教育原理を組みなおす―変革の時代をこえて [単行本]
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教育原理を組みなおす―変革の時代をこえて [単行本]
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教育原理を組みなおす―変革の時代をこえて [単行本]

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出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2021/10/13
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教育原理を組みなおす―変革の時代をこえて [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    分断にむきあう教育のために。環境変動、グローバル化、感染症など、ますます加速する変化と、それに伴う分断のなかで、教育はいかなる役割を果たせるのか?変革にただ即応するだけではない粘り強い思考力を養い、より良い教育をめざす問いを手放さない教師になるための、最良の教育学入門。
  • 目次

    序 章 教育原理を組みなおす
    はじめに
    1 変革の時代と21世紀の課題
    2 教育者の課題
    3 本書の構成と学習のポイント

    第I部 変革の時代の教育へ

    第1章 教育学とはどのような学問か
    ――教育論から教育学へ
    はじめに
    1 何が「教育」と呼ばれてきたのか
    2 educationの意味の変遷
    3 近代の教育論の展開
    4 学問としての教育学とその多元化
    おわりに
     コラム ナチュラル・ペダゴジー
     Taking Sides 教育は個人のためか社会のためか

    第2章 子ども・経験・共同体
    ――近代教育以前の人間形成
    はじめに
    1 江戸時代の民衆教育にみる人間形成
    2 「教えることのない共同体」と近代化
    3 非認知能力の獲得と学びに向かう力
    おわりに
     コラム アクティブ・ラーニング
     Taking Sides インクルーシブ教育は子どもの学びに寄与するか

    第3章 家族・学校・社会
    ――教育する家族の誕生
    はじめに
    1 〈子ども〉の発見と教育する家族の誕生
    2 学校の誕生――見習修業から学校教育へ
    3 「教育する家族」の変遷
    おわりに
     コラム アーキテクチャ
     Taking Sides 学校はしつけの場なのか

    第4章 道徳教育の歴史と展望
    ――寛容なあり方を目指して
    はじめに
    1 道徳思想の多様性――古代から近代へ
    2 日本の道徳教育の歴史――明治から現代へ
    3 日本の道徳教育の理解――アメリカの道徳理論からの視点
    4 自律的道徳主体をこえて
    おわりに
     コラム 脳科学と道徳
     Taking Sides 道徳は教えられるか

    第5章 教育成果のユニバーサル・デザイン
    はじめに
    1 DeSeCoのコンピテンシー概念
    2 PISAの測定手法と日本の調査結果
    3 PISA以降の諸外国の教育動向
    4 評価指標から学習方向性へ
    おわりに
     コラム Society 5.0
     Taking Sides PISAによる国際比較は有意義か

    第II部 変革のさなかにある教育

    第6章 測定の科学と教育評価
    ――誰が何のために測るのか
    はじめに
    1 統計学の成立と国家の介入
    2 測定から評価へ
    3 教育評価の現在とその課題
    おわりに
     コラム 統計からみる正常と病理
     Taking Sides 標準化テストはやめるべきか

    第7章 学校と不平等
    はじめに
    1 メリトクラシーをめぐる理論
    2 不平等の再生産
    3 学校に何ができるか
    おわりに
     コラム 貧困と自己責任
     Taking Sides 遺伝的個人差を考慮して教育内容は変えるべきか

    第8章 学校教育批判の系譜
    はじめに
    1 20世紀の学校教育批判
    2 批判的教育学の理論と実践
    3 自律的主体の脱構築
    おわりに
     コラム 近代学校教育とアイヌ民族
     Taking Sides 教育は伝達か対話か

    第9章 情報通信技術と教育
    ――「学校教育の情報化」と冷静に向き合う
    はじめに
    1 「学校教育の情報化」の現在地
    2 学びの新常態
    3 高度情報通信社会における情報教育の課題
    おわりに
     コラム 教育の「クラウド化」
     Taking Sides ICTは学校教育を変えるか

    第10章 教師の仕事
    はじめに
    1 時間管理なき長時間労働
    2 法制度と教師文化
    3 制度設計なき部活動
    おわりに
     コラム 学校依存社会
     Taking Sides リスクとベネフィットどちらをとるか

    第III部 変化の時代の先へ

    第11章 デモクラシーと未来の学び
    はじめに
    1 デューイの教育実践
    2 非認知能力を育む学び
    3 多様な学びの実践
    おわりに
     コラム STEAM教育
     Taking Sides 人間の諸能力は個人のものか社会のものか

    第12章 科学技術と人間
    はじめに
    1 社会と教育を変革する科学技術
    2 科学技術と支配
    3 探究する市民を育む
    おわりに
     コラム 教育における因果とエビデンス
     Taking Sides 科学的事実は社会的に構成されるか

