風の神送れよ(ブルーバトンブックス) [全集叢書]

風の神送れよ(ブルーバトンブックス) [全集叢書] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  長野県南部、天竜川上流域を中心に伝わる「コト八日行事」。厄災や伝染病をもたらす疫病神（コトの神）を祓い、地区境まで送りだすこの行事は、約四〇〇年にわたりこの地で伝承されてきた。なかでも、優斗たちが暮らす地区には、めずらしい風習が残っている。二日間にわたる行事のすべてが子どもたちの手にゆだねられるのだ―。さまざまな困難に立ち向かいながら、懸命に責任を果たそうとする子どもたちの姿を鮮やかに描きだす、成長と友情の物語。

• 出版社からのコメント

  冬の長野県伊那谷を舞台に、さまざまな困難に立ち向かい、自らの責任を懸命に果たそうとする子どもたちの姿を鮮やかに描く。

• 内容紹介

  長野県南部、天竜川上流域を中心に伝わり、国の無形文化財にも指定されている「コト八日行事」。優斗たちが暮らす地区では、二日間にわたるコト八日行事のすべてが子どもたちの手にまかされ、行われるのだ。コロナ禍で行事の開催自体があやぶまれる中、はたして優斗と仲間たちは、家々にすくう疫病神を祓い、無事地区境まで送ることができるのか？　さまざまな困難に立ち向かい、自らの責任を懸命に果たそうとする子どもたちの姿を鮮やかに描く。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  熊谷 千世子(クマガイ チセコ)
  長野県生まれ。信州児童文学会会員。第１９回小川未明文学賞優秀賞受賞

風の神送れよ(ブルーバトンブックス) [全集叢書] の商品スペック