三余続録 [単行本]
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三余続録 [単行本]

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出版社:法蔵館
販売開始日: 2021/09/27
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三余続録 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    『三余録―余暇のしたたり―』の続編となる一書。中国史学の碩儒が四半世紀にわたり無署名で寄せてきた『中外日報』社説のなかから七二篇を選録。著者の日々の思索を投影する、中国の歴史・思想・宗教・典籍等に関する随想集。
  • 目次

    はじめに

    01 「七十二」という数字
    02 『陳寅恪最後の二十年』
    03 『唐代密宗』
    04 『中国禅思想史』
    05 千里の江陵 一日にして還る(上)(下)
    06 『易林』
    07 思いこみは恐ろしい
    08 真の師の所在を知る
    09 井戸と竈
    10 仙都福地の湊
    11 張魯、趙に内移す
    12 アミートゥオフオ(阿弥陀仏)
    13 瞋りと喜びとを以て仏事を作す
    14 『積微翁回憶録』
    15 「?山謡」を今に聞く
    16 世につれて変わる書物の形態と読書
    17 老境を迎えて仏の脚を抱く
    18 三惑、四欲への自戒と生の活力
    19 父母聴さざれば出家するを得ず
    20 パソコン時代と『佩文韻府』
    21 老君が唐王朝の始祖とされた日
    22 暗室を欺かず
    23 ユニークな表現 展季と桑門併記
    24 日蓮と『貞観政要』
    25 息長い基層信仰 安都丞と武夷君
    26 歴史の研究とは命をかけた仕事
    27 孔子に仮託して発動された廃仏
    28 もう一つの「不」の一字
    29 自分を厳しく責める宗教者
    30 仏教の中国化を進めた梵漢双挙
    31 寺院道観に身を寄せた子供たち
    32 飢え来らば喫飯 困じ来らば眠る
    33 「龍蔵寺碑」に刻むただ一字への想念
    34 文革の犠牲者を描く『中国の冬』
    35 鑑真和上の像に天平の昔を偲ぶ
    36 唐の玄宗が改変した『史記』と『漢書』
    37 地方神となった後漢の隠者厳光
    38 風水説とは何か
    39 早春の伊豆に見た花は美しかったが
    40 「疑経」の撰述と仏教の風土順応
    41 仏教に心を寄せた隋の文帝と道教由来の年号
    42 古代中国の薄葬と嵯峨遺詔への影響
    43 墓の頭に糞する鴉
    44 花銜えた百鳥にかこまれる法融
    45 卒論の季節に思う
    46 『徒然草』を再読して
    47 注釈をあきらめて論文を書いた何晏
    48 太子密建の法
    49 さまざまの「三楽」
    50 『牛棚雑憶』―「文革」の暗い記憶―
    51 玄奘も顔負けの法沖禅師の気骨
    52 大学者鄭玄の逸聞
    53 仙人にも貧富貴賤 道教的な〝天界〟観
    54 隠者に厳しい時代
    55 『沙石集』と『高僧伝』
    56 孝子と忠臣
    57 受験シーズンに想う
    58 玄宗皇帝と道教
    59 著書を古井戸へ
    60 侯外廬氏追想
    61 井真成墓誌の魂魄観
    62 中江兆民と幸徳秋水 爽快な師と弟子
    63 自然破壊と災害 古代中国の警鐘
    64 ブッダの訳語「仏」はいつ使われ始めたか
    65 天子の機嫌を取り詩才を隠した詩人
    66 人の子にして医を知らざるは不幸者
    67 棺の中に納められた『孝経』
    68 中国では散逸したが日本には残った古書
    69 二百年後の盗掘で世に出た王羲之の書
    70 釈尊をテーマにした敦煌出土手習い手本
    71 儒教徒の排仏論と僧侶の剃髪の意味
    72 碑銘のなかの美辞麗句 墓中におもねる文人たち

    附 「社説」題名一覧
  • 出版社からのコメント

    著者が四半世紀にわたり寄せてきた『中外日報』社説のなかから七二篇を選録。著者の日々の思索を投影する、中国史に関する随想集。
  • 内容紹介

    幻の名著『三余録――余暇のしたたり――』(中外日報社、一九九六年)の続編となる一書。
    著者が四半世紀にわたり無署名で寄せてきた『中外日報』社説のなかから七二篇を選録。

    著者の日々の思索を投影する、中国の歴史・思想・宗教・書物等に関する随想集。

    --------------------
    旧著には『中外日報』紙の社説から五十一篇の文章を選んで収めた。その後、『読書雑志』(岩波書店、二〇一〇年刊)の第七章「記憶につながる書物」にも十一篇が収められた。「収められた」と、まるで他人事のようにいうのは、『読書雑志』が坂内栄夫さんをはじめとする数名の方々が私のために編んでくださったものだからである。そしてこのたび、私自らあらたに編むこととなった本書には、「「七十二」という数字」(一九九六年十二月十七日)を最初に置き、それ以下、発表順に「碑銘のなかの美辞麗句 墓中におもねる文人たち」(二〇一四年六月十一日)を最後として、あわせて七十二篇の文章を収めるのは、ちょっとした遊び心である。
    (「はじめに」より)
    --------------------

    巻末に「「社説」題名一覧」を附す。

    図書館選書
    『三余録――余暇のしたたり――』の続編となる一書。著者が四半世紀にわたり無署名で寄せてきた『中外日報』社説のなかから七二篇を選録。著者の日々の思索を投影する、中国の歴史・思想・宗教・書物等に関する随想集。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    吉川 忠夫(ヨシカワ タダオ)
    1937年、京都市生まれ。京都大学文学部史学科卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。東海大学文学部専任講師、京都大学教養部助教授を経て、京都大学人文科学研究所助教授、同教授。2000年、停年退官、京都大学名誉教授。花園大学客員教授、龍谷大学文学部教授を経て、同大学客員教授。日本学士院会員
  • 著者について

    吉川 忠夫 (ヨシカワ タダオ)
    1937年、京都市生まれ。京都大学文学部史学科卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。東海大学文学部専任講師、京都大学教養部助教授を経て、京都大学人文科学研究所助教授、同教授。2000年、停年退官、京都大学名誉教授。花園大学客員教授、龍谷大学文学部教授を経て、同大学客員教授。日本学士院会員。〔主著〕『劉裕』(人物往来社。後に中公文庫)、『王羲之─六朝貴族の世界─』(岩波現代文庫)、『侯景の乱始末記─南朝貴族社会の命運─』(志学社選書)、『六朝精神史研究』(同朋舎出版)、『中国古代人の夢と死』(平凡社選書)、『魏晋清談集』(講談社)、『書と道教の周辺』(平凡社)、『中国人の宗教意識』(中国学芸叢書、創文社)、『読書雑志―中国の史書と宗教をめぐる十二章─』(岩波書店)、『顔真卿伝―時事はただ天のみぞ知る―』『六朝隋唐文史哲論集Ⅰ―人・家・学術―』『六朝隋唐文史哲論集Ⅱ―宗教の諸相―』(いずれも法藏館)、訳書に『訓注 後漢書』全11冊(岩波書店)、『高僧伝』全4冊(船山徹氏との共訳、岩波文庫)など。

三余続録 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館 ※出版地:京都
著者名:吉川 忠夫(著)
発行年月日:2021/09/25
ISBN-10:4831877484
ISBN-13:9784831877482
判型:B6
発売社名:法藏館
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:255ページ
縦:19cm
厚さ:2cm
重量:384g
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