揺らぐ北欧協同組合王国―協同組合の多国籍化・「会社化」とガバナンス [単行本]
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揺らぐ北欧協同組合王国―協同組合の多国籍化・「会社化」とガバナンス [単行本]

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出版社:筑波書房
販売開始日: 2021/09/15
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揺らぐ北欧協同組合王国―協同組合の多国籍化・「会社化」とガバナンス の 商品概要

  • 目次

    序 章 協同組合再編の時代と北欧農協…
    1.協同組合再編の時代
    2.欧州農協の再編動向
    3.対象としての北欧農協
    Ⅰ.北欧農協の形成から再編まで;歴史
    第1章 協同組合王国;北欧農協の概観と比較
    1.はじめに
    2.デンマーク
    3.スウェーデン
    4.ノルウェー
    5.フィンランド
    6.まとめにかえて
    第2章 地域コミュニティ形成と農協─発生期のデンマーク農協と現段階の日本農村の協同─
    1.はじめ.
    2.分割地農民の形成・自立化と地域コミュニティ形成─発生期のデンマーク農協─
    (1)分割地農の形成と共同体の解体
    (2)分割地農の自立化と農協
    (3)農民分解と農協合併-地域コミュニティからの分
    3.「現段階的『自作農』」と協同による地域づくり─現段階の日本農村の協同─
    (1)高度経済成長と総兼業化
    (2)協同による地域づくり
    4.まとめにかえて
    第3章 スウェーデン農協の形成と転換─コーポラティズム型から市場指向型へ─
    1.はじめに
    2.スウェーデンにおける農協の発生からコーポラティズム型農協へ
    (1)農協の発生1880~1920年代
    (2)コーポラティズム型農協の形成1930~1940年代
    3.コーポラティズム型農協の展開と揺らぎ1950~80年代
    (1)農業構造改革と農協合併の進展1950~70年代
    (2)コーポラティズム型農協の揺らぎ1980年代
    4.市場指向型農協への転換1990年代
    (1)農業政策の転換と組合員の個人化・異質化
    (2)協同組合法の改訂
    (3)農協連合会の縮小と単協の市場指向化
    5.まとめにかえて
    第4章 EU市場下における北欧農協の国境を越えた再編─スウェーデンから見て─
    1.課題と方法
    2.EU市場参入とスウェーデン農業・農協の再編
    (1)EU市場参入とスウェーデン農業
    (2)スウェーデン農協の変遷と再編段階
    3.農協の現段階;多国籍化・国際化と脱協同組合化
    (1)酪農協;多国籍農協への統合と「巣分かれbeehive」専門農協化
    (2)食肉農協と鶏卵農協;「会社化」とそのFCB(Farmer-controlled Business)化
    (3)購買穀物販売農協;リージョナル化から国内単一農協の形成と事業の国際化
    (4)森林組合;リージョナル単協と連合会の残存
    4.まとめと考察
    Ⅱ.国境を越える協同組合─そのガバナンスと「会社化」形態─;現状分析
    第5章 多国籍Arla Foods酪農協の選択と困難─進む「会社化」と「多国籍化」のなかで─
    1.EU農協の「会社化」─アイルランドとデンマーク─
    2.Arla Foods酪農協の選択─協同組合形態の保持─
    3.事業の国際化と子会社化─組合員統制の可能性─
    4.高乳価保障の構造
    第6章 国境を越えた協同組合のガバナンス
    1.はじめに
    2.多国籍農協への道;Arla Foodsの成立と多国籍化の過程
    3.ガバナンス構造の変化と模索
    (1)合併に伴うガバナンス構造の変化
    (2)組合員とその基礎組織
    4.多国籍農協の事業特徴
    第7章 スウェーデンの生協から見る生協構造改革の行方
    1.はじめに
    2.構造改革の歴史的背景
    3.生協とイーカ
    (1)スウェーデン流通業界の概観
    (2)イーカの発展
    4.1990年代の生協構造改革
    5.生協の店舗構造
    6.組合員参加の模索
    7.おわりに
    補足1:その後の動向
    補足2:発生期の生協運動─フィンランドとの比較─
    (1)発生期のスウェーデン生協運動
    (2)フィンランドの生協運動の場合─フィンランド生協小史─
    第8章 協同組合の「会社化」─動向と論点─
    1.はじめに
    2.現段階における「会社化」の動向と諸形態
    (1)ヨーロッパの農協における「会社化」の諸形態
    (2)生協における事業機能統合と子会社化・アウトソーシング
    3.現段階における「会社化」の背景
    4.まとめ─協同組合の「会社化」とその論点─
    Ⅲ.地域に根ざした協同組合運動の展望
    第9章 地域コミュニティ形成と協同組合運動─日本との比較─
    1.はじめに
    2.北欧農協と地域コミュニティ形成
    (1)発生期の北欧農協と農村地域コミュニティ
    (2)農村地域づくりと新しい協同組合運動─スウェーデンを事例に─
    3.日本における地域コミュニティ形成と協同組合運動
    (1)「むら」を組織基盤とした産業組合の地域社会への定着
    (2)産業都市=地域労働社会形成と労働者の生協運動
    (3)消費都市形成と市民生協運動;新興住宅団地と生協班
    4.「小さな協同・協同組合」の登場と地域コミュニティ形成の展望
    (1)「小さな協同」の主体
    (2)「小さな協同」の特徴
    (3)地域コミュニティ形成と協同組合運動の展望
    5.まとめにかえて
    終 章 総括と展望
    1.なぜ北欧が「最も協同組合的な国々」となったのか?
    2.日本との違い
    3.協同組合のとらえ方─「人間らしい社会化の形態」─
    4.社会システム転換と「小さな協同・協同組合」─「弱さ」の協同へ─
    【引用・参考文献一覧】
    あとがき 
  • 内容紹介

    スウェーデンを中心においた北欧農協論であり,その形成・展開過程をできる限り正確にフォローすること,90年代以降の国際化・多国籍化および「会社化」の実態と,その国境を越えたガバナンス構造を実証的に明らかにした。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田中 秀樹(タナカ ヒデキ)
    1954年愛知県生まれ。北海道大学教育学部・同大学院博士課程修了、教育学博士。生活問題研究所、(財)生協総合研究所専任研究員を経て、広島大学生物生産学部助手、大学院生物圏科学研究科助教授、教授。広島大学名誉教授。専門・関心領域は、協同組合論、食生活論、農村地域づくり論など
  • 著者について

    田中 秀樹 (タナカ ヒデキ)
    1954年愛知県生まれ。北海道大学教育学部・同大学院博士課程修了,教育学博士。
    生活問題研究所,(財)生協総合研究所専任研究員を経て,広島大学生
    物生産学部助手,大学院生物圏科学研究科助教授,教授。広島大学名誉教授。
    専門・関心領域は,協同組合論,食生活論,農村地域づくり論など。
    著書;『協同の再発見─「小さな協同」の発展と協同組合の未来』(編著)
    家の光協会,『地域づくりと協同組合運動─食と農を協同でつなぐ』大月書店,
    『消費者の生協からの転換』日本経済評論社など。

揺らぐ北欧協同組合王国―協同組合の多国籍化・「会社化」とガバナンス の商品スペック

商品仕様
出版社名:筑波書房
著者名:田中 秀樹(著)
発行年月日:2021/09/15
ISBN-10:4811906055
ISBN-13:9784811906058
判型:A5
発売社名:筑波書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:306ページ
縦:22cm
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