環境法入門-対話で考える持続可能な社会 [全集叢書]
    • 環境法入門-対話で考える持続可能な社会 [全集叢書]

    • ¥3,960119 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009003484265

環境法入門-対話で考える持続可能な社会 [全集叢書]

価格:¥3,960(税込)
ゴールドポイント:119 ゴールドポイント(3%還元)(¥119相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:信山社
販売開始日: 2021/09/30
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

環境法入門-対話で考える持続可能な社会 [全集叢書] の 商品概要

  • 目次

      『環境法入門―対話で考える持続可能な社会』

      辻 信一(福岡女子大学国際文理学部教授) 著

    【目  次】

    はしがき
    本書の特徴

    序 章
    1 環境に価値を置く社会の到来
    2 環 境 法 化
    3 不確実な状況での法規制
    4 今こそ環境法を知ろう

    第1章 法律とは何か
     コラム1-1:心の目
    1 法律とは何か
     ◆対 話
    〚法律の存在意義〛
    〚法律の特徴〛
    〚社会契約説〛
    2 法律の始まり
     ◆対 話
    〚法律の誕生〛
    3 成文法の登場
     コラム1-2:ローマ法大全
     ◆対 話
    〚成文法の登場〛
    〚法律解釈の始まり〛
    4 慣 習 法
     (1) 慣習法とは
     (2) 民法における慣習の位置づけ
     (3) 商法における慣習の位置づけ
     (4) 刑法における慣習の位置づけ
     ◆対 話
    〚今日の慣習法〛
    5 判例と判例法
     ◆対 話
    〚判例の影響力〛
    〚判例と先例拘束性の原則〛
    〚わが国における判例の重要性〛
    6 条理と裁判
     (1) 条 理 と は
     (2) 法 の 欠 缺
     ◆対 話
    〚慣習と条理〛
    7 法律の解釈
     (1) 解釈の方法
     (2) 解釈の手掛かり
     (3) 解釈において考慮すべき点
     ◆対 話
    〚解釈の重要性〛
    〚電気窃盗事件〛
    〚文理解釈とその限界〛
    〚類推適用〛

    第2章 環境法の特徴
    1 環境保全と環境法
     コラム2-1:共有地の悲劇
     ◆対 話
    〚共有地の悲劇の背景〛
    〚地下水利用による地盤沈下〛
    2 持続可能な発展
     ◆対 話
    〚成長の限界と石油危機〛
    〚地球環境問題の登場〛
    〚ブルントラント報告の意義〛
    3 予 防 原 則
     ◆対 話
    〚アメリカにおける予防原則〛
    〚順応的管理〛
    4 汚染者負担原則
     (1) 汚染者負担原則とは
     (2) 汚染者負担原則の考え方の発展
     (3) 汚染者負担原則の拡大と拡大生産者責任
     ◆対 話
    〚OECDの汚染者負担原則〛
    〚公共事業による環境回復〛

    第3章 公害対策の歩み
    1 足尾鉱毒事件
     ◆対 話
    〚鉱山による公害の始まり〛
    〚田中正造の尽力〛
    〚足尾鉱毒問題の調停〛
    2 煤煙低減対策
     コラム3-1:「公害」の由来
     ◆対 話
    〚熱管理による煤塵の低減〛
    〚わが国における燃焼指導〛
    3 水質二法の制定
     ◆対 話
    〚水質二法以前のわが国の法令〛
    〚ばい煙規制法の制定〛
    4 公害対策基本法の制定
     ◆対 話
    〚公害対策基本法の意義〛
    〚調和条項の背景〛

    第4章 水俣病の教訓
    1 水俣病とは
     ◆対 話
    〚水俣病の被害〛
    2 水俣病発生時の対応
    水俣病発生時の年表(1956年~1959年)
     (1) 水 質 二 法
     (2) 漁業調整規則
     (3) 食品衛生法
     コラム4-1:ネコを用いた二つの実験
     ◆対 話
    〚水俣病の拡大防止の可能性〛
    〚水俣病と水質二法〛
    〚漁業法および漁業調整規則〛
    〚水俣病と食品衛生法〛
    〚法令の不適用と水俣病の拡大〛
    3 水俣病被害者の救済
    水俣病被害救済の年表(1968年~2009年)
     (1) 被害者救済法の成立経緯
     (2) 被害者認定の問題点
     (3) 政治決着の試み
     (4) 水俣病事件関西訴訟最高裁判決
     (5) 水俣病特別措置法の制定
     ◆対 話
    〚救済されない被害者〛
    〚水俣病の政治決着〛
    〚水俣病事件関西訴訟〛
    〚水俣病特別措置法の制定〛

