神さまを待っている(文春文庫) [文庫]

神さまを待っている(文春文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  文房具メーカーで真面目に働いていたのに、派遣切りであっという間にホームレスへ転落した２６歳の水越愛。漫画喫茶に寝泊まりし、町を彷徨ううちに「楽な稼ぎ方」を教わるが―こうなったのは自分が悪いのだから誰にも「助けて」と言えない。私はどこで間違ったのだろうか？貧困女子を描く圧倒的リアル小説。

• 目次

  五百円の鯵フライ定食
  百円のコッペパン
  一万五千円の彼女たち
  0円の野菜スープ
  三千円のメロンパフェ
  二万円のわたし
  わたしの神さま
  生活
  もう一人の神さま
  
  解説・佐久間由衣

• 内容（「BOOK」データベースより）

  五百円の鰺フライ定食；百円のコッペパン；一万五千円の彼女たち；０円の野菜スープ；三千円のメロンパフェ；二万円のわたし；わたしの神さま；生活；もう一人の神さま

• 出版社からのコメント

  真面目に働いていた大卒26歳女子が、派遣切りでホームレスになった。すぐ元の生活に戻れるはずが……圧倒的貧困女子小説！

• 内容紹介

  誰にも「助けて」と言えない。
  圧倒的リアリティで描かれる貧困女子の現実。
  
  文房具メーカーで派遣社員として働く２６歳の水越愛。
  会社の業績悪化で派遣切りに遭い、失業保険を受けながら求職活動をするが
  どこにも採用されない。アパートの更新料や家賃、住民税、そして食費…
  あっという間にホームレスになった愛は、漫画喫茶に寝泊まりしながら
  日雇いの仕事を始め、前の生活に戻ることを目指していたが、次第に
  価値観、自己認識が揺らぎ始める。
  同じ境遇の女性たち、「出会い喫茶」に来る客との交流。
  生きるために「ワリキリ=売春」をやるべきなのか。
  ここまで追いこまれたのは、自己責任なのだろうか。
  
  
  大学に進学し、勉強や就活に励み、まじめに勤めていた女性が
  またたくまに貧困に呑み込まれていき、抜け出せなくなる。
  著者自らの体験をもとに描いた「貧困女子」長篇小説。
  　　
  　解説は　俳優・佐久間由衣　

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  畑野 智美(ハタノ トモミ)
  １９７９年東京生まれ。東京女学館短期大学国際文化学科卒。２０１０年「国道沿いのファミレス」で第２３回小説すばる新人賞を受賞しデビュー

神さまを待っている(文春文庫) [文庫] の商品スペック