すき間の子ども、すき間の支援―一人ひとりの「語り」と経験の可視化 [単行本]
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すき間の子ども、すき間の支援―一人ひとりの「語り」と経験の可視化 [単行本]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2021/09/30
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すき間の子ども、すき間の支援―一人ひとりの「語り」と経験の可視化 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    制度の狭間にある困難と支援のダイナミズムを個別の“物語”から読み解く!すべての人は何らかの仕方で典型から外れる個別の事情を抱えており、その個別性において悩み、力を発揮している。誰かの個別の事情は他の人には当てはまらないのだが、まさにそれゆえに(個別の事情を抱えた)他の人を触発しインパクトやヒントを与えるだろう(序章より)。
  • 目次

    序章 すき間と力
     1 すき間と語り
     2 すき間を生む制度
     3 学問のはざま

    第Ⅰ部 すき間にいる人――当事者のリアリティ、エネルギー、ユーモア

    第1章 笑いと共感――発達障害傾向にある幼児の母親コミュニティの機能[大塚類]
     はじめに
     1 発達障害傾向にある幼児の母親が陥るはざま
     2 母親たちの語り
     3 コミュニティで起きていること
     おわりに――Aルームのインフォーマルな役割

    第2章 発達障害児の母親の生き生きとした語りからその強さを読み解く[遠藤野ゆり]
     はじめに――障害が軽度であることによるひずみ
     1 発達障害のある子どもや家族が置かれるはざまとは何か
     2 母親の語りに見られるポジティブさ
     3 生き生きとしていることの正体
     おわりに――はざまを生き抜いていくこと

    第3章 語れないこと\語らされること\語ること――社会的養護のもとで育った若者たちの声[永野咲]
     はじめに
     1 「社会的養護のもとで育つ」ことに向けられるまなざし
     2 境遇を語らない\語りたくない\語れない
     3 カムアウト――開示することの意図
     4 「納得できる」語る\語らないを見つけられること・そのことが尊重されること
     5 声をあげて社会を変える

    第Ⅱ部 すき間からの居場所のつくられ方

    第4章 仕切りを外すつながりづくり――地域の子ども食堂と学習支援の取り組みから[佐藤桃子]
     はじめに
     1 2つの子どもの居場所のはじまり――子ども食堂と学習支援グループ
     2 なないろ食堂の実践から
     3 てごほ~むの実践から
     4 人とのつながりづくりから地域づくりへ

    第5章 つながりをつくる居場所――放課後等デイサービスにおける支援の論理[渋谷亮]
     はじめに
     1 放デイと支援の論理
     2 第三の場所をつくる――Aさんの語り
     3 枠づけることと枠を外すこと
     4 世界の繕いとケアの循環――Cさんの語り1
     5 遊びとコミュニケーション――Cさんの語り2
     6 子ども目線で考える――Eさんの語り1
     7 わちゃわちゃした空間――Eさんの語り2
     おわりに

    第6章 個別と集団に橋を架ける――児童養護施設の混乱と言葉の回復[久保樹里]
     はじめに――社会的養護の変遷
     1 児童養護施設の崩壊――集団と個別のはざまに落ちる子どもたち
     2 一からの立て直し――子どもと大人の信頼感の再構築
     3 アタッチメントの理解を養育の基盤に
     4 第二波の荒れの中で――年長児童の変化
     5 集団養育と小規模養育の課題と工夫
     おわりに

    第7章 「声は出してないけど、涙ずっと流れてるんですよ。それで、『守ってあげないとな』って思いました」――社会的養護を経験したヤングケアラーAさんの語りから[村上靖彦]
     1 母親の薬物使用をめぐるあいまいさ
     2 母の逮捕のあと――こどもの里での滞在と知の獲得
     3 西成から離れた高校時代以後――「無理」と自立
     4 受刑中の母親との交流
     5 現在の生活
     まとめ
  • 内容紹介

    子どもや親が抱える困難はそれぞれに異なり、個別のストーリーによって初めて感じ取ることができるリアリティがある。統計からは見えにくい困難と支援のダイナミズムを子どもや親、支援者の「語り」を軸にして、リアルなものの一端を可視化する挑戦的な試み。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    村上 靖彦(ムラカミ ヤスヒコ)
    大阪大学人間科学研究科教授。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第七大学)。専門は現象学的な質的研究
  • 著者について

    村上 靖彦 (ムラカミ ヤスヒコ)
    大阪大学人間科学研究科教授。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第七大学)。専門は現象学的な質的研究。主な著作に『母親の孤独から回復する――虐待のグループワーク実践に学ぶ』(講談社選書メチエ、2017年)、『在宅無限大――訪問看護師がみた生と死』(医学書院、2018年)、『子どもたちがつくる町――大阪・西成の子育て支援』(世界思想社、2021年)、『ケアとは何か――看護・福祉で大事なこと』(中公新書、2021年)、『交わらないリズム――出会いとすれ違いの現象学』(青土社、2021年)などがある。

すき間の子ども、すき間の支援―一人ひとりの「語り」と経験の可視化 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:村上 靖彦(編著)
発行年月日:2021/09/10
ISBN-10:4750352519
ISBN-13:9784750352510
判型:B6
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:271ページ
縦:19cm
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