伊豆箱根殺人回廊―十津川警部シリーズ(ノン・ノベル) [新書]

伊豆箱根殺人回廊―十津川警部シリーズ(ノン・ノベル) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  コロナで一変した世界へ二年半ぶりに出所した管野は、心をいやすべく、旅なれた伊豆下田から修善寺、箱根強羅をめぐる。だが、管野を追跡した若者が交通事故死し、再会した修善寺の旅館若女将多恵は、芦ノ湖に水死体で浮かんだ。連続するトラブルと、管野が犯した融資事件の関わりは？やがて新たな殺人が発生、警視庁十津川警部が臨場した！欲にまみれた三年前のマネーゲームの背後に、元首相父子、政治家夫婦が浮上。管野は怒りをこめて、暴力をも辞さぬ罠を仕掛けた！異色ミステリー・アクション！

• 出版社からのコメント

  十津川シリーズ最新刊！　はめたのは､元首相父子か､政治家夫婦か？　二年半ぶりにコロナの世界に出所した男に死の影がつきまとう！

• 内容紹介

  シリーズ最新刊！
  はめたのは､元首相父子か､政治家夫婦か？
  融資事件に巻き込まれた男がたどった、西伊豆、修善寺、箱根には死体が残されて……二年半ぶりに出所した世間に、殺しの影がつきまとう――
  十津川が陰謀を暴く、異色ミステリー・アクション！
  
  コロナで一変した世界へ二年半ぶりに出所した管野は、心をいやすべく、旅なれた伊豆下田から修善寺、箱根強羅をめぐる。だが、管野を追跡した若者が交通事故死し、再会した修善寺の旅館若女将多恵は、芦ノ湖に水死体で浮かんだ。連続するトラブルと、管野が犯した融資事件の関わりは？　やがて新たな殺人が発生、警視庁十津川警部が臨場した！　欲にまみれた三年前のマネーゲームの背後に、元首相父子、政治家夫婦が浮上。管野は怒りをこめて、暴力をも辞さぬ罠を仕掛けた！　異色ミステリー・アクション！

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  西村 京太郎(ニシムラ キョウタロウ)
  昭和５年、東京に生まれ、数々の職業を経て、創作活動に。３８年「歪んだ朝」でオール讀物推理小説新人賞、４０年に『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、５６年には『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞、さらに日本映画テレビプロデューサー協会エランドール賞特別賞、日本ミステリー文学大賞、長谷川伸賞など数多くの賞を受賞。国民的名探偵十津川警部の活躍を描くシリーズでは、第四回吉川英治文庫賞を受賞した

• 著者について

  西村京太郎 (ニシムラキョウタロウ)
  昨年、卒寿を迎えた著者は、現役最高齢のベストセラー作家として、コロナにも万全の対策をしながら、執筆意欲はますます盛んである。１９３０年、東京に生まれ、数々の職業を経て、創作活動に。６３年「歪んだ朝」でオール讀物推理小説新人賞、６５年に『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、８１年には『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞、さらに日本ミステリー文学大賞など数多くの賞を受賞。本書をはじめ、国民的名探偵十津川警部の活躍を描くシリーズでは、第４回吉川英治文庫賞を受賞した。
  「今回のコロナ問題が明らかにしたのは、国全体の大問題なのに、実際に解決に当たるのは、一つの県であり、知事の力だということである。多分、今までも、同じことなのに、私たちは、政府と国民が直結しているような錯覚に落ちていたのではないのか。実態が見えてくると、地方で起きた事件で、本当の犯人は、誰なのかも、見えてくるのではないか。本当に働き、そのくせ報われない地方の人々の姿も見えてくるのではないだろうか。そんなことを考えながら、神奈川に住む作家として書いてみた。」（カバー袖〈著者のことば〉より）

伊豆箱根殺人回廊―十津川警部シリーズ(ノン・ノベル) の商品スペック