花折(集英社文庫) [文庫]
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花折(集英社文庫) [文庫]

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出版社:集英社
販売開始日: 2021/09/17
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花折(集英社文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    鮎子は画壇の重鎮である父に英才教育を受けて育ち、東京藝大へ。利根川に臨む取手キャンパスで、裏山に住むイボテンという男と出会い、性に塗れた日々を過ごす。夏休みには実家に寄寓する小説家・我謝と沖縄へ。男を知り、取り込みながら画家として覚醒しようとする鮎子の変化を父は見抜いていた―。流麗な文体、混沌の描写、深奥の含意。ひとりの画家の人生を通し創作の本質に迫った長編小説。
  • 出版社からのコメント

    画家の娘、鮎子は東京藝大に入学し、ある男と決定的な出会いを果たす。芸術、性、自然。根源を究めんとする内面を描く凄烈な小説。
  • 内容紹介

    “悪王女"鮎子が生きることの意味を探す、究極の純愛小説。

    画家を父に持つ鮎子は、逆子だったため帝王切開で生まれた。一度お腹を開くと次から自然分娩はできない。出産が一番の快楽だという母は、それを奪われたとして鮎子を責めた。
    両親の画才を受け継いだ鮎子は東京藝術大学に進学し、京都から上京する。ある日、藝大の裏山でイボテンと名乗る男と出会い、ひょんなことから関係を持つことに。それ以後、四六時中、セックスばかりの毎日を送るようになる。そんななか、夏休みに帰省することを告げた鮎子を、イボテンさんは殴って出ていった。
    鮎子は、実家で小説家の我謝さんと会い、彼の故郷である沖縄で共に夏を過ごす。そして大学に戻ったとき、イボテンさんが自殺したことを知った。突然の“不在"に足元から崩れ落ちるような感覚に陥る鮎子。
    こっそり忍び込んだ彼の家には、キャンパスに描かれた裸の鮎子が残されており、なぜだかその絵に釘づけになってしまう。そして鮎子は思いもよらずその絵を盗み出す。
    イボテンさんの存在の大きさと絵を描くことの本質に行き当たり、ひたすら絵を描くようになった鮎子は、ついに自分だけのモチーフを見つけることに……。
    若い女性芸術家の視点で描く、濃厚でみずみずしい長編小説。

    【著者略歴】
    1955年東京生まれ。89年『ゴッド・ブレイス物語』で小説すばる新人賞を受賞し、作家デビュー。98年『皆月』で吉川英治文学新人賞を、『ゲルマニウムの夜』で芥川賞をそれぞれ受賞。2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞受賞。『眠り猫』『なで肩の狐』『鬱』『二進法の犬』『百万遍 青の時代』『私の庭 浅草篇』『たびを』『愛情』『錏娥哢た』『少年曲馬団』『ワルツ』など著書多数。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    花村 萬月(ハナムラ マンゲツ)
    1955年東京都生まれ。89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞

花折(集英社文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:集英社
著者名:花村 萬月(著)
発行年月日:2021/09/25
ISBN-10:4087442993
ISBN-13:9784087442991
判型:文庫
発売社名:集英社
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本文学小説
言語:日本語
ページ数:390ページ
縦:16cm
横:11cm
厚さ:2cm
重量:209g
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