現場で使える教育社会学-教職のための「教育格差」入門 [単行本]
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現場で使える教育社会学-教職のための「教育格差」入門 [単行本]

中村 高康(編著)松岡 亮二(編著)
価格:¥3,080(税込)
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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2021/10/13
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現場で使える教育社会学-教職のための「教育格差」入門 の 商品概要

  • 目次

    はじめに


     第Ⅰ部 教育関係者のための教育社会学概論

    第1章 教育は社会の中で行われている(中村高康)
     1 教職志望の動機──「子ども好き」は志望理由になるか
     2 教育と社会の関係を考えてみることの重要性
      1 教育社会学を学ぶということ
      2 社会化──個人は教育によって社会の構成員になる
      3 時代による「社会」の違い
      4 近代社会と学校・教室
      5 教育の社会的機能と選抜
      6 さまざまな格差
     3 現場のためのQ&A
     4 演習課題
      1 ツイート課題
      2 レポート課題
     5 理解を深めるために
      1 文献紹介
      2 メディアの紹介

    第2章 教育内容・方法は社会と深く関わっている(中村高康)
     1 総合学習は死んだか?
     2 教育内容・教育方法と社会
      1 教育内容はどのようにして決まるのか
      2 教育方法はどのようにして決まるのか
      3 教育内容・教育方法の変遷と社会
      4 教育内容・教育方法の国際比較
      5 教育内容・教育方法と格差
      6 「社会」との関係から教育実践を見直す
     3 現場のためのQ&A
     4 演習課題
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      2 レポート課題
     5 理解を深めるために
      1 文献紹介
      2 メディアの紹介

    第3章 教育は階層社会の現実から切り離せない(松岡亮二)
     1 「ふつうの教育」は人によって違う
     2 教育格差の実態とメカニズム
      1「緩やかな身分社会」日本
      2 教育格差のメカニズム
      3 日本は「教育格差社会」である
     3 現場のためのQ&A
     4 演習課題
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      2 レポート課題
     5 理解を深めるために
      1 文献紹介
      2 メディアの紹介

    第4章 「平等」なはずの義務教育にも学校間格差がある(山下 絢)
     1 井の中の蛙?
     2 教育格差の是正が可能な環境となっているか?
      1 学習環境の格差
      2 教師の職務満足度
      3 公立私立間における格差
      4 改革の潮流
     3 現場のためのQ&A
     4 演習課題
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      2 レポート課題
     5 理解を深めるために
      1 文献紹介
      2 メディアの紹介

    第5章 制度が隔離する高校生活(松岡亮二)
     1 「ふつう」の高校生活
     2 高校教育制度
      1 トラッキングによる学校間のSES格差
      2 隠れたカリキュラム・生徒文化
      3 生徒の行動・教育選択
      4 高校教師の期待・態度
      5 走路(トラック)に沿う生徒たち
      6 高校階層構造によって隔離された高校生活
     3 現場のためのQ&A
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      2 レポート課題
     5 理解を深めるために
      1 文献紹介
      2 メディアの紹介

    第6章 教師は社会的存在である(金子真理子)
     1 教師が忘れない,ある日の出来事
     2 社会のなかの教師
      1 教師の役割範囲の広さと不透明な遂行可能性
      2 教職の威信は低下したか
      3 職業威信を左右するもの
      4 長時間労働と給特法
      5 魅力は衰退したか
      6 教師集団の年齢構成
      7 教師の成長と文化の継承
      8 教職労働の社会的特質とストレス
     3 現場のためのQ&A
     4 演習課題
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      2 レポート課題
     5 理解を深めるために
      1 文献紹介
      2 メディアの紹介


     第Ⅱ部 学校現場で使える教育社会学

    第7章 保護者・子どもの言動の背後にあるものを見据える(山田哲也)
     1 ある若者の選択
     2 何が保護者・子どもの言動を規定するのか
      1 「他者の合理性」を探る
      2 学校という舞台で生じる異なる立場の衝突
      3 子育て・教育スタイルにみられる階層差
      4 経済的に厳しい保護者たちによる模索
      5 認識のバイアスを乗り越えるために
     3 現場のためのQ&A
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     5 理解を深めるために
      1 文献紹介
      2 メディアの紹介

