ケアや支援をめぐる"つながり"のまよい、とまどいをかみしめて―"つなまよ""つなとま"なフィールドワーカーの自己エスノグラフィ [単行本]
    • ケアや支援をめぐる"つながり"のまよい、とまどいをかみしめて―"つなまよ""つなとま"なフィールドワーカーの自己エスノグ...

    • ¥2,75083 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月29日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003478994

ケアや支援をめぐる"つながり"のまよい、とまどいをかみしめて―"つなまよ""つなとま"なフィールドワーカーの自己エスノグラフィ [単行本]

価格:¥2,750(税込)
ゴールドポイント:83 ゴールドポイント(3%還元)(¥83相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月29日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:生活書院
販売開始日: 2021/10/09
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ケアや支援をめぐる"つながり"のまよい、とまどいをかみしめて―"つなまよ""つなとま"なフィールドワーカーの自己エスノグラフィ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「“つながり”難民」である著者自身が、“つながり”での“まよい”や“とまどい”に、どう向き合い、受けとめ、応じようとしたのか。そのドタバタぶりとめぐらせた考えをとことん描きつくした「自己エスノグラフィ」。
  • 目次

    序 章 ケアや支援をめぐる〈つながり〉にまよう、とまどうとき
    1 はじめに 
    2 〈つながり〉ってなんだろう?
    3 わたしの考察・記述の位置づけとしての「自己エスノグラフィ」
    4 本書の構成とそれぞれの章の解説(と少し思い出語り)


    第一章 子育て〈支援〉と〈つながる〉ことにこじれて──家族ケアの「私事化」と「脱私事化」とのはざまで
    1 「アンタは、わたしに頼めるのか?」 
    2 子育てをめぐる「ケアの私事化」にこじれる、わたし
    3 「脱私事化」にこじれるわたし(その1)──うけにくさ
    4 「脱私事化」にこじれるわたし(その2)──うけいれられなさ
    5 「ワーク・ライフ・バランス」とはいうけれど──「ケアの私事化」と「脱私事化」とのはざまで人それぞれがもつ「家族ケア規範意識」によって引き裂かれる
    6 わたしは、アナタに、たのめるのか?──「依存」を人間の基本的要件として
    7 むすびに


    第二章 〈わけられ〉をめぐる〈つなまよ〉〈つなとま〉──〈わけられ〉のあらがいと、〈わけない〉なかの〈わけられ〉と
    1 「がっこう」のかっこう
    2 〈わけられ〉〈決めつけられ〉ることのあらがい
    3 〈わけない〉なかでの〈わけられ〉
    4 学校のかっこう、「みんな」と「ひとり」としての「かっこう」


    第三章 ケア・支援をめぐる〝むき出し〟な〈つながり〉──ケア・支援する人の“こころのパンツ”の脱ぎっぷりと暮らしぶり
    1 〝こころのパンツ〟を脱ぎましょう!? 
    2 〝こころのパンツ〟には何がある?
    3 〈自分の生きざま〉と〈集う人たちの生きざま〉を重ね合わせる
    4 〈生き方〉としての宅老所「井戸端げんき」
    5 〈間柄〉になることとしての〝こころのパンツ〟を脱ぐこと
    6 「プライベート」な時という〝こころのパンツ〟からの脱けだし
    7 〝むき出し〟な〈つきあい〉としての支援


    四章の前に──支援の現場エッセイ
    デイの行き帰りは、〝BMW〟に乗って――ケアや支援に根づく〈あたりまえ〉を〈根っこ〉から掘り返す次世代型デイ「DAYS BLG!」

    第四章 〈つながり〉の〝病み〟と〝闇〟をだきよせて」
    1 はじめに
    2 〈つながり〉の〝病み〟と〝闇〟──「支える側」からの〈つながり〉
    3 〈つながり〉の〝止み〟──支えられる側の〈つながり〉から
    4 〝密〟なる〈つながり〉と〝蜜〟なる〈つながり〉──支えられる側同士での
    5 「打ち明け」をめぐって〈つながり〉にまよう、とまどう──支えられる側における「ままならなさ」
    6 〈つながり〉の〝開〟と〝解〟
    7 むすびにかえて──〈つながり〉の〝病み〟と〝闇〟をだきよせて


    第五章 〈いのち〉をめぐる〈つなまよ〉〈つなとま〉──“ささらほうさら〟な〈いのち〉、かみしめる
    1 はじめに
    2 いやだあぁぁって、叫びたいんだよ
    3 「安楽死で逝きたい」なんて言っちゃあ「いやだあぁぁ」
    4 自分でどうこうしちゃえるものではない、〈いのち〉
    5 伝うことあたわずの〈いのち〉──〝意思〟を伝えること、〝意思〟が伝わること
    6 むすびに──〝ささらほうさら〟な〈いのち〉、かみしめて


