叛乱の時代を生きた私たちを読む―自己史としての短歌評 [単行本]
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叛乱の時代を生きた私たちを読む―自己史としての短歌評 [単行本]

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出版社:皓星社
販売開始日: 2021/09/13
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叛乱の時代を生きた私たちを読む―自己史としての短歌評 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    歌人たちはなぜ、全共闘運動体験を詠むのか。1960年代後半から70年代にかけて、自らの体験した政治闘争の時代を短歌に詠まざるを得ない歌人たちがいる。その切実さの理由はどこにあるのか。研究者、評論家、元活動家という立ち位置を明らかにし、自身のライフヒストリーをもとに論評する。
  • 目次

    第一章 叛乱の時代を生きた私たち
    学生運動と抒情 『もっと電車よ、まじめに走れ 福島泰樹わが短歌史』/私のバリケード体験 福島泰樹歌集『バリケード・一九六六年二月』/我が闘争 川俣水雪歌集『シアンクレール今はなく』/国家からほうっておかれる選択/凍結されたこころざし 佐久間章孔歌集『洲崎パラダイス・他』  ほか
    第二章 母のことなど
    死者たちの物語 福島泰樹『下谷風煙録』 /満州からの引揚 冨尾捷二歌集『満洲残影』
    第三章 鎮まらざる歌人たち
    狂気という宿命 賀村順治歌集『狼の歌』/坪野哲久の老い 坪野哲久歌集『碧巖』 ほか
    第四章 敗北し孤立するものの系譜
    山川登美子の相聞歌/言葉の孤独な身体 江田浩司歌集『逝きし者のやうに』 ほか
    第五章 松平修文歌集『トゥオネラ』の世界
    ジョバンニに似ている/この不思議な既視感に満ちた異世界
    第六章 慰霊と情
    「風の電話」に想う/慰霊の心性 ─喚起される情─
    第七章 短歌論
    喩の解放性/短歌の読み方/短歌の虚構性と「歌物語」/短歌の「わかる」「わからない」ということ ほか
    第八章 ライフヒストリー わが家族の物語
  • 出版社からのコメント

    歌人たちはなぜ、全共闘運動体験を詠むのか。自己史としての短歌評。
  • 内容紹介

    1960年代後半から70年代、自らの体験した政治闘争の時代を短歌に詠まざるを得ない、その切実さの理由はどこにあるのか。
    研究者、評論家、元活動家という立ち位置を明らかにし、自身のライフヒストリーをもとに論評する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    岡部 隆志(オカベ タカシ)
    1949年、栃木県に生まれる。宇都宮商業高校を卒業後上京。一浪して明治学院大学に入学。全共闘運動に参加。大学を中退(除籍)。社学同叛旗派の活動家となり同派の三里塚現闘小屋に住む。1971年一・五次闘争(農民放送塔の戦い)で地下壕に立て籠もり逮捕される。同年二次代執行阻止闘争での東峰十字路の戦いで逮捕され、東峰十字路被告団の一人として裁判闘争を続ける。保釈後、宇都宮の実家で問屋の配送の仕事などをしながら裁判を続ける。四年後、東京での仕事を紹介され上京。明治大学二部に入学。28歳の時である。卒業後、仕事を辞め明治大学大学院に入学。修士取得後塾や予備校で働きながら裁判を続ける。30代後半に裁判の結審。求刑は六年であったが、判決は執行猶予がつく40代に入り、駿台予備校の講師、共立女子短大の専任講師となる。専門は、日本古代文学だが、近現代文学、民俗学も論じる。中国雲南省少数民族の歌垣文化調査も行う。一方、歌人福島泰樹主宰の短歌結社「月光の会」に参加し、短歌誌『月光』に短歌評論を書き続ける。現在まで、3冊の短歌評論集を刊行している。2020年3月、共立短大を定年退職
  • 著者について

    岡部 隆志 (オカベ タカシ)
    1949年、栃木県に生まれる。宇都宮商業高校を卒業後上京。一浪して明治学院大学に入学。全共闘運動に参加。大学を中退(除籍)。社学同叛旗派の活動家となり同派の三里塚現闘小屋に住む。1971年一・五次闘争(農民放送塔の戦い)で地下壕に立て籠もり逮捕される。同年二次代執行阻止闘争での東峰十字路の戦いで逮捕され、東峰十字路被告団の一人として裁判闘争を続ける。保釈後、宇都宮の実家で問屋の配送の仕事などをしながら裁判を続ける。四年後、東京での仕事を紹介され上京、明治大学二部に入学。28歳の時である。卒業後、仕事を辞め明治大学大学院に入学。修士取得後塾や予備校で働きながら裁判を続ける。30代後半に裁判の結審。求刑は六年であったが、判決は執行猶予がつく40代に入り、駿台予備校の講師、共立女子短大の専任講師となる。専門は日本古代文学だが、近現代文学、民俗学も論じる。中国雲南省少数民族の歌垣文化調査も行う。一方、歌人福島泰樹主宰の短歌結社「月光の会」に参加し、短歌誌『月光』に短歌評論を書き続ける。現在まで、3冊の短歌評論集を刊行している。2020年3月、共立短大を定年退職。コロナ禍の中現在に至る。

叛乱の時代を生きた私たちを読む―自己史としての短歌評 の商品スペック

商品仕様
出版社名:皓星社
著者名:岡部 隆志(著)
発行年月日:2021/09/10
ISBN-10:4774407496
ISBN-13:9784774407494
判型:B6
発売社名:皓星社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:258ページ
縦:20cm
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