    第8章 教師はどのように生徒と関わってきたのか(知念 渉)
     1 高校時代を思い出してみよう
     2 教師-生徒関係を考える
      1 高校階層構造というトラッキング・システム
      2 現場の教授学
      3 現場の教授学の危機?──教師のおかれた時代状況の変化
      4 生徒の「学校内活動」の増大──生徒のおかれた時代状況の変化
      5 社会的文脈を考慮した生徒への対応
     3 現場のためのQ&A
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      2 レポート課題
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      2  メディアの紹介

    第9章 非行は学校教育と密接に結びついている (岡邊 健)
     1 非行少年を排除する学校
     2 非行とは何か? 非行はどうなっているのか?
      1 非行・逸脱概念の特徴
      2 公式統計でみる日本の非行情勢
      3 非行・逸脱を説明する理論
      4 少年非行に関する実証研究とその含意
     3 現場のためのQ&A
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      2 メディアの紹介

    第10章 進路が実質的に意味する生徒の未来(日下田岳史)
     1 中高生が選ぶ進路
     2 学歴社会と教育機会
      1 学歴の現実的意味合い
      2 学歴獲得に至る機会
     3 現場のためのQ&A
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    第11章 「性別」で子どもの可能性を制限しないために(寺町晋哉)
     1 赤いマグカップにみる「ルール」
     2 学校教育で再生産されるジェンダー
      1 社会におけるジェンダー
      2 教育達成とジェンダー
      3 「隠れたカリキュラム」とジェンダー
      4  教室のやりとりにおけるジェンダー
      5 性的マイノリティの困難を生み出す学校教育
     3 現場のためのQ&A
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    第12章 日本の学校も多文化社会の中にある(髙橋史子)
     1 子どもたちの文化的多様性と学校
     2 移民の子どもと教育格差
      1 民族的・文化的多様性
      2 不就学
      3 学校経験
      4 低い進学率
      5 他国に学ぶ多文化社会の教員の役割
     3 現場のためのQ&A
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    第13章 特別活動と部活動に忍びよる格差(山本宏樹)
     1 学校の二大花形「特活と部活」
     2 特別活動と部活動をめぐる格差
      1 学校行事をめぐる格差
      2 生徒会活動をめぐる格差
      3 部活動をめぐる格差
      4 部活動の格差是正機能
     3 現場のためのQ&A
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    第14章 不登校・いじめは「心の問題」なのか(伊藤秀樹)
     1 「心の問題」という先入観を取り払う
     2 不登校といじめが生じるメカニズム
      1 家庭環境と不登校
      2 不登校の多様性
      3 友人関係・学級集団と不登校
      4 誰がいじめられやすいのか
      5 誰がいじめをするようになるのか
      6 いじめにつながる学級集団
     3 現場のためのQ&A
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    第15章 「現場」のために教師が社会調査を学ぶ(小西尚之)
     1 学校で「調査」をする?
     2 教育社会学の「実践」
      1 調査結果を見る際に気をつけること
      2 調査の前に知っておくべきこと──調査倫理について
      3 アンケート調査
      4 参与観察
      5 インタビュー調査
      6 アクション・リサーチ──「現場」での教育社会学の有用性
     3 現場のためのQ&A
     4 演習課題
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      2 レポート課題
     5 理解を深めるために
      1 文献紹介
      2 メディアの紹介


    おわりに──唯一の現実的な「希望」として

    索引

    コラム
     1 スクールソーシャルワーカーと協働して教育格差に向き合おう(藤本啓寛)
     2 学歴に関するありがちな意見は妥当なのか?(豊永耕平)
     3 学校における「会話」を分析してみる(布川由利)
  • 内容紹介

    社会では頻繁に語られるのに、教職課程ではなぜか十分には教えられていない〈教育格差〉。この現状を憂えた教育社会学者が集結し、学校現場の教師や教員を目指す学生、大学教職課程の担当者などからの膨大なフィードバックをもとに、〈教育格差〉と現代教育の諸側面との関わりを解説した、現場のための教育社会学テキスト。
  • 著者について

    中村 高康 (ナカムラ タカヤス)
    2023年9月現在
    東京大学大学院教育学研究科教授

    松岡 亮二 (マツオカ リョウジ)
    2021年10月現在
    早稲田大学准教授

現場で使える教育社会学-教職のための「教育格差」入門 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房
著者名:中村 高康(編著)/松岡 亮二(編著)
発行年月日:2021/10
ISBN-10:4623092607
ISBN-13:9784623092604
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:326ページ
縦:21cm
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