社会学的思考の歴史―社会学は何をどう見てきたのか [単行本]
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社会学的思考の歴史―社会学は何をどう見てきたのか [単行本]

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出版社:関西学院大学出版会
販売開始日: 2021/09/27
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社会学的思考の歴史―社会学は何をどう見てきたのか の 商品概要

  • 目次

    イントロダクション──歴史と社会のパースペクティブ
     1 「歴史history」ということばの意味
     2 歴史観の変遷と「事実」の居場所
     3 社会学の「精神」

    第1章 社会学前史──契約説、政治経済学、社会主義そして社会学
     1 トマス・ホッブズの契約説
     2 「社会」の誕生──アダム・スミスの政治経済学
     3 ルソーの「社会的social」契約
     4 社会主義と社会学──サン=シモンとコント

    第2章 カール・マルクスを読む──『資本論』第1巻
     1 『資本論』の問題設定
     2 労働が商品の価値を生む(労働価値説)
     3 貨幣の神秘へ向けて
     4 資本の自己増殖はいかにして可能か?
     5 階級対立としての「社会」の分断

    第3章 エミール・デュルケームを読む(1)──『社会分業論』
     1 社会的連帯solidarité socialeの問題
     2 機械的連帯──集合意識と犯罪
     3 有機的連帯と分業
     4 デュルケームのジレンマ──有機的連帯を支えるものは何か

    第4章 エミール・デュルケームを読む(2)──『自殺論』
     1 なぜ自殺なのか?──社会学の研究対象としての「社会的事実」
     2 自殺の類型
     (1)自己本位的自殺
     (2)集団本位的自殺
     (3)アノミー的自殺
     3 集合意識の復権──ジレンマの解決
     4 自殺と社会の道徳構造

    第5章 マックス・ウェーバーを読む──『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
     1 ウェーバーの問題設定──信仰と職業生活
     2 「資本主義の精神」とは何か?
     3 カルヴィニズムと「予定説」
     4 行為のアクセル/ブレーキとしての道徳規範

    第6章 タルコット・パーソンズを読む──『社会的行為の構造』
     1 行為論の実証主義的伝統
     2 行為論の理想主義的/観念論的伝統
     3 実証主義と理想主義の総合──デュルケームとウェーバー
     4 主意主義的行為論の展開
     5 社会システム論へ

    第7章 シュッツとベッカーを読む──『社会的世界の意味構成』と『アウトサイダーズ』
     1 アルフレッド・シュッツの現象学的社会学
     2 行為の構成の問題──シュッツとパーソンズの違い
     3 レイベリング理論
     4 定義主義アプローチの隘路

    第8章 ガーフィンケル、会話分析そして社会的構築主義を読む──『エスノメソドロジー研究』と『社会問題の構築』
     1 ガーフィンケルのエスノメソドロジー
     2 会話分析
     3 社会的構築主義
     4 談話(言説)分析

    第9章 ルーマンとハーバーマスを読む──『社会システム論』と『コミュニケーション的行為論』
     1 ルーマンの社会システム論
     2 意味の自己言及性とシステムのオートポイエーシス
     3 コミュニケーション・メディアと機能分化した社会システム
     4 ハーバーマスの「コミュニケーション的行為」
     5 生活世界の合理化
     6 生活世界の植民地化

    第10章 ミシェル・フーコーを読む──『監獄の誕生』『生政治の誕生』ほか
     1 「規律」とはどういう力か
     2 服従する主体──パノプティコン
     3 生-権力への転換
     4 規律社会から管理社会へ?──そして新自由主義の支配

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    社会学的思考のパースペクティブから社会学の「精神」を学ぶ。関西学院大学社会学部「社会学史B」の講義ノートをベースに。
  • 内容紹介

    歴史というパースペクティブは、まさに今はもうここにはないものを見ようとする努力である。17世紀ホッブズから20世紀フーコーまで、社会学的思考の歴史をたどり、社会学の「精神」を学ぶ。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田中 耕一(タナカ コウイチ)
    1955年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(社会学)。現職、関西学院大学社会学部教授。専攻、社会学理論、現代社会論、社会学史
  • 著者について

    田中 耕一 (タナカ コウイチ)
    1955年生まれ
    慶應義塾大学法学部政治学科卒業
    早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得退学
    博士(社会学)
    現  職関西学院大学社会学部教授
    専  攻社会学理論 現代社会論 社会学史
    主要業績『〈社会的なものの運命実践・言説・規律・統治性(関西学院大学出版会, 2014年)
    『社会調査と権力社会的なものの危機と社会学』(共編著, 世界思想社, 2007年)
    『新版・構築主義の社会学』(分担執筆, 世界思想社, 2006年)
    「自己言及性の二つの位相ルーマンとエスノメソドロジー」(『社会学史研究』第16号, 1994年)
    『現代の社会変動』(分担執筆, 慶應通信, 1992年)
    『ルーマン/来るべき知』(分担執筆, 勁草書房, 1990年)など

社会学的思考の歴史―社会学は何をどう見てきたのか の商品スペック

商品仕様
出版社名:関西学院大学出版会 ※出版地:西宮
著者名:田中 耕一(著)
発行年月日:2021/09/25
ISBN-10:4862833268
ISBN-13:9784862833266
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:168ページ
縦:21cm
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