恋する昭和―芝木好子アンソロジー [単行本]

恋する昭和―芝木好子アンソロジー [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  ５つのテーマで１０篇を収録。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  母と娘（顔―母は私とちがってきれいなひとなの；女家族―私が二人の子供を夢中で育てていた頃のほうが、幸福だとお思いですか）；秘密（舞台のあと―僕のなかにいつも家元がいる；翡翠―私はどうしたらよいのだろう、と彼女は呟いた）；歓楽街の女・その後（洲崎パラダイス―彼女にはこれしか金を得る手段が身についていなかった；雪女―男の子でなければ、あたし生まないんです）；傷ついた女・再生させる男（女の庭―若い日の苦い場所というのはいいよ；二人の縁―バカだな、口づけでもすればいいのに）；作者の周辺（二つの棺―一対は痛ましいというより静かであった；ヒースの丘―一生の終りに近い旅に『嵐ヶ丘』へ行くことが出来たら本望である）；附録　ブロンテ姉妹の世界

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  芝木 好子(シバキ ヨシコ)
  １９１４年、東京生まれ。１９４２年、「青果の市」で第１４回芥川賞を受賞。昭和という激動の時代を背景に、愛すること・生きることにひたむきな女性を、愛情と共感を込めて描いた。「湯葉」（女流文学者賞）、愛と美を求めて苦悩しつつも前を向く女性たちを、つややかな筆致で描いた『青磁砧』（女流文学賞）『隅田川暮色』（日本文学大賞）『雪舞い』（毎日芸術賞）など。１９８６年勲三等瑞宝章（没後勲二等瑞宝章）を受章。日本芸術院会員。文化功労者。１９９１年没
  
  山下 多恵子(ヤマシタ タエコ)
  １９５３年、岩手県雫石町生まれ。国際啄木学会理事。日本ペンクラブ会員。日本近代文学会会員

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