"芸道"の生成―世阿弥と利休(講談社選書メチエ) [全集叢書]
    • "芸道"の生成―世阿弥と利休(講談社選書メチエ) [全集叢書]

    • ¥1,92558 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
"芸道"の生成―世阿弥と利休(講談社選書メチエ) [全集叢書]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003485325

"芸道"の生成―世阿弥と利休(講談社選書メチエ) [全集叢書]

価格:¥1,925(税込)
ゴールドポイント:58 ゴールドポイント(3%還元)(¥58相当)
フォーマット:
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:講談社
販売開始日: 2021/11/11
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

"芸道"の生成―世阿弥と利休(講談社選書メチエ) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    将軍・足利義満の寵愛を受け、芸術界の頂点を極めた世阿弥は、しかし義教の時代に一転冷遇され、佐渡配流に。一方、織田信長に引き立てられ、豊臣秀吉に優遇された千利休も、最後は秀吉から死を賜り自刃することになった。「芸道と権力の矛盾的共生」を生きた稀代の芸術家二人は、弛緩と緊張の相半ばする時代と人生の只中で、能楽と茶の湯という芸道をいかにして成らしめたのか。時の隔たりを超え、二つの巨星を突き合わせることで見えてくる、日本的美の深奥としての「遊」の境地。
  • 目次

    第一章 なぜ「世阿弥と利休」か
     一 六百余年の忘却に埋もれていた世阿弥
     二 「世阿弥と利休」という視座
     三 世阿弥と足利義満・義教
     四 利休と織田信長
     五 利休と豊臣秀吉
     六 「芸道」および「茶道」の概念史
     七 東西の芸術観の比較
     八 戦陣の中の遊楽
    第二章 世阿弥と義教
     一 足利義教――天魔と歌人が同居する将軍
     二 『風姿花伝』の「花」
     三 『風姿花伝』から『花鏡』へ――「秘すれば花」
     四 「離見の見」――演者の目と観衆の目
     五 「批判之事」――「貴人」の批評眼の意味
     六 「金島書」――「こがねの島」佐渡へ/から
    第三章 利休と秀吉
     一 『南方録』研究史の概観――茶湯ニハ、昔ヨリ書物ナシ
     二 下克上の時代の茶の湯
     三 織田信長――夢幻の如く也
     四 秀吉と利休――美をめぐる対峙と共生
     五 『南方録』の美学
     六 「利休死後」の利休
    結語 「遊」、そして現代
    あとがき 西田幾多郎の手紙(新史料)にちなんで
  • 出版社からのコメント

    稀代の芸術家二人は権力との「矛盾的共生」のなかでいかにして芸道を成らしめたのか。日本的美の深奥に触れる、哲学者による新解釈。
  • 内容紹介

    出会わざる二つの巨星、ここに出会う。
    芸術と政治権力の矛盾に満ちた「共生」の秘密を解き明かす、ドイツ哲学の大家による鮮やかな新解釈。

    将軍・足利義満の寵愛を受け、芸術界の頂点を極めた世阿弥は、しかし義教の時代に一転冷遇され、佐渡配流に。一方、織田信長に引き立てられ、豊臣秀吉に優遇された千利休も、最期は秀吉から自死を賜り自刃することになった。
    「芸道と権力の矛盾的共生」を生きた稀代の芸術家二人は、弛緩と緊張の相半ばする時代と人生の只中で、能楽と茶の湯という芸道をいかにして成らしめたのか。時の隔たりを超え、二つの巨星を突き合わせることで見えてくる、日本的美の深奥としての「遊」の境地。

    [本書の内容]
    第一章 なぜ「世阿弥と利休」か
     一 六百余年の忘却に埋もれていた世阿弥
     二 「世阿弥と利休」という視座
     三 世阿弥と足利義満・義教
     四 利休と織田信長
     五 利休と豊臣秀吉
     六 「芸道」および「茶道」の概念史
     七 東西の芸術観の比較
     八 戦陣の中の遊楽
    第二章 世阿弥と義教
     一 足利義教――天魔と歌人が同居する将軍
     二 『風姿花伝』の「花」
     三 『風姿花伝』から『花鏡』へ――「秘すれば花」
     四 「離見の見」――演者の目と観衆の目
     五 「批判之事」――「貴人」の批評眼の意味
     六 『金島書』――「こがねの島」佐渡へ/から
    第三章 利休と秀吉
     一 『南方録』研究史の概観――茶湯ニハ、昔ヨリ書物ナシ
     二 下克上の時代の茶の湯
     三 織田信長――夢幻の如く也
     四 秀吉と利休――美をめぐる対峙と共生
     五 『南方録』の美学
     六 「利休死後」の利休
    結語 「遊」、そして現代
    あとがき 西田幾多郎の手紙(新史料)にちなんで
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大橋 良介(オオハシ リョウスケ)
    1944年、京都市生まれ。京都大学文学部卒業。ミュンヘン大学哲学部博士号学位取得。ヴュルツブルク大学哲学教授資格取得。滋賀医科大学助教授、京都工芸繊維大学・大阪大学大学院・龍谷大学の教授を歴任。定年後、ケルン大学・ウイーン大学・ヒルデスハイム大学・テュービンゲン大学の客員教授を歴任。2014年より日独文化研究所所長
  • 著者について

    大橋 良介 (オオハシ リョウスケ)
    1944年京都市生まれ。京都大学文学部卒業。ミュンヘン大学哲学部博士号学位取得。ヴュルツブルク大学哲学教授資格取得。滋賀医科大学助教授、京都工芸繊維大学・大阪大学大学院・龍谷大学の教授を歴任。定年後、ケルン大学・ウイーン大学・ヒルデスハイム大学・テュービンゲン大学の客員教授を歴任。2014年5月より日独文化研究所所長。著書に『ヘーゲル論理学と時間性 「場所」の現象学へ』(創文社、1983年)、『「切れ」の構造』(中央公論社、1986年)、『西田哲学の世界 あるいは哲学の転回』(筑摩書房、1995年)、『感性の精神現象学 ヘーゲルと悲の現象論』(創文社、2009年)『西田幾多郎 本当の日本はこれからと存じます』(ミネルヴァ書房、2013年)、『共生のパトス コンパシオーン(悲)の現象学』(こぶし書房、2018年)などがある。

"芸道"の生成―世阿弥と利休(講談社選書メチエ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:大橋 良介(著)
発行年月日:2021/11/09
ISBN-10:4065258987
ISBN-13:9784065258989
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:芸術総記
言語:日本語
ページ数:275ページ
縦:19cm
他の講談社の書籍を探す

    講談社 "芸道"の生成―世阿弥と利休(講談社選書メチエ) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!