英米文学、多彩な文学解釈への誘い-シェイクスピアからシドニー、ソローからトウェイン [単行本]
    • 英米文学、多彩な文学解釈への誘い-シェイクスピアからシドニー、ソローからトウェイン [単行本]

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英米文学、多彩な文学解釈への誘い-シェイクスピアからシドニー、ソローからトウェイン [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2021/11/10
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英米文学、多彩な文学解釈への誘い-シェイクスピアからシドニー、ソローからトウェイン の 商品概要

  • 目次

     Ⅰ イギリス文学編
    第1章  講義:世界を変えるシェイクスピアの二組の恋人たちの死
                   チャールズ・モウズリー(伊澤東一訳)
    第2章  子供の反逆・『恋の骨折り損』と『御意のままに』
                                 杉浦裕子
    第3章  シドニーの『アーケイディア』
                                 村里好俊
    第4章  ジョージ・ハーバートと聖なる贈物のパラドックス
                                 山根正弘
    第5章  コンラッドの『勝利』論
                                 吉岡栄一
    第6章  アイリス・マードックの『ブルーノの夢』論
                                 山本長一
    第7章  ディラン・トマスの「言葉に彩り」とW・B・イェイツ
                                 太田直也
    第8章  キャロル・アン・ダフィの『ザ・ワールズ・ワイフ』における
                        女性の詩人たち  石田由希
    第9章  リヴァプール詩、音楽、そしてリリー・ザ・ピンク
                                 木村聡雄
    第10章 R・S・トマスの主題の変遷と神の存在証明
                                 永田喜文
     Ⅱ アメリカ・カナダ文学編
    第1章  H・D・ソローの小屋あるいは住まい
                                 奥田穣一
    第2章  『マーク・トウェイン 完全なる自伝』に探るトウェインの実像
                                 有馬容子      
    第3章  ジョン・ドス・パソスの一九三〇年代の戦い・スペイン内戦体験
                                 川成洋
    第4章  サム・シェパードのアイルランドでの再生
                                 古山みゆき
    第5章  アトウッド『またの名をグレイス』における知の体得の意味
                                 塚田英博
  • 出版社からのコメント

    個性豊かな書き手により、文学を中心に、歴史、宗教、音楽、演劇等を縦横無尽に論じる。シェイクスピア「恋人たちの死」論考他。
  • 内容紹介

    これほど刺激的な学問の領域があったのだろうか…?
    個性豊かな書き手により、文学を中心に、歴史、宗教、音楽、演劇等を
    縦横無尽に論じる新しい試み。

    本書の白眉となるものは、ケンブリッジ大学のモウズリー博士の夏期講座の
    講義録、シェイクスピアの「恋人たちの死」の論考である。
    また、古典的名作といわれるシドニーの『アーケイディア』の成立、構造、
    語りを精緻に論じた論考も含まれよう。

    そして、今論集で注目にあたいするといえるものは、新進気鋭の
    中堅・若手研究者たちによる詩論である。
    ハーバートの詩におけるシンボルのメカニズムを
    論証した詩論、トマスの詩とイェイツとの関係を探求した論文や
    キャロル・アン・ダフィの五番目の詩集についての詩論。さらには1960年代の
    リヴァプール詩における代表的な詩人の音楽活動との関係に論及したもの、
    現代詩人のR・S・トマスの詩を「否定神学」の観点から論じたもの等である。

    それらに加え、コンラッドの「勝利」論、マードック『ブルーの夢』、
    H・D・ソローの「住まい」、トウェインの実像をめぐる論考ほか、
    J・D・パソスにおけるスペイン内戦、シェパードのアイルランドと演劇、
    アトウッド『またの名をグレイス』を論じたものまで、様々な論点をさらに
    切り開こうとする意欲的な論考に溢れた論集が本書ということになる。

