ハングルの誕生―人間にとって文字とは何か 新版 (平凡社ライブラリー) [全集叢書]
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ハングルの誕生―人間にとって文字とは何か 新版 (平凡社ライブラリー) [全集叢書]

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出版社:平凡社
販売開始日: 2021/09/24
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ハングルの誕生―人間にとって文字とは何か 新版 (平凡社ライブラリー) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    一五世紀朝鮮王朝にハングルは誕生した。人々は朝鮮語を話すのに、知識人たちは漢字・漢文で書く―。名を得るのも、思想を語るのも、法を作るのも、詩を詠むのも、ありとあらゆる知は、母語ではない、漢字・漢文の中にあった。国王・世宗は文字を創製し、若き同志たちがこれを共にした。文字が生まれると、何が起こるのか?人は文字をいかに生きるのか?私たちはハングルを見ることによって、人間の文字の原初を知り、“話されたことば”と“書かれたことば”の豊饒なる流転、そして言語の巨いなる希望を知る。第22回アジア・太平洋賞大賞受賞。
  • 目次

    平凡社ライブラリー版 序
    はじめに

    序章 ハングルの素描
    1 ハングルの仕組み
    2 『訓民正音』という書物

    第1章 ハングルと言語をめぐって
    1 ハングルの名
    2 朝鮮語=韓国語の世界
    3 ことばと文字
    4 朝鮮語=韓国語はいかなる言語か

    第2章 〈正音〉誕生の磁場
    1 文字を〈創る〉──漢字の磁場から
    2 自己増殖装置としての漢字
    3 〈訓読〉の仕掛け
    4 朝鮮語の〈訓読〉──〈口訣〉の構造
    5 〈質量を有するテクスト〉
    6 西方からの道──〈子音文字ロード〉の終焉

    第3章 〈正音〉の仕掛け
    1 文字を〈創る〉──空気の揺らぎから〈音(おん)〉を切り出す
    2 〈音(おん)〉から〈かたち〉へ
    3 単音=音節文字システムの創出
    4 四分法システムの衝撃
    5 音の動的な変容を〈かたち〉にする──形態音韻論への肉迫

    第4章 〈正音〉エクリチュール革命──ハングルの誕生
    1 〈正音〉革命派と漢字漢文原理主義との闘い
    2 〈用音合字〉の思想──〈知〉の原子を問う
    3 〈正音〉よ、生きとし生けるものの〈こゑ〉を聞け
    4 〈正音〉よ、くにのことばを──エクリチュール革命宣言

    第5章 〈正音〉エクリチュールの創出
    1 〈正音〉よ、音を統べむ──『東國正韻』
    2 〈正音〉よ、三千世界を照らせ──儒仏道のみち
    3 〈正音〉よ、天地宇宙を学べ──『千字文』
    4 〈正音〉よ、我らが調べを──『杜詩諺解』と時調
    5 〈正音〉よ、語れ、奏でよ──〈正音〉文芸とパンソリ
    6 朝鮮固有語の血脈と漢字漢文の血脈の二重螺旋構造
    7 〈正音〉反革命を超えて

    第6章 〈正音〉──ゲシュタルト(かたち)の変革
    1 〈かたち〉とは何か
    2 正音の形と〈かたち〉
    3 身体性を得た正音の美〈宮体〉

    第7章 〈正音〉から〈ハングル〉へ
    1 闘う〈正音〉、たたかう〈ハングル〉
    2 再びゲシュタルトを問う──近代から現代へ
    3 飛翔する二一世紀ハングル

    終章 普遍への契機としての〈訓民正音〉
    『訓民正音』を読むというできごと

    文献案内

    あとがき
    平凡社ライブラリー版 あとがき

    解説──アポロ的知性とディオニュソス的感性の結実  辻野裕紀

    日本語の五十音をハングルで書く
    現代語の18種の初声子音と19種の初声字母
    母音三角形
    ハングル字母表 反切表
    ハングル略年譜

    文献一覧

    作品索引
    人名索引
    関連用語・事項索引
  • 出版社からのコメント

    言語学的な視点と歴史から、ハングルという〈奇跡の文字〉に光をあて、その合理性、秘められた可能性を探る。韓国でもロングセラー!
  • 内容紹介

    文字の宇宙をわしづかみ!
    ハングルの前史から創製と発展、仕組みや美やフォントまで、言語と文字の知的宇宙
    を満喫。
    アジア・太平洋賞大賞受賞の新書版を、100頁近く増ページ。
    図版、年表、用語集索引も充実、韓国でもロングセラー!

