして形態素解析

     「も」の並び
     鶏とチャウチャウ
     バッファローのバッファロー
     ライオンを食べる
     形態素とは
     形態素解析
     形態素解析の手法
     共起確率,条件付き確率,近似
     出現する確率が最大の形態素列が答え
     CRF


    第9話 母音の空間――磁石でわかるアイウエオのメカニズム

     母音とは
     母音は離散でなく連続
     母音は2次元
     母音三角形
     フォルマント
     母音はどう配置されるか
     磁石で母音配置をシミュレートする
     もう1次元増して3次元に
     世界の母音と日本語の母音
     英語の母音は時間の関数
     離れようとする数理
     点を遠ざける問題


    第10話 日本語のアクセント──ことばのつながり

     第9話の課題
     発音の高低
     日本語のアクセントのしくみ
     文節単位にアクセントが定まる
     アクセントの形式
     同じ音の全アクセントパターン
     名詞列のアクセント分析
     名詞列アクセントの実例
     規則分析のための名詞列関連データの選定
     観察によるアクセント位置規則
     接尾辞パターン


    第11話 言語の獲得――有限個のサンプルから無限集合を推定できるか

     日本語のアクセント規則
     文法と文法推論
     アクセントパターンのサンプル集合
     有限状態オートマトン
     オートマトンが表す記号列集合
     サンプル集合のオートマトン
     状態間の同値関係
     状態の合併で一般化をする
     なんか不思議
     子供の言語獲得
     went goed went現象
     「あらない」


    第12話 回文──入れ子構造のしくみ

     回文あそび
     回文を作る
     マトリョーシカ
     アルファベットの回文
     さかさまことば,逆順の記号列
     回文の定義
     回文の集合とBNF
     回文の集合はオートマトンで表現できない
     オートマトンで表せるかどうか
     末尾再帰


    第13話 数式の文法──掛け算が足し算より先に結びつくしくみ

     第12話のパズルの答
     文法の役割
     簡単な数式の文法
     左側の計算を右側より先に
     掛け算を足し算より先に
     かっこの導入
     一般の数式
     プログラム言語と数式
     インタープリタとコンパイラの動作
     逆ポーランド記法
     逆ポーランド記法電卓を作る


    第14話 語順と助詞と格──「大阪」が「大崎」になる?

     主語と目的語の語順
     修飾語と被修飾語の語順
     東アジアのことばの語順
     日本語の語順の例外
     ポーランド記法と日本語の語順
     修飾関係の文法
     文の中の役割を指定する方式
     格変化


    第15話 言語の類型──「わけられるんだろう」はどうわけられるんだろう

     文と語
     言語の類型
     孤立語
     英語
     中国語
     屈折語
     膠着語
     日本語
     エスペラント
     類型の変化


    第16話 ことばは変わる――ことばで過去を知る

     炭素の放射性同位元素による年代測定
     遺伝子の変異による年代測定
     ことばは変わる
     古文
     古文でどれくらいの語彙が今と違うか
     言語年代学
     困難な問題
     変わりやすいことば
     簡単な例で言語の枝分かれを推定する
     系統樹


    第17話 系統樹と語源――ヨーロッパのことばの分化

     インドヨーロッパ語族
     系統樹を生成するためのデータ
     言語間の相違度
     系統樹作成法
     系統樹を作る実験
     表中の語彙
     犬をあらわす単語


    第18話 疑問文への応答――「はい」と「yes」は違う

     コラッツの問題
     否定疑問文への応答
     流れ図の誤り
     if-then-elseは日本語式
     例外的なこと
     未知の言語とうそつきのパズル
     世界は日本語式か英語式か
     3語の方式
     yesやnoがない方式
     パズルの解答


    第19話 「すべての」と「ある」の論理──Everybody Loves Somebodyの意味

     Everybody Loves Somebodyという曲
     述語論理
     述語論理式の形
     曲名の意味
     導出原理
     述語論理式から句への変換
     限量子の扱いと最後の処理
     述語論理式から句への変換例
     導出の計算法
     1回の導出
     単一化
     三角関係?
     「も」と「か」が活躍する日本語
     ほかの表現


    第20話 奇妙な文字列の自動生成────ハナモゲラ語と確率

     ハナモゲラとハッパフミフミ
     奇妙な文字列をどう作るか
     部品の列としての文書
     頻度と確率
     頻度を求めるためのテキスト
     文字列の自動生成の方法
     形態素の単頻度による文字列
     形態素の連接頻度による文字列
     漢字・仮名の単頻度による文字列
     漢字・仮名の連接頻度による文字列
     WORDのスペルミス表示
     仮名(読み)の単頻度による文字列
     仮名(読み)の連接頻度による文字列
     仮名の連接頻度による短歌


    第21話 「は」と「が」の違い――日本語の独特な特徴

     穴埋め
     「は」はトピック
     「は」は既知情報
     英語のなかの既知情報
     「は・が」と「the・a」とを比べる
     theの使い方の技法
     「は・が」と「the・a」が異なる場合
     所有格にもtheの性質
     「は」は主節に,そして「は」はなるべく先に
     係助詞と格助詞
     「は」や「も」が「が」や「を」隠す
     「も」の話
     「も」は強力
     韓国語の助詞


    第22話 文の意味を求める仕組み──格助詞で意味がどう決まる

     格
     表層格
     深層格
     格支配と意味対応
     対象を表すガ格
     位置を表す格助詞
     位置を表すヲ格
     ニ格の用法
     使役や受身


    第23話 活用なしの日本文法――ら抜きことばは体系的

     ら抜きことば
     可能動詞と歴史的経緯
     変化は段階的に起きる
     活用と膠着語
     活用なしの文法
     母音や子音を補う規則
     付属語の表現
     音便形
     不規則活用など
     世界の膠着語
  • 出版社からのコメント

    音声認識や自動翻訳などの AI (人工知能) につながる「ことばの仕組み」の基礎や考え方を、数理とパズルの視点で紹介。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小谷 善行(コタニ ヨシユキ)
    1949年神戸生まれ、川崎育ち。東京農工大学名誉教授。テンソル・コンサルティング株式会社技術顧問。パズル懇話会会長。コンピュータ将棋協会副会長。情報処理学会フェロー。工学博士
  • 著者について

    小谷 善行 (コタニ ヨシユキ)
    東京農工大学名誉教授

ことばの数理千一夜―ことばの仕組みとパズルと数学と の商品スペック

商品仕様
出版社名:日本評論社
著者名:小谷 善行(著)
発行年月日:2021/12/20
ISBN-10:4535789495
ISBN-13:9784535789494
判型:A5
発売社名:日本評論社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:数学
言語:日本語
ページ数:217ページ
縦:21cm
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