シルクロード1万5000キロを往く〈下〉西域南道・河西回廊―仏の道とオアシスの街 [単行本]

シルクロード1万5000キロを往く〈下〉西域南道・河西回廊―仏の道とオアシスの街 の 商品概要

• 目次

  第Ⅲ編：西域南道
  1　苦難の西域南道へ
  2　西域南道（塔克拉瑪干沙漠）の自然
  3　烏魯木斉から奇台へ
  4　奇台から巴里坤へ
  5　巴里坤から哈密・敦煌へ
  6　敦煌と莫高窟
  7　敦煌から花土溝へ
  8　花土溝から若羌へ
  9　若羌から且末へ
  10　且末から和田へ
  11　和田から麦蓋提へ
  12　麦蓋提から喀什へ
  13　西域南道の旅を終えて
  第Ⅳ編：河西回廊
  1　河西回廊へ
  2　河西回廊の自然
  3　西安（長安）の歴史概要
  4　河西回廊の歴史
  5　世界の8大奇跡、兵馬俑
  6　華清池と秦始皇帝陵
  7　大雁塔
  8　中国鉄路高速で蘭州へ
  9　黄河第一橋と白塔山公園
  10　黄河の源流と流路
  11　蘭州ラーメン
  12　河西回廊の意味を悟る：明の長城
  13　張掖の大仏寺
  14　七彩丹霞地質公園
  15　平山湖大渓谷
  16　酒泉公園と霍去病
  17　嘉峪関
  18　玉門関
  19　敦煌地質公園のヤルダン地形
  20　祁連山、透明夢柯29号氷河の実体験
  21　祁連山脈周辺の植物

• 出版社からのコメント

  一般の観光ツアーでは訪れない珍しい風景を求めて南へ北へ。流砂を体験し、乾燥地帯の地形や植生のナゾに迫る。

• 内容紹介

  タクラマカン沙漠の南北を通る中国シルクロードの3つのルートおよび河西回廊（西安?敦煌）の旅行記。地形・地質の専門家が中心だけに、一般の観光ツアーでは訪れない珍しい風景を求めて南へ北へ。下巻には、タクラマカン沙漠の南縁に沿った「西域南道」の旅（2015年）および、西安から北西へ敦煌に至る「河西回廊」の旅（2018年）を収録。数々の仏教遺跡や歴史遺産を覆い隠してきた流砂を体験し、砂丘の成り立ちや乾燥地帯の植生、ヤルダン（丹霞）地形のナゾに迫る。ウイグル族一家との交流やバザールの賑わいも興味深い。標高4000mを超える氷河見学ではパルスオキシメータを使った酸素飽和度の測定も。
  ［主な訪問・見学地］
  第?編：西域南道（ウルムチ、天山天池、恐竜溝、バリコン湖、ハミ、敦煌、莫高窟、月牙泉、鳴沙山、花土溝、ミーラン故城、チャルクリク、チャルチャン、ホータン、マイガイティ、カシュガル）
  

  第?編：河西回廊（西安、秦始皇帝陵、蘭州、武威、張掖、七彩丹霞地質公園、平山湖大渓谷、酒泉、嘉峪関、玉門関、敦煌地質公園、祁連山脈、透明夢柯29号氷河）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  今村 遼平(イマムラ リョウヘイ)
  アジア航測（株）名誉フェロー、理学博士。１９４１年福岡県生まれ、熊本大学理学部地学科卒
  
  中家 惠二(ナカイエ ケイジ)
  （株）応用地理研究所代表取締役、（有）日本土壌研究所取締役。１９５１年岡山県生まれ、駒澤大学大学院人文科学研究科地理学専攻（修士）
  
  上野 将司(ウエノ ショウジ)
  応用地質（株）社友、工学博士。１９４７年東京都生まれ、北海道大学理学部地質学鉱物学科卒

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