真夜中の旅籠 [単行本]

真夜中の旅籠 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  夢の世界「表象の森」に佇む妖しげな宿。たまたま１泊だけのつもりの旅籠になぜか連泊することになり、やがて私は…今と昔が交錯する空間で様々な幻影や鬼面たちが記憶の「思い」に語りかける幻象妖惑小説。

• 出版社からのコメント

  夢の中の旅籠に宿泊した主人公は１枚の紙切れになり過去と現在が混じった世界を彷徨う

• 内容紹介

  夢の世界「表象の森」に佇む妖しげな宿。たまたま１泊だけのつもりの旅籠になぜか連泊することになり、やがて私は……｡今と昔が交錯する空間で様々な幻影や鬼面たち
  が記憶の「思い」に語りかける幻象妖惑小説。人間は一見自分の意思で人生を歩んでいるように見えるが、実は運命や因縁に操られたマリオネットに過ぎないのでは。思い出深い過去は霞の中に消え去り、これからの歩みは樹海の奥深くに自らを彷徨い込ませ、時間という川の流れに永劫に繰り返し流され続けているのかも。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  加羅戸 麻矢(カラト マヤ)
  職業：自称幻惑散文詩人、不思議思想発明家

• 著者について

  加羅戸 麻矢 (カラト　マヤ)
  自称幻惑散文詩人、不思議思想発明家（荘周の「胡蝶の夢」の中の現実世界？での生業：某国家資格に基づく個人事業主やってます）。好きな作家や作品は、ホフマン（特に『砂男』）、シャルル・ノディエ、ラヴクラフト（特に『死体安置所にて』）、カフカ、ガルシア＝マルケス、ボルヘス他（海外）、泉鏡花、内田百閒、芥川龍之介（特に『河童』、『歯車』）、岡本綺堂、夏目漱石の『夢十夜』、安部公房他（国内）。好きな詩人や作品、詩は、萩原朔太郎（特に詩集『月に吠える』、それと散文詩風の『猫町』）、長田弘の「誰が駒鳥を殺したか」（『言葉殺人事件』より）、谷川俊太郎の「かぞく」（『バウムクーヘン』より）、李白。

真夜中の旅籠 [単行本] の商品スペック