    第六章 〝予め、ふせぐ〟ことからのおいてけぼり──青い空の下で、もれ出ずる〈ウンチ〉とわたしの自己エスノグラフィ
    1 青い空の下、もれ出ずる〈ウンチ〉と、わたし──〝予め、ふせぎえぬ〟ことの体験
    2 もれ出ずる〈ウンチ〉と、難病と、わたし──〝予め、ふせぐ〟ことに躍起になる
    3 「メタボ」健診、異状あり?
    4 幼きムスメのもれ出ずる〈ウンチ〉と、わたしの〝狂騒曲〟──子育てをめぐる〝予め、ふせぎえぬ〟こと
    5 ケアや支援をめぐる〝予め、ふせぐ〟こと、〝予め、ふせぎえぬ〟こと
    6 エコ活動は「エゴな活動」なのか?──大地を〝支援〟していない、身勝手なわたしのもれ出ずる〈ウンチ〉
    7 むすびにかえて──もれ出ずる〈ウンチ〉を暮らしに織り込んでゆく


    第七章 「介護予防」は人の生の〝あおり運転〟になってしまわないか?──「介護(非)予防(無)運動(未)指導員?」への道すがら 
    1 「介護予防」の内情を知るべく、いざ、「介護予防運動指導員」の道へ
    2 「フレイル」予防で「健康長寿な身体」をもてるのか?
    3 「筋肉」は裏切らない、のか? 「筋肉」「筋力」によりかかりすぎてはいないか?
    4 「マシン」にじんましん?
    5 〝はかりごと〟をめぐらしすぎ?
    6 「つながり」重視になりつつある?
    7 「みんな」は、「ひとつの目的(介護予防)」のために?
    8 「握れば拳、開けば」
    9 「介護されること」は「やってくること」でもある
    10 「介護(非)予防(無)運動(不)指導員」への道へのさぐり?──脱「介護予防」への道をさぐる


    第八章 〈うつる〉を、〝からかう〟?──〝オンライン・ジンメン〟をめぐる、わたしの病み(闇?)体験から
    1 はじめに
    2 〈うつる〉を〝からかう〟?
    3 「感染る」を〝からかう〟?
    4 人ひとりひとり、それぞれ、ばらばら。でも、かさなり合うことは?
    5 むすびに 

    終 章 ケアや支援をめぐる〈つながり〉のまよい、とまどいをかみしめて
    1 〈つなまよ〉で〈つなとま〉なわたしのフィールドワークは終わらない
    2 〝めざす〟こと。〝すごす〟こと
    3 迷惑をかける人は、「迷う人」で「惑う人」で
    4 〈つながり〉としての「かさなり合い」

    あとがきと謝辞
  • 内容紹介

    〈つながり〉は「すばらしいもの」ばかりではない。それほどあったかいものでもなく、やすらぎを与えてくれるものばかりでもない……

    「〈つながり〉難民」である著者自身が、〈つながり〉での〈まよい〉や〈とまどい〉に、どう向き合い、受けとめ、応じようとしてきたのか。そのドタバタぶりとめぐらせた考えをとことん描きつくした「自己エスノグラフィ」。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    出口 泰靖(デグチ ヤスノブ)
    1969年生まれ。東京学芸大学大学院修士課程修了。介護福祉士。介護予防運動指導員。現在、千葉大学文学部教員。専攻は社会学
  • 著者について

    出口泰靖 (デグチ ヤスノブ)
    出口 泰靖(でぐち・やすのぶ)
    1969年生まれ。東京学芸大学大学院修士課程修了。介護予防運動指導員。現在、千葉大学文学部教員、介護福祉士。専攻は社会学。
    著書に、『あなたを「認知症」と呼ぶ前に──〈かわし合う〉あなたと私のフィールドワーク』生活書院、2016年
    主な論文に、「わたしが『「あなたと〈ある〉』」ために──認知症の人の『語り』」(藤村正之編『いのちとライフコースの社会学』弘文堂:226-242、2011年)、「“めざす”当事者と、“すごす”〈その人〉と──『認知症の当事者』と呼ばれた人とのかかわり合いで思うこと」(『支援vol.3』特集「『当事者』はどこにいる?」生活書院:72-85、2012年)、「わたしは『語り』に出合えているか──本人による『認知症体験の語り』のゆくえ」(『N:ナラティヴとケア6──ナラティヴの臨床社会学』遠見書房:47-53、2015年)、「“軽さ”の〈重み〉を身にうけて、“重さ”の〈深み〉にはまる」(『現代思想43巻6号』特集「認知症新時代」青土社:170-180、2015年)など。

ケアや支援をめぐる"つながり"のまよい、とまどいをかみしめて―"つなまよ""つなとま"なフィールドワーカーの自己エスノグラフィ の商品スペック

商品仕様
出版社名:生活書院
著者名:出口 泰靖(著)
発行年月日:2021/10/01
ISBN-10:486500131X
ISBN-13:9784865001310
判型:A5
発売社名:生活書院
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:353ページ
縦:21cm
他の生活書院の書籍を探す

    生活書院 ケアや支援をめぐる"つながり"のまよい、とまどいをかみしめて―"つなまよ""つなとま"なフィールドワーカーの自己エスノグラフィ [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!