自閉症者たちは何を考えているのか? [単行本]
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自閉症者たちは何を考えているのか? [単行本]

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出版社:人文書院
販売開始日: 2021/10/29
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自閉症者たちは何を考えているのか? [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    自閉症者にはどのような精神的メカニズムがはたらいているのか?彼らが「考える」内なる世界に精神分析的アプローチからせまる―フランス精神分析による六つの臨床ケースと分析。
  • 目次

    第1章 交差
     同一化の障害  平らな世界-ある交差の世界   移動の香り   交差から出会いへ  一つの線と二つの点 偶然の成果の再現

    第2章  同一化
     ある特定の症状複合を小児精神病として自閉症から切り離すことの妥当性について
     正常な付着性と病的な付着性/身体的同一化  それぞれの物の名前  不変性に
    奉仕する付着同一性---ジェレミー  
    相補的な二つの思考様式
    同一化すべき他者の体験を求めて---レーモン  模倣と同一化のあいだ----ノエ
    付着性か同一化か  付着同一性/身体的同一化、それは緊張状態にある対なのか?
    身体、運動、思考
     身体と形態  形態の言語  

    第3章 自閉症的思考、それは一次マゾヒズムの回避なのか?
     不可能な中立性  セッションにおける制約とからかい  自閉症、精神の組織化一次マゾヒズムの外?  ジミー  なぜ一次マゾヒズムなのか?--満足経験における苦痛   新生児の産声---欲動融合のモデル   解-離し/再融合する対象の機能  逆転移において一次マゾヒズムを保持し、持続させ、耐えぬくこと  サディズム、一次マゾヒズム、同一化

    第4章 二重構造とナルシシズムの構成
    分身という形象の二つの運命
    状況の解決  「二重構造」  釣り合う点か、それとも過程を伴う運動か?  エクトル
    分身への付着、考えるための身体
    最初の二重化  ボディ・イメージの構築と、生成の理論  出産の試み---最初の型取り
    双生児性とナルシシズム  心気症、生成、分身---知覚された身体と表象   
    他なる自己自身としのぎを削ること---性差とナルシシズム
    二重の輪郭線と離別   相争う---幻想、肛門期性、ナルシシズム   苦しむための---そして最後には同一化できるための---ナルシシズム  
    心気症的同一化と、分身における自己生成という幻想
    分身から同一化へ、肛門期的やりとり  付着性、不連続性、象徴化  地から形態を切り離す  

    第5章 穴の穿たれた身体
    原光景----表象するために否定する   有意味な忘却から   プロイセンの前開きの乙女像  ファルスを持つ三位一体  形象から形態へ、そして形態から形象へ---充溢と空虚、制約と論理   生成、形態、そして同一化


    文献
    訳者解題
  • 出版社からのコメント

    自閉症者にはどのような精神的メカニズムがはたらいているのか? 神経生理学や遺伝学アプローチだけによらない豊かな臨床知見。
  • 内容紹介

    自閉症者にはどのような精神的メカニズムがはたらいているのか? 彼らが「考える」内なる世界に、精神分析アプローチからせまる。フランス精神分析による六つの臨床ケースと分析

    「すなわち精神分析は、私たちが生きることそのものが、暴力に満ちた生と、刺激のゼロ地点としての穏やかな死とのあいだの、緊張関係のなかにあるとみなす。そして自閉症者は、この二つのあいだで別の道を見出す。(…)本書でめざすのは、常同行動などの自閉症的症状を避難所として保持しながらも、生と死の緊張関係を垣間見させるような臨床である。そして、それが可能となる重要な契機として、子どもの臨床を通して分析家が体験する逆転移の苦痛を据えていることが、本書の特徴である」(訳者解題より)

    〇目次
    第1章 交差
    第2章 同一化
    第3章 自閉症的思考、それは一次マゾヒズムの回避なのか?
    第4章 二重構造とナルシシズムの構成
    第5章 穴の穿たれた身体
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ジュベール,マルタン(ジュベール,マルタン/Joubert,Martin)
    1957年生。精神分析家、児童精神科医として自閉症の子どもたちに対する精神分析的心理療法を発展させた

    佐藤 愛(サトウ アイ)
    1983年生。立命館大学言語教育センター嘱託講師。博士(文学、筑波大学)。専門はフランス思想と精神医学史

    吉松 覚(ヨシマツ サトル)
    1987年生。日本学術振興会特別研究員RPD(思想史)。博士(人間・環境学、京都大学)専門はフランス現代哲学
  • 著者について

    マルタン・ジュベール (マルタンジュベール)
    マルタン・ジュベール/1957年生。精神分析家、児童精神科医として自閉症の子どもたちに対する精神分析的心理療法を発展させた。本書の他に著書として、L'enfant autiste et le psychanalyste,Le Filrouge PUF, 2009がある。

    佐藤 愛 (サトウアイ)
    佐藤 愛(さとう・あい)/1983年生。立命館大学言語教育センター嘱託講師。博士(文学、筑波大学)。専門はフランス思想と精神医学史。分担執筆に『フェミニスト現象学入門:経験から「普通」を問い直す』(担当箇所「外見を気にしてはいけないのか?:ボディ・イメージと雰囲気のフェミニスト現象学」、ナカニシヤ出版、2020年)。主な論文に「ウジェーヌ・ミンコフスキーのtonalité──アンリ、ハイデガーを手がかりに」(『ミシェル・アンリ研究』第9号、2019年)、「規範とそのファントム──身体図式から考察する摂食障害の身体」(『Fashion Talks…』、第6号、2017年)ほか。

    吉松 覚 (ヨシマツサトル)
    吉松 覚(よしまつ・さとる)/1987年生。日本学術振興会特別研究員RPD(思想史)。博士(人間・環境学、京都大学)専門はフランス現代哲学。著書に『生の力を別の仕方で思考すること──ジャック・デリダにおける生死の問題』(法政大学出版局、2021年)。訳書にマーティン・ヘグルンド『ラディカル無神論──デリダと生の時間』(共訳、法政大学出版局、2017年)、カトリーヌ・マラブー『真ん中の部屋──ヘーゲルから脳科学まで』(共訳、月曜社、2021年)。

自閉症者たちは何を考えているのか? [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:人文書院 ※出版地:京都
著者名:マルタン ジュベール(著)/佐藤 愛(訳)/吉松 覚(訳)
発行年月日:2021/10/30
ISBN-10:4409340565
ISBN-13:9784409340561
判型:A5
発売社名:人文書院
対象:教養
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:207ページ
縦:20cm
横:14cm
厚さ:2cm
重量:325g
その他: 原書名: `A QUOI PENSENT LES AUTISTES?〈Joubert,Martin〉
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