    第5章 水質汚濁対策
    1 水質汚濁対策の特徴
     (1) 水質汚濁対策の全体像
     コラム5-1:水循環基本法と雨水の利用の推進に関する法律
     (2) 環 境 基 準
     コラム5-2:BODとCODの違い
     (3) 排 水 基 準
     (4) 公害防止協定
     (5) 生活排水対策
     コラム5-3:利根川取水停止事件―前駆物質の規制は必要か
     ◆対 話
    〚環境基準と排水基準〛
    〚地下水の汚染防止〛
    2 総 量 規 制
     ◆対 話
    〚閉鎖系水域における総量規制〛
    〚水質の総量規制が直罰主義ではない理由〛
    〚総量規制基準の決定方法〛
    3 無過失責任
     ◆対 話
    〚無過失責任の対象〛
    〚無過失責任の根拠〛

    第6章 大気汚染対策
    1 大気汚染対策の全体像
     ◆対 話
    〚最近の大気汚染対策〛
    〚事業者の自主的取り組み〛
    〚都市部の自動車排ガス対策〛
    2 ばい煙規制
     (1) K 値 規 制
     (2) 硫黄酸化物と窒素酸化物の総量規制
     (3) 直 罰 主 義
     ◆対 話
    〚ばい煙対策の重要性〛
    〚大気と水質の総量規制の違い〛
    3 粉じん規制
     ◆対 話
    〚アスベストの用途〛
    〚アスベスト使用禁止の経緯〛
    〚アスベスト被害の救済〛
    4 揮発性有機化合物(VOC)対策
     (1) VOCとは
     (2) VOCの規制
     ◆対 話
    〚VOC規制が直罰主義ではない理由〛
    〚VOC規制における予防原則の適用〛
    5 有害大気汚染物質対策
     (1) 有害大気汚染物質とは
     (2) 規制の経緯
     ◆対 話
    〚有害大気汚染物質対策における予防原則の適用〛
    〚VOC規制と有害大気汚染物質対策との違い〛
    6 自動車排ガス規制
     (1) 大気汚染防止法による自動車排ガス規制
     (2) 自動車NOx・PM法による規制
     コラム6-1:PM2.5とは
     ◆対 話
    〚自動車排ガス中の有害物質発生のメカニズム〛

    第7章 土壌汚染対策
    1 土壌汚染対策の特徴
     (1) ストック汚染
     (2) 状 態 責 任
     コラム7-1:ブラウンフィールド
     ◆対 話
    〚土壌汚染対策の開始〛
    2 土壌汚染対策法の概要
     (1) 対象となる土地
     (2) 規制の内容
     (3) 汚染者負担原則の修正
     コラム7-2:状態責任と汚染者負担原則の修正
     ◆対 話
    〚土壌汚染対策法とダイオキシン類対策特措法との違い〛
    〚遡及適用〛
    〚所有者の責任〛
    〚健康被害への限定〛
     コラム7-3:掘削除去の抑制

    第8章 景観の保全
    1 景観の保全
     コラム8-1:所有権と景観保全
     ◆対 話
    〚公共の福祉による制約〛
    〚建築協定〛
    2 景観をめぐる訴訟
     (1) 国立景観訴訟最高裁判決
     (2) 鞆(とも)の浦景観訴訟
     (3) 国立景観訴訟と鞆の浦景観訴訟との違い
     ◆対 話
    〚景観利益における個人の価値観〛
    〚景観の社会的評価〛
    3 景観を守る法制度
     (1) 景 観 法
     (2) 都市計画法、文化財保護法などによる景観保全
     (3) 古都保存法などによる景観保全
     コラム8-2:個人の財産権の尊重
     ◆対 話
    〚景観計画〛
    〚景観計画区域における制限〛
    〚美観地区と景観地区の違い〛
    〚歴史的景観の保護〛