    第13章 学校教育とケア
    ――ケアと学びの関係
    はじめに
    1 学校における「ケア」
    2 ケアを基盤とする学校教育
    3 学校と地域の関わり
    おわりに
     コラム 「自立」の見直し
     Taking Sides ケア倫理はリベラリズムの継承者か

    第14章 性の多様性と教育
    はじめに
    1 性の多様性という視点
    2 学校教育とジェンダー・セクシュアリティ
    3 多様な性が尊重される学習環境づくり
    おわりに
     コラム 包括的な性教育にむけて
     Taking Sides 性別を入学要件とする教育機関は廃止すべきか

    第15章 ポスト世俗化社会における宗教教育
    はじめに
    1 公共宗教論にみる宗教の公的役割
    2 宗教教育の形態と役割
    3 諸外国における宗教教育
    4 一般知と宗教知
    おわりに
     コラム 「文明の衝突」以降
     Taking Sides 公立学校においてムスリムのスカーフ着用を認めるか

    第16章 共生時代における「グローバル市民」の育成
    はじめに
    1 グローバル人材とグローバル市民
    2 グローバル市民の育成――ESDとGCED
    3 東アジアにおけるグローバル市民教育
    おわりに
     コラム 日韓のユネスコスクールの教員交流
     Taking Sides グローバル市民にとって英語は必須能力であるか

    終 章 ポスト変革の時代の「教育の未来」
    ――よい教育とはなにか
    はじめに
    1 脆弱な社会に生きること
    2 「首尾一貫感覚」という視点
    3 教育改革の方向性と課題
    おわりに

    参考文献
    あとがき
    索引
  • 出版社からのコメント

    コロナ禍など、加速する変化のなかで、教育はいかなる役割を果たせるのか。分断を乗り越えていく知性をはぐくむために。
  • 内容紹介

    環境変動、グローバル化、感染症など、ますます加速する変化と、それに伴う分断のなかで、教育はいかなる役割を果たせるのか? 変革にただ即応するだけではない粘り強い思考力を養い、より良い教育をめざす問いを手放さない教師になるための、最良の教育学入門。

    図書館選書
    コロナ禍をはじめ、ますます加速する変化のなかで、教育はいかなる役割を果たせるのか? 分断を乗り越えていく知性をはぐくむために。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    松下 晴彦(マツシタ ハルヒコ)
    現在、名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授

    伊藤 彰浩(イトウ アキヒロ)
    現在、名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授

    服部 美奈(ハットリ ミナ)
    現在、名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授
  • 著者について

    松下 晴彦 (マツシタ ハルヒコ)
    現在、名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授。著書『〈表象〉としての言語と知識』(風間書房、1999年)

    伊藤 彰浩 (イトウ アキヒロ)
    現在、名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授。著書『戦時期日本の私立大学』(名古屋大学出版会、2021年)ほか

    服部 美奈 (ハットリ ミナ)
    現在、名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授。著書『インドネシアの近代女子教育』(勁草書房、2001年)

    三尾 真琴 (ミオ マコト)
    帝京科学大学総合教育センター

    塚原 利理 (ツカハラ サトリ)
    愛知教育大学教育学部

    岩瀬 真寿美 (イワセ マスミ)
    同朋大学社会福祉学部

    石倉 瑞恵 (イシクラ ミズエ)
    石川県立大学生物資源環境学部

    虎岩 朋加 (トライワ トモカ)
    愛知東邦大学教育学部

    松岡 靖 (マツオカ ヤスシ)
    神戸松蔭女子学院大学教育学部

    内田 康弘 (ウチダ ヤスヒロ)
    愛知学院大学教養部

    内田 良 (ウチダ リョウ)
    名古屋大学大学院教育発達科学研究科

    龍崎 忠 (リュウザキ タダシ)
    岐阜聖徳学園大学教育学部

    生澤 繁樹 (イザワ シゲキ)
    名古屋大学大学院教育発達科学研究科

    伊藤 博美 (イトウ ヒロミ)
    椙山女学園大学教育学部

    藤原 直子 (フジワラ ナオコ)
    椙山女学園大学人間関係学部

    松本 麻人(マツモト アサト)
    名古屋大学大学院教育発達科学研究科

教育原理を組みなおす―変革の時代をこえて [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会 ※出版地:名古屋
著者名:松下 晴彦(編)/伊藤 彰浩(編)/服部 美奈(編)
発行年月日:2021/10/10
ISBN-10:4815810451
ISBN-13:9784815810450
判型:A5
発売社名:名古屋大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:325ページ
縦:21cm
厚さ:2cm
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