心理療法におけるケース・フォーミュレーション―的確な臨床判断に基づいた治療計画の基本ガイド [単行本]

心理療法におけるケース・フォーミュレーション―的確な臨床判断に基づいた治療計画の基本ガイド の 商品概要

• 目次

  第I部　心理療法におけるケース・フォーミュレーションを文脈のなかで理解すること
  　第1章　フォーミュレーションの定義――利点、目標、歴史、影響
  　第2章　ケース・フォーミュレーションにおける確かな意思決定
  　第3章　文化の違いに対応したフォーミュレーションの作成
  　第4章　心理療法統合のなかでのフォーミュレーション
  
  第II部　統合的でエビデンスに基づくケース・フォーミュレーション・モデル
  　第5章　ステップ1――問題リストの作成
  　第6章　ステップ2――診断
  　第7章　ステップ3――説明仮説の作成
  　第8章　ステップ4――心理治療計画
  　第9章　ケース・フォーミュレーションの質の評

• 出版社からのコメント

  クライエントが直面する問題を特定し、それらの問題に対処する計画策定のための単純明快な方法を示す書。

• 内容紹介

  クライエントが直面する問題を特定し、それらに対処する計画策定のための方法を示す。心理治療の効果的な指針として包括的で複雑でないフォーミュレーションを作成する書。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  イールズ,トレーシー・D.(イールズ,トレーシーD.／Eells,Tracy D.)
  クリニカル・サイコロジスト。ルイビル大学の精神医学および行動科学学科教授。対人関係、気分、不安、および人生の幅広い問題を抱える成人を対象とした個人心理療法の実践を続けている。また、定期的に臨床心理学の大学院生と精神医学研修医のスーパーヴィジョンも行っている。２０年以上にわたって心理療法におけるケース・フォーミュレーションに関する教鞭をとり、近年は、うつ病の心理治療でコンピューターを使った認知行動療法が果たす役割の研究を行った。アメリカ心理学会の第２９部会（心理療法）のフェローでもある
  
  津川 律子(ツガワ リツコ)
  １９６０年生まれ。１９８５年日本大学大学院文学研究科心理学専攻博士前期課程修了。現在、日本大学文理学部心理学科教授。公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士。編著書多数
  
  岩壁 茂(イワカベ シゲル)
  １９６８年生まれ。２００１年カナダ・マギル大学大学院カウンセリング心理学専攻博士課程修了。現在、お茶の水女子大学基幹研究院人間科学系教授。臨床心理士。著訳書多数
  
  宮本 章夫(ミヤモト アキオ)
  １９５１年生まれ。１９７４年東京大学工学部卒業。１９７４‐２０１１年日本アイ・ビー・エム株式会社在籍。現在、翻訳業

心理療法におけるケース・フォーミュレーション―的確な臨床判断に基づいた治療計画の基本ガイド の商品スペック