    【収録内容】
     Ⅰ イギリス文学編
    第1章  講義:世界を変えるシェイクスピアの二組の恋人たちの死
                   チャールズ・モウズリー(伊澤東一訳)
    第2章  子供の反逆・『恋の骨折り損』と『御意のままに』
                                 杉浦裕子
    第3章  シドニーの『アーケイディア』
                                 村里好俊
    第4章  ジョージ・ハーバートと聖なる贈物のパラドックス
                                 山根正弘
    第5章  コンラッドの『勝利』論
                                 吉岡栄一
    第6章  アイリス・マードックの『ブルーノの夢』論
                                 山本長一
    第7章  ディラン・トマスの「言葉に彩り」とW・B・イェイツ
                                 太田直也…

    図書館選書
    個性豊かな書き手による、文学を中心に、歴史、宗教、音楽、演劇等を縦横無尽に論じる新しい試み。白眉となるシェイクスピア「恋人たちの死」論考他、新進気鋭の中堅・若手研究者たちによる詩論等も、注目して然るべき論集。
  • 著者について

    川成 洋 (カワナリヨウ)
    かわなり よう 1942年生まれ。法政大学名誉教授。北海道大学文学部英文科卒業、東京都立大学大学院修士課程修了。社会学博士(一橋大学)。現代スペイン学会会長。ロンドン大学客員研究員、ケンブリッジ大学客員研究員、マドリード大学客員研究員を歴任。書評家。武道家(合気道6段、居合道4段、杖道3段)。著書等に『スペイン通史  シリーズコンパクトヒストリア』(丸善出版、2020年)、『スペイン内戦〈一九三六~三九〉と現在』(川成洋、渡辺雅哉、久保隆 編、ぱる出版、2018年)、『英国スパイ物語  中公選書』(中央公論新社、2018年)、『イギリスの歴史を知るための50章  エリア・スタディーズ ヒストリー』(川成洋 編著、明石書店、2016年)、『スペイン文化事典』(川成洋、坂東省次 編、セルバンテス文化センター東京 編集協力、丸善出版、2011年)ほか多数。



    吉岡 栄一 (ヨシオカエイイイチ)
    よしおか えいいち 1950年生まれ。東京情報大学名誉教授。法政大学大学院英文学専攻博士課程満期退学。トルーマン州立大学大学院留学。日本コンラッド協会顧問。日本オーウェル協会会員。『マーク・トウェイン コレクション全20巻』(彩流社)を責任編集。著訳書等に『函館 歌と文学の生まれる街 その系譜と精神風土』(アルファベータブックス、2020年)、『開高健の文学世界 交錯するオーウェルの影』(アルファベータブックス、2017年)、『ジョージ・オーウェルと現代 政治作家の軌跡』(彩流社、2014年)、『英米文学にみる仮想と現実 シェイクスピアからソロー、フォークナーまで』(川成洋、吉岡栄一 編、彩流社、2014年)、『村上春樹とイギリス  ハルキ、オーウェル、コンラッド』(彩流社、2013年)、『文芸時評 現状と本当は恐いその歴史』(彩流社、2007年)ほか。



    伊澤 東一 (イザワトウイチ)
    いざわ とういち 1942年生まれ。拓殖大学名誉教授。明治大学大学院英文科修士課程修了。著書等に『クリスマス・イヴの仏教徒  幾つになっても、一歩踏み出せば、世界は広がる 還暦を迎えてから単身渡英した一仏教徒の留学体験記』(22世紀アート、2021年)、『田園のイングランド 歴史と文学でめぐる四八景』(宇野毅、市川仁、石原孝哉、伊澤東一 編著、彩流社、2018年) 、『英米文学に描かれた時代と社会 シェイクスピアからコンラッド、ソロー』(川成洋・吉岡栄一・伊澤東一 編、悠光堂、2017年)、『イギリスの四季 ケンブリッジの暮らしと想い出』(石原孝哉・市川仁・伊澤東一・宇野毅 編著、彩流社、2012年) ほか。

英米文学、多彩な文学解釈への誘い-シェイクスピアからシドニー、ソローからトウェイン の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:川成 洋(編)
発行年月日:2021/11
ISBN-10:4779127920
ISBN-13:9784779127922
判型:B6
発売社名:彩流社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学その他
言語:日本語
ページ数:375ページ
縦:20cm
横:14cm
厚さ:3cm
重量:512g
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