    第9章 自然環境の保全
    1 景観の保全から生物多様性の保全へ
     ◆対 話
    〚生物多様性の保全の始まり』
    〚法律による生物多様性の保全〛
    2 自然環境保全法と自然公園法
     (1) 自然環境保全法
     コラム9-1:自然環境保全法の制定
     (2) 自然公園法
     ◆対 話
    〚自然公園法と自然環境保全法〛
    〚財産権と公益との調整〛
    〚自然公園における生物多様性の保全〛
    3 自然再生推進法
     (1) 制定の背景
     (2) 基 本 理 念
     (3) 概 要
     コラム9-2:森林経営管理制度の導入
     ◆対 話
    〚順応的管理〛
    〚透明性の確保〛

    第10章 循環型社会の形成
    1 循環型社会とは何か
     ◆対 話
    〚循環型社会〛
    〚二重の基本法〛
    〚廃棄物とリサイクル〛
    〚循環型社会形成の仕組み〛
    2 循環型社会形成推進基本法
     (1) 制定の背景
     (2) 概 要
     ◆対 話
    〚廃棄物と廃棄物等〛
    〚熱回収の位置づけ〛
    〚拡大生産者責任〛
    3 廃棄物処理法
     (1) 全 体 像
     (2) 廃棄物とは何か
     コラム10-1:おからは産業廃棄物か
     (3) 廃棄物処理業の許可
     (4) 産業廃棄物の中間処理施設と最終処分場
     コラム10-2:福津市最終処分場事件
     (5) 一般廃棄物の中間処理施設と最終処分場
     (6) 不法投棄対策
     コラム10-3:硫酸ピッチの不法投棄
     コラム10-4:豊島における産業廃棄物不法投棄事件
     ◆対 話
    〚不要物とは〛
    〚産業廃棄物処理業と一般廃棄物処理業の許可要件の違い〛
    〚産業廃棄物焼却施設の差止め〛
    4 容器包装リサイクル法
     (1) 制 定 経 緯
     (2) 概 要
     コラム10-5:ライフ事件
     ◆対 話
    〚負担の不平等〛
    〚ライフ事件と拡大生産者責任〛
    〚事業者から市町村への資金の拠出〛
    5 有害廃棄物の越境移動対策
     (1) バーゼル条約
     (2) バーゼル法
     ◆対 話
    〚再使用製品の輸出〛
     コラム10-6:プラスチック資源循環促進法の制定

    第11章 化学物質の管理
    1 化学物質のリスク
     (1) 化学物質のリスクとは
     コラム11-1:予想外だったDDTによる環境汚染やフロンによるオゾン層破壊
     (2) 化学物質のリスク評価
     (3) 化学物質の有害性と閾値
     コラム11-2:複合汚染はあり得るのか
     ◆対 話
    〚有用な物質に潜むリスク〛
    〚生涯にわたる摂取〛
    〚複合作用〛
    2 法律による化学物質管理
     (1) 工業製品による環境汚染の発生
     コラム11-3:PCBによる環境汚染問題
     (2) 法律による化学物質管理
     コラム11-4:既存化学物質問題とは
     ◆対 話
    〚環境残留性と生体蓄積性〛
    〚既存化学物質問題〛
    〚PRTR制度の意義〛

    第12章 原子力発電
    1 原子力発電は必要か
     (1) 原子力発電の必要性と利点
     (2) 原子力発電の問題点
     コラム12-1:伊方原発訴訟における技術的・専門的審査
     ◆対 話
    〚わが国の原子力発電所数〛
    〚稼働原発数〛
    〚原子力の監督機関の再編〛
    2 原子力発電の仕組みと核燃料サイクル
     (1) 原子力発電の仕組み
     (2) 核燃料サイクル
     (3) 高速増殖炉
     (4) 放射性廃棄物
     ◆対 話
    〚プルトニウムの純度〛
    〚プルサーマル〛
    〚使用済み核燃料〛
    3 福島原発事故
     (1) 事故の発生
     (2) 周辺地域の汚染
     コラム12-2:チェルノブイリ原発事故
     ◆対 話
    〚福島第一原発の立地場所〛
    〚非常用ディーゼル発電機の設置場所〛
    〚汚染原因〛
    〚除染〛
    〚避難からの復帰〛