    15世紀朝鮮王朝にハングルは誕生した。
    人々は朝鮮語を話すのに、知識人たちは漢字・漢文で書く──。
    名を得るのも、思想を語るのも、法を作るのも、詩を詠むのも、
    ありとあらゆる知は、母語ではない、漢字・漢文の中にあった。
    国王・世宗は文字を創製し、若き同志たちがこれを共にした。
    文字が生まれると、何が起こるのか? 人は文字をいかに生きるのか?
    私たちはハングルを見ることによって、人間の文字の原初を知り、
    〈話されたことば〉と〈書かれたことば〉の豊饒なる流転、
    そして言語のおおいなる希望を知る。

    ■目次
    序章 ハングルの素描
    1 ハングルの仕組み
    2 『訓民正音』という書物

    第1章 ハングルと言語をめぐって
    1 ハングルの名
    2 朝鮮語=韓国語の世界
    3 ことばと文字
    ……

    第2章 〈正音〉誕生の磁場
    1 文字を〈創る〉──漢字の磁場から
    2 自己増殖装置としての漢字
    3 〈訓読〉の仕掛け
    ……

    第3章 〈正音〉の仕掛け
    1 文字を〈創る〉──空気の揺らぎから〈音(おん)〉を切り出す
    2 〈音(おん)〉から〈かたち〉へ
    3 単音=音節文字システムの創出
    ……

    第4章 〈正音〉エクリチュール革命──ハングルの誕生
    1 〈正音〉革命派と漢字漢文原理主義との闘い
    2 〈用音合字〉の思想──〈知〉の原子を問う
    3 〈正音〉よ、生きとし生けるものの〈こゑ〉を聞け
    ……

    第5章 〈正音〉エクリチュールの創出
    1 〈正音〉よ、音を統べむ──『東國正韻』
    2 〈正音〉よ、三千世界を照らせ──儒仏道のみち
    3 〈正音〉よ、天地宇宙を学べ──『千字文』
    ……

    第6章 〈正音〉──ゲシュタルト(かたち)の変革
    1 〈かたち〉とは何か
    2 正音の形と〈かたち〉
    3 身体性を得た正音の美〈宮体〉

    第7章 〈正音〉から〈ハングル〉へ
    1 闘う〈正音〉、たたかう〈ハングル〉
    2 再びゲシュタルトを問う──近代から現代へ
    3 飛翔する二一世紀ハングル

    終章 普遍への契機としての〈訓民正音〉
    『訓民正音』を読むというできごと

    文献案内

    解説──アポロ的知性とディオニュソス的感性の結実  辻野裕紀

    文献一覧

    作品索引
    人名索引
    関連用語・事項索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    野間 秀樹(ノマ ヒデキ)
    言語学者、美術家。東京外国語大学大学院教授、ソウル大学校韓国文化研究所特別研究員、国際教養大学客員教授、明治学院大学客員教授・特命教授などを歴任。一般言語学、朝鮮言語学、日韓対照言語学、韓国語教育を中心に、音論、語彙論、文法論や言語存在論などの論著がある。著書、韓国語『語彙と文法の相関構造』(ソウル、太学社、大韓民国学術院優秀学術図書に選定)などがある。2005年大韓民国文化褒章受章。12年周時経学術賞(韓国)、14年パピルス賞受賞。『ハングルの誕生―人間にとって文字とは何か』で第22回アジア・太平洋賞大賞受賞。韓国=朝鮮と日本、双方の血を嗣ぐ
  • 著者について

    野間 秀樹 (ノマ ヒデキ)
    野間秀樹(のま ひでき):
    言語学者、美術家。
    東京外国語大学大学院教授、ソウル大学校韓国文化研究所特別研究員、国際教養大学客員教授、明治学院大学客員教授・特命教授などを歴任。
    一般言語学、朝鮮言語学、日韓対照言語学、韓国語教育を中心に、音論、語彙論、文法論や言語存在論などの論著がある。
    著書に『言語存在論』(東京大学出版会)、『言語 この希望に満ちたもの』(北海道大学出版会)、『 한국어 어휘와 문법의 상관구조 』(韓国語 語彙と文法の相関構造、ソウル、太学社、大韓民国学術院優秀学術図書に選定)、『韓国語をいかに学ぶか』(平凡社新書)、『日本語とハングル』(文春新書)、『新・至福の朝鮮語』(朝日出版社)など。
    編著書に『韓国語教育論講座』(1-4巻、くろしお出版)、『韓国・朝鮮の知を読む』(クオン)、『韓国・朝鮮の美を読む』(共編、クオン)がある。
    2005年大韓民国文化褒章受章。12年周時経学術賞(韓国)、14年パピルス賞受賞。本書で第22回アジア・太平洋賞大賞受賞。
    韓国=朝鮮と日本、双方の血を嗣ぐ。

ハングルの誕生―人間にとって文字とは何か 新版 (平凡社ライブラリー) の商品スペック

商品仕様
出版社名:平凡社
著者名:野間 秀樹(著)
発行年月日:2021/09/21
ISBN-10:4582769225
ISBN-13:9784582769227
判型:新書
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:外国語
言語:日本語
ページ数:459ページ
縦:16cm
横:11cm
その他:『ハングルの誕生―音から文字を創る』加筆・変更・改題書
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