もうひとつの「流転の海」(新潮文庫) [文庫]

もうひとつの「流転の海」(新潮文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  「流転の海」全九部を読了した時の感動の中に芽生えた小さな喪失感は、やがて熊吾ロスとなって大きく育っていく。そこで、調査するライター堀井憲一郎が、宮本輝の全短編、全エッセイを渉猟し、松坂一家と思しき人々の軌跡を捉えた作品を探し出した。「寝台車」「吹雪」「夕刊とたこ焼き」「力道山の弟」「小旗」「お天道様だけ追うな」「眉墨」等、「流転の海」の輝きそのままの傑作が１５編集まった。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  力
  寝台車
  吹雪
  雪とれんげ畑
  夕刊とたこ焼き
  正月の、三つの音
  力道山の弟
  私の「優駿」と東京優駿
  紫頭巾
  私の愛した犬たち
  「風の王」に魅せられて
  小旗
  お天道様だけ追うな
  眉墨
  母への手紙―年老いたコゼット

• 内容紹介

  「流転の海」全九部を読了した時の感動の中に芽生えた小さな喪失感は、やがて熊吾ロスとなって大きく育っていく。そこで、調査するライター堀井憲一郎が、宮本輝の全短編、全エッセイを渉猟し、松坂一家と思しき人々の軌跡を捉えた作品を探し出した。「寝台車」「吹雪」「夕刊とたこ焼き」「力道山の弟」「小旗」「お天道様だけ追うな」「眉墨」等、「流転の海」の輝きそのままの傑作が15編集まった。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  宮本 輝(ミヤモト テル)
  １９４７（昭和２２）年、兵庫県神戸市生れ。’７７年「泥の河」で太宰治賞を、翌年「螢川」で芥川賞を受賞。『優駿』（吉川英治文学賞）『約束の冬』（芸術選奨文部科学大臣賞）『骸骨ビルの庭』（司馬遼太郎賞）等著書多数。２０１０（平成２２）年、紫綬褒章受章。’１８年、「流転の海」シリーズ全九部（毎日芸術賞）を完結させた
  
  堀井 憲一郎(ホリイ ケンイチロウ)
  １９５８（昭和３３）年、京都市出身。著書多数

もうひとつの「流転の海」(新潮文庫) [文庫] の商品スペック