    第13章 気候変動への対応
    1 気候変動問題とは何か
     (1) 温暖化はなぜ起こる?
     (2) 気候変動問題
     コラム13-1:緩和策と適応策
     ◆対 話
    〚温室効果ガスである水蒸気〛
    〚地球温暖化が生態系に与える影響〛
    2 気候変動枠組条約
     (1) 条約の成立
     コラム13-2:IPCC
     (2) 条約の内容
     コラム13-3:枠組み条約
     ◆対 話
    〚IPCC評価報告書〛
    〚枠組み条約〛
    3 京都議定書
     (1) 京都議定書の採択
     (2) 京都メカニズム
     コラム13-4:共通だが差異ある責任
     (3) 京都議定書の成果
     ◆対 話
    〚京都議定書の意義〛
    〚京都議定書の第二約束期間〛
    〚京都メカニズムの意図〛
    〚京都議定書からのアメリカの離脱〛
    〚京都議定書の効果〛
    4 パ リ 協 定
     (1) パリ協定の成立
     (2) パリ協定の意義
     (3) パリ協定の主な内容
     (4) パリ協定の課題
     ◆対 話
    〚パリ協定に対するアメリカの動向〛
    〚パリ協定での国際協力〛
    〚パリ協定の課題〛
    5 国内での取組み
     (1) 政府による取組みの開始
     (2) 京都議定書目標達成計画
     コラム13-5:わが国の排出量取引制度
     (3) パリ協定の成立とわが国の対応
     (4) 地球温暖化対策計画と報告制度
     コラム13-6:わが国の炭素税
     (5) カーボンニュートラルの理念の明示
     コラム13-7:カーボンニュートラル
     (6) 省エネ法による取組み
     コラム13-8:アメリカのCAFE規制と日本のトップランナー制度
     (7) 再生可能エネルギーの普及
     (8) 気候変動適応法の制定
     ◆対 話
    〚カーボンニュートラルの根拠〛
    〚カーボン・オフセット〛
    〚カーボン・クレジット〛
    〚トップランナー制度の目標基準値〛
    〚FIP制度導入の意義〛

    第14章 生物多様性の保全
    1 生物多様性とは何か
     コラム:14-1:生態系サービス
     ◆対 話
    〚絶滅危惧種〛
    〚絶滅危惧種の保護と生物多様性の保全〛
    2 国際的取組み
     (1) 生物多様性条約
     (2) カルタヘナ議定書
     (3) 名古屋・クアラルンプール補足議定書
     (4) 名古屋議定書
     (5) ワシントン条約
     (6) ラムサール条約
     ◆対 話
    〚伝統的知識〛
    〚派生物〛
    〚遡及適用問題〛
    3 国内での取組み
     (1) 生物多様性基本法
     コラム14-2:生物資源管理の基本原則
     (2) 生物多様性地域連携促進法
     (3) カルタヘナ法
     (4) 外来生物法
     ◆対 話
    〚地球温暖化防止と生物多様性の保全との関係〛
    〚生態系サービスと持続可能な発展〛
    〚里山の重要性〛
    〚アンブレラ法と横断条項〛

    第15章 SDGsへの対応
    1 持続可能な開発と国連環境開発会議
     (1) 先進国と発展途上国の対立
     (2) 持続可能な発展の提唱<
  • 出版社からのコメント

    公害・気候変動・生物多様性・SDGsなど、法律を通して環境を考える。先生と生徒の対話形式で、分かりやすく、体系的に理解できる
  • 内容紹介

    ★ 法律を通して環境を考えてみよう!!-環境問題に興味があっても法律が得意でない・・・という方に最適の、環境と法律に関するテキスト★
    公害・気候変動・生物多様性・SDGsなど、法律を通して環境を考えてみよう!!【本書の特徴】①各章の冒頭に、そこで学ぶテーマの特徴とポイントを掲示/②各節ごとの先生と生徒の〔対話〕で、実際の授業を体感/③全体像から個々の重要事項へ解説し、体系的な理解を助ける/④図表を多様し、また、キーワードを太字にして理解し易い/⑤「コラム」で、重要項目や最近のトピックスの理解が深まる。
  • 著者について

    辻 信一 (ツジ シンイチ)
    福岡女子大学国際文理学部教授

環境法入門-対話で考える持続可能な社会 [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:信山社
著者名:辻 信一(著)
発行年月日:2021/10
ISBN-10:4797236442
ISBN-13:9784797236446
判型:A5
発売社名:信山社出版
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:法律
言語:日本語
ページ数:344ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
他の信山社の書籍を探す

    信山社 環境法入門-対話で考える持続可能な